相変わらず「やる気が出ない」的なメールを高校生から頂くんやけど
やる気が出ない原因をちゃんと分析しとるんじゃろうか?
嫌なことがあって、どうも凹んでいるという場合は、気持ちを切り替え
るか、あるいはそういう時は早い目に寝て、修復を待つかすべし。
いや、そういうわけではなくて、何故か手につかないという場合もある。
気持ちはわかるが、そういう場合は他人にはどうしようもない。
大人はそういうわけにはいかんのだ。
「君、この書類に目を通して、報告書を書いてくれ」と上司。
「いやぁ、やる気はあるんですが、どうも仕事が手につかなくて」と部下。
この場合、吹き飛ばされます。社会的に。
だから大人は「今日は熱が少しあるな」とか「どうも眠いな」とか「なんか
休みたいな」と思っても、気持ちに鞭を振り下ろして職場に行くのだ。
高校時代はよかったな。だって宿題をしなくても勉強しなくても、自分が
損するだけで、誰にも迷惑かからんかったし、社会的罰も受けなかった。
自爆するだけだったからね。
ただまぁ、その自爆を良しとするならサボればいいんじゃないか。
堕ちるところまで堕ちて、それで気が付いたのであれば、そこからまた
自己復活を期して努力すればいいのではないかと思うわ。
本当にやる気はあるが、教科書を開いてもわからないから長続きせん
というタイプの人は、それはやる気云々の問題ではないのだ。
基礎力がないとやる気は続かない。
それは野球も楽器も人間関係ですら同じなのだ。
そういう場合には、基本的な知識をインプットさせないと勉強に対する
モチベーションはあがらない。英語で言うなら『ユメタン⓪』レベルの
単語も怪しいという状態では、英語の勉強が面白くないと思う。
それは先生の授業がどうこうというレベルじゃない。自分でしっかりと
基礎作りをすべき。ある程度のインプットができれば、「お!わかるぞ」
が増えてくるので、勉強が面白くなってくる。
いろんな理由でやる気が出ないこともあろう。まぁでも頑張れ。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
6月6日に急きょ、札幌に行くことになりました。
北海道の皆さん、宜しくお願いいたします。