KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

やる気が出ないとき

Posted on: 2018年2月14日(水) 19:59

028

3年前かなぁ、4年ぐらい前かな、えらいスランプに陥って
しまいました。まったく本が書けなくなったんですよ。

それが2年間続きました。

『蛍雪時代』と『English Journal』の連載は書き続けていた
のですが、あんなに好きだった文章を書くことができなくな
ってしまいまして、モチベーションがダウンしたんです。

どうして書けなかったのかわからないんです。

当時の日記を読むと「少しだけでも書こう」とか「今日程度
でもいいから書き続けるべし」とか書いてあります。

やる気のない状態でも『蛍雪時代』と『English Journal』は
書いていたし、このブログも毎日更新していましたので、
いつかは点火するに違いないと思ってはいたんです。

ある時から書けるようになってきました。

コツをつかんだんです。

そのコツについて少し書きます。

019

学校にいるときは学校の仕事や生徒たちの対応をしています。
帰宅してから書物に没頭することになります。

帰ってからの姿勢に問題があるんやろうなと思っていました。

あるときに分析してみたんです。どのタイミングでやる気が
ダウンするのか。だって学校ではしっかり働いていますので。

帰った瞬間にホッとしてしまうことがわかりました。

帰ってコーヒー飲んでゆっくりしているうちに眠くなってき
て、パソコンを立ち上げてブログを更新してフェイスブック
を更新して・・・あぁ、だんだん落ちてくる・・・

というのがわかってきたんです。

工夫するようになりました。

1つ、有効な手段を発見しました。

切りのいいところで仕事を終えないようにしたんです。

よく「切りのいいところで」って言うじゃないですか。

僕はたとえば原稿を「という意味である。」で今日の執筆を
終えるのではなく「という意」ぐらいで終えるようにしたん
です。えらい中途半端なところで切るようにしました。

すると翌日の仕事は「味である。」と書くところから始める
ことになりますよね。まずはスタートしてしまえるようにし
たのです。そうするとその続きも書けるようになりました。

これは大きい発見でした。

中途半端なところで仕事を終えると、翌日はその途中からス
タートすることになり、いったん始めてしまうと今度は止ま
るのが難しくなるというのを発見したんです。

人間の行動も慣性の法則に従っている好例です。

最近も学校から帰ったら昨日の続きからスタートします。

コーヒーも仕事を始めてから飲むようにしています。まずは
スタートすることです。ホッとしてしまうと始められない。

昨日の仕事は信じられないぐらい切りの悪いところで終わっ
ていますので、再開しやすいんです。

どうもやる気にならない人、やらなければならないのはわか
っているのにどうも手につかない人、苦しいですよね。

まずは分析してみてください。

その上で、いろいろ試してみればいいと思うのですが、僕の
「切りの悪いところで終わる」もトライしてみてください。

いったん始めてしまうと続くものです。

やってみてください。多少やる気に欠ける日でも、いったん
始めてしまえば続けている自分を発見できるはずですから。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は高校から入る子たちの説明会です。

 


ACCESS COUNTER

Total 37990103 Hits!

▲PAGE TOP