神戸や豊中などで明光義塾を運営されている株式会社D’Z PROJECT
さんからご依頼を受け、個別指導をする先生方に「生徒たちにどう指導を
行うか」という演題で講演をしてきました。
講師の人たちの多くは神戸大や大阪大の大学生なのですが、みなさん
僕がびっくりするほど熱心で、懇親会では個別の相談会となりました。
塾や予備校ではあまりにも先生方が前に立って教えすぎるあまりに
最も大切な「覚えるべきことを覚える」が後回しになりがちです。
また、先生方が教え過ぎると、学習姿勢が受動的なものとなります。
そこから主体性を生み出すことはかなり難しいものです。
大切なのは、生徒たちが「自分で勉強しないとな」と思えるようになる
指導だと僕は思っています。
覚えるのが苦手という生徒はたくさんいます。僕らの時代だって同じ
でして、九九などは親がつきっきりで何度も反復して覚えたものです。
英語の場合はどうでしょうね。たとえば僕はいま中1で過去時制を
やっていますが、何度繰り返しても間違える子は間違えます。
これを「そのうちできるようになる」とか「塾へ行けばできるようになる」
と考えることは、極めて危険ではないでしょうか。
そういう部分についてはつきっきりでいいと思います。
覚えさせるための指導こそ、かなり粘り強くならねば伸びません。
でも何もかもつきっきりだと、学ぶ主体性が育ちません。
そういった観点で、教える側の基本的な姿勢や指導方法について、
話をさせていただきました。
社長の林さん、ありがとうございました。
とてもいい機会になりました。
教室を運営されている皆さん、講師の皆さん、これからも子どもたちの
ために頑張ってくださいね。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日の朝に札幌に参ります。