自由英作文の指導についてみんなで勉強している場面なのです。
みんなでブレスト(ブレーンストーミング)をしています。
自由英作文(とスピーキング)については、英語力だけでどう
なるものでもありません。「簡単な英語で書け」とは言うけど
英語より何より「発想力」の部分が重要なのです。
いくら正しい英語で書いても、発想や論理展開が間違っている
答案では0点になってしまいます。
でもそもそも教員が「発想の仕方」を教えるのは難しいのです。
発想の例なら紹介できますけどね。
その点でブレストはより多くの発想例に触れることができます。
これは灘校の教室でのブレスト風景です。僕が出した問題に
対して自分の考えをメモします。そしてそれぞれが書いた
メモを突き合わせるのです。それがブレーンストーミング。
セミナーでは自由英作文の取り組み方や指導法をご紹介して
先生方にも実際に体験してもらっています。
まずは教員ができないと話になりませんからね。
自分の書いた文章を見直すいい機会になります。
自由英作文やスピーキングはブレストが命です。
そしてそれの積み重ねが「簡単な英語で書く」につながり、
極めてクオリティーの高い文章を書けるように、徐々に
なってくるのです。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
台風は大丈夫でしょうか。東京は風が強くなってきました。