KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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できそこないが教員になってよかった

Posted on: 2018年1月30日(火) 20:43

nagara

高1の途中ぐらいから学校が嫌で嫌でたまらなくなりまして。
たぶん高2のときは60日~70日は欠席したんちゃうかなぁ。

幸いにしてぜん息を患っておりました。

おかげで朝から咳をすると、両親が「無理するな」と言うて
くれるんです。親が無理するなって言うのに無理したらあき
ませんやろ。だから休んで、家で本を読んでいたんです。

当時の自分が今の学校に行ってたら「不登校」っていう印鑑
を押されてたんちゃうかな。

教員になってよかったと思っています。

恵まれているくせに努力せず、親に悪態ついて甘えてる生徒
はあまり好きではありません。堕ちるところまで堕ちたほう
がその子のためになるのではないかと思っています。

無理して東大に入れるために補習に補習を重ねるのは、その
生徒のためにならないと思っています。

今の僕が当時の僕を見たら、きっと放置すると思います。

教員になってよかったと思っています。

能力とは無関係に、一生懸命生きてる生徒が大好きです。

なんだかんだ理由をつけて勉強しない生徒、努力しない生徒
を見ると、自分を見ているみたいで悲しくなります。

そんな生徒には面談を何度かしますが、それでも努力しない
生徒は、申し訳ないが、どんどん堕ちろと願っています。

救い過ぎるのは良くない。

堕ちてわかることが多々あるのです。

日本の学校は、僕は救い過ぎだと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
面倒見のいい先生がいい先生だと思われている時点で
日本の教育は完全に間違っています。

 


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