KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

浪人している人たちへ

Posted on: 2018年4月21日(土) 21:22

123

さくら、側溝のつなぎ目に来ると覗き込むんです。
暗くて中が見えるわけないのに。面白い習性ですねぇ。

それと郵便屋さんを見つけると追いかけるんです。

君に郵便物が届くことはないわと語りかけています。

120

先日から京都に行く機会が増えています。京都にある文英堂から
本を出す関係で、京都によく行くのです。詳細はまた書きます。

先日、久しぶりに堀川丸太町を通りました。

二条城のすぐ近くです。

僕はそこにある駿台京都校に通いました。

今から思えば呑気だったように思います。浪人生のくせに。

でもさすがに2浪はできないなという思いはありました。

特に僕の席の隣に座っていた人が3浪生やったんですよ。
そして講師や本の悪口や批評ばかりしている人でした。

あの講師は良くない、この問題集は良くない・・・

一番良くないのは君だと思うよと言いたいのをこらえて、
いつもどおり「こんな人と一生付き合う訳ではないんだから
表面的な付き合いでいいや」と思って何も言いませんでした。

106

僕は浪人したんだから、自分が一番ショボイんだという意識を
ものすごく強く持っていました。だから誰かを批評するとか
問題集を否定するとかいったメンタリティーはありませんでした。

ただひたすらに英語の単語と古文の単語と日本史の一問一答を
毎日毎日15時間ぐらいかなぁ、繰り返していました。

さすがに寝る以外の時間を勉強に、特に『試験に出る英単語』と
『実戦トレーニング古文単語』、そして『一問一答問題集』に
割いていましたので、数か月後には慶応にA判定が出せるように
なっていました。文系に関しては、知識があれば相当バカでも
この程度の成績は出せるんやなぁと思ったものです。

なのに慶応に落ちたのは2学期から小説を書き始めてしまった
からで、行きたかった慶応の仏文科への入学を断念し、
関西学院大学文学部英文学科に進むことになったのです。

僕の高校時代の成績は惨憺たるものでしたので、教員になって
からも成績の悪い子たちに「まずは知識をつけたほうがいいよ」
とアドバイスするようにしています。

知識もないのにいい知恵が浮かぶわけがないのですから。

今でも英国社に関しては「覚えることも覚えないで苦手と言う
のはやめたほうがいいよ」と言うようにしています。

そして覚える気にならないのであれば、勉強はやめたほうがいい
と思うとも言っています。だって大学に行ったり社会に出たり
したら、また新しいことをいっぱい覚えねばならないのですから。

自分に甘えずにできるかどうかですよね、勉強って。

スポーツも音楽も全部一緒やけど。

浪人した人は来年こそ合格できるよう、せめて1日15時間程度は
勉強して、まずは知識を増やしたほうがいいですよ。
睡眠は大事なので、15時間程度でいいと思う。無理は禁物なので。

その程度もできないようだと、来年もまた失敗するかもしれない。
講師の悪口を言ったり問題集の批判をし始めたら要注意です。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
さくら、今は僕の隣で爆睡中です。

 


ACCESS COUNTER

Total 37973271 Hits!

▲PAGE TOP