KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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イディオムと英語を話す力

Posted on: 2014年9月15日(月) 17:26

yumejuku1

今はもう多くが大学生になっている66回生には、英語を話せる
ようになってほしいなと願ってきました。

言い換えれば、高い表現力を身に付けてほしいなと願っていま
した。ですので、高2の二学期と三学期は『ユメタン』と『ユ
メジュク』をダブルで進めていきました。

生徒たちに相談したのですが、多少きつくなってもそのほうが
いいということでした。僕もそう思いました。

英語を読んだり聞いたりする力(受信力)は数をこなすことで
身に付けることができますし、ある時期にガーっと単語を覚え
ることで、模試などでもかなり高い点数を取ることができます。

が、英作文をさせてみると、その人の英語力は如実にわかるも
のでして、表現力の低い人の文章はなかなか読めたものではあ
りません。同じ単語が何度も出てきますし、同じような内容が
何度も出てきます。

イディオムや慣用表現は重要です。

特殊なスラングを用いて表現するのはあまりお勧めできません
が、ネイティブであれば誰でも知っているような表現であれば
知っておくようにしておくべきです。
(go so far as to doやbe through withなど)

book001

英作文では「ミスのない英文」を作るように指導するのは重要
かもしれませんが、ミスがなければいいのかという問題もある。

この日本人の書いた文章は幼稚な表現しか使われていないじゃ
ないかという英語しか書けない生徒にしたくありません。

入試という観点で言えば、自由英作文の問題では、ミスが全く
なくても熟語もない幼稚な文章だと大減点されてしまいます。

高3生徒はさすがにもう今から熟語を始めるのは時間的にどう
かという問題がありますが、高2以下の生徒はやっておいたほ
うがいいと思いますね。

覚える際にはフレーズごと覚えてしまうことです。日本語を見
たら即座に英語が言えるようにすると、英語を話す力がアップ
しますので、CDを使って英作文だけではなく、英語を話す力
もアップさせてみてくださいね。

 

今日もブログにおいで頂きましてありがとうございました。
ちなみに『ユメジュク』に載っているイディオム程度なら
知ってるぜというレベルにすると、かなり英語を話す力が
高くなってきます。フレーズをクイックで、ですよ。

 


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