KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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超高校級とは言うけれど

Posted on: 2018年8月16日(木) 12:52

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一昨日の夜、沖縄県代表で全国高校野球選手権大会に出場している
興南高校の宿舎に、我喜屋監督や先生方を陣中見舞いしてきました。

投手の起用法など、いろいろとお話をお伺いし、やっぱりこうして
何度も甲子園に高校生を連れてくる人はいろいろ考えているんだな
と感心しながらお話をうかがっておりました。

我喜屋監督、興南の理事長でもあり、校長先生でもあります。

昨日の試合は健闘むなしく敗れましたが、また来春に向けてチーム
を鍛え直されるんだろうと思います。

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ちなみに今年も「超高校級」の選手が出場していますね。

大阪桐蔭の根尾君や藤原君など、スポーツ新聞の一面を飾る
高校生もいて、凄いなと思ってみております。

が、毎年こういうふうに大人が「ドラフト1位で消える!」
「即戦力!」なんてたきつけるのは良くないですよね。

確かに金の卵ではありますが、ではプロ(社会)で通用するか
となると、まだ全くわからないのです。

わがドラゴンズの小笠原投手も夏の優勝投手ですが、まだまだ
安定感に欠けますし、当時のドラフトの目玉だった高橋純平君、
オコエ瑠偉君、平沢大河君なんかも伸びてきていません。

昨年、僕の座っているシートの横にHRを打ち込んだ中村君は
広島で猛練習していると聞きますが、清宮君や安田君も含めて
プロ野球で活躍できるかどうかはまだわからないのです。

甲子園で活躍している生徒たちも、確かに超高校級なのかも
しれませんが、あまりチヤホヤすると良くありません。

彼らはまだまだ未知数なのですから。

超高校級と呼ばれている子たちには「自分なんてまだまだ全然
あかんのや」と自己評価し、誰よりも謙虚に努力してほしい。

皆さんはまだ普通の高校生です。超高校級なんて言っているの、
マスコミの人たちだけ。社会は厳しいねんで。

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それに少し視点を変えて話をしますが、大学受験をするために
この夏に必死に努力している子たちだって同じ金の卵なのです。

それほどスポットライトは当たらないけど、甲子園で野球をして
いる子たちと同じで、将来の日本を背負う「金の卵」なのです。

どうも野球は青春で、受験は暗いというようなイメージがかなり
前からありますが、東大に進む子だって超高校級なのです。

マスコミの皆さんは新聞の部数を伸ばすために必死なのだとは
思うのですけれども、努力している全ての子どもたちが
金の卵なのだという認識だけは忘れないでほしいなと思っています。

高校球児たち、がんばれ!

受験生たちもがんばれ!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕は僕で超人間級と呼ばれるように頑張りますわ。わはは。

 


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