KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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基本に忠実に

Posted on: 2015年3月11日(水) 0:09

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甲子園出場校としてはお馴染みになった感のある九州学院高校の
磯田先生からお電話を頂戴しました。

1月に天草高校さんと玉名高校さんを訪問したときに、九州学院の
生徒に会ってやってほしいと言われて、夜に学校に行ったのです。

そうしたら自習している生徒がいました。もちろん自習監督の先生は
いらっしゃいません。ひとりで自習していました。

その生徒は『ユメタン』をやりこんでやりこんで、最後は『ユメタン③』
のフレーズまで何周も反復して覚え込んだそうです。

磯田先生の電話は「彼が東大文Ⅰに合格しました」と伝えるための
ものでした。「戦後、うちから東大が出るなんて初めてじゃないかって
職員室じゅうで湧き上がっています!」と興奮されていました。

磯田先生もその生徒もおめでとうございます。よく頑張りました。

todai2

先日は他の学校の先生からもご連絡を頂戴いたしましたけれども、
『ユメタン②』を反復して、模試で英語の偏差値が93の生徒が出た
とのことでした。

うちはそんな学校じゃないのにと興奮されていました。

当たり前のことだと思うんですが、外国語を勉強するのに言葉を知ら
ないまま、要するに単語の勉強をしないまま、伸びるわけないですよ。

いろんな人がいろんなことを言ってるので、自分の思うとおりに勉強を
すればいいとは思うけど、単語を知らない人が伸びるわけないです。

断言します。

ただし、単語集だけではダメなので、文章を読んだり、聞いたり、或は
英語を書いたり話したりする中で使うものも同時に覚えていきます。

要するに知らないなと思ったら覚えるというのが基本姿勢でしょう。

九州学院さんや偏差値93は何も珍しい話ではありません。

公立中学から公立高校に進む生徒たちでも、東大や医学部などに
合格できます。正しい方法を知って、それに沿って勉強すれば。

それは何も先取りして勉強することでもなければ、特別な何かを覚え
たりすることでもありません。

逆に、灘みたいな超進学校に通っていても、覚えるべきことを覚えず
過去問や難しい問題ばかり解いていても英語はあまり伸びないはず。

 

toudai06

英語で言えば、基本となる単語、大学側が要求する単語ぐらいは覚え、
覚えながらその知識を知恵に変えるべく、読んだり聞いたり書いたり
話したりしながら、覚えたものを使おうとすることです。

たったそれだけのことです。英語に関しては。

この4月から僕は中学1年生の担任をし、6年間持ち上がりますけれども
生徒たちには、まずは英語を勉強したいなと思って貰ったうえで、英語が
しっかりと話せるようにいろんな知識を身に付け、それらを知恵に変える
ための努力を重ねてもらおうと思っています。

最後になりましたが、九州学院の生徒さん、それと偏差値93の生徒さん、
僕の本がお役に立てたのであれば嬉しく思います。ありがとう。

これからも努力を重ねて、自分の目標をどんどん達成していってください。

『夢をかなえる英単語ユメタン』の「夢をかなえる」にはそういう願いを
込めてあるのです。

多くの生徒たちが基本に忠実に努力し、それぞれの夢を叶えてくれること
を心から願っています。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
こういうご連絡はホントに嬉しいですね。
著者冥利に尽きます。

 


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