灘校の図書館を外から撮影したものです。外の階段のところでは
よく生徒たちが座って話をしている光景が見られます。
今日は久しぶりにどっぷりと図書室にこもって本を読んでいました。
普段は空き時間でも教材を作ったりノートチェックをしたり、様々な
仕事が立て込んでいるのですが、毎月発行している生徒向けの
推薦図書コラムの件で図書室に行って、そのまま居座りました。
自宅にもたくさんの本があるのですが、やっぱり図書室は違います
ねぇ。今さらながら。絶版になった本もあり、パラパラとページをめく
っていると、とても幸せな気持ちになります。
定年退職したらいっぱい本が読めるなぁと思いながら、普段は読ま
ないような本を手に取って読んでおりました。
最近の若者は本を読まなくなったと言われますが、たぶんその最大
の原因は、大人が本を読まなくなったことにあると思っています。
というより大人に本を読めるほどの余裕がなくなったと言い換えられ
るかもしれませんね。時間の余裕と心の余裕が。
生徒たちが「勉強が忙しくて本が読めない」と言うのを聞くと、勉強の
方法を明らかに間違えてるなぁと思いますが、仕事が忙しくてなかなか
本が読めないという大人がたくさんいるからじゃないかなと思って
しまうのです。
大人こそもっと心に余裕を持って、読書を楽しむべきなんですよね。
僕はある意味、本を読むのが仕事という職種なので幸運です。でも
だからこそ、生徒たちに自分の読んだ本をたくさん紹介してやろうと
思っています。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
来年から本格的に小説を書いていきます。