明日が冬休みの宿題考査なんですよ。今日の授業の位置づけ
が微妙やなと思いましてね。入学から卒業まで、全ての授業
には意味があります。無駄な授業は1コマもありません。
自習なら自習なりの意味があります。
で、今日はどうしようかなと思ったのですが、高3生徒たち
が2学期にやったマーク模試の一部をやってもらいました。
今週末は灘中学校の入試ではありますが、同時に世間的には
センター試験のほうがビッグイベントですしね。
もちろんセンター対策としてやったのではありません。
いまの僕の生徒たちはセンター試験を受けませんしね。
高3になったとき、つまり3年後、この程度は満点が取れる
君でいてくださいねということを明示するためにやりました。
簡単は簡単やろ?と僕。
そうですね、でも・・・と生徒たち。
君たちが行きたいと言っているような大学に入りたいのであ
れば、センター試験は満点とは言わないまでも、英語はでき
ることなら190以上は取りたいところやなと言うと、微妙な
空気になりました。
簡単ではあるけれども、95%となると・・・とでも思ったの
でしょうか、いつも以上に真剣な面持ちになっていました。
明日は宿題考査。
範囲が決まった試験でも95%どころか80%も取れないような
生徒が、実力試験であるセンター試験や共通テストで95%取
れるのかと考えると、かなり厳しいと言わざるを得ません。
灘校生と言えども東大や医学部に入るのは簡単ではありませ
ん。自分で勉強する姿勢がないと不合格になります。
明日からの生徒たちに期待しております。今日のセンター試
験模試の問題で満点を取った子が10名ほど。よく考えたら正
解できたのに!などと、終わってから悔しがっていた子たち
が大半。そう簡単じゃないことがわかったはず。
その点で今日の授業は大きい意味を持ったのではないかなと
思っております。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
毎日帰宅してから何十分もさくらと遊んでおります。