福島県教委から依頼されたのは自由英作文の授業ですので
今回はそれに特化して生徒たちにどう書けば高得点を
もらうことができるのかについて話をしています。
いつも灘の生徒たちに話していることなのですが。
「ミスのないよう、自分の英語力の範囲で書けばいいよ」
的な指導をされることがあります。
が、それでいいのでしょうか。
ミスがなければ点数が与えられるのでしょうか。
それは全く違います。
ノーミスであっても、表現力と発想力が低ければ1点も
与えられないはずですし、東京外国語大学のように
その2つが50:50の配点だと公表している大学でなくても
それらを意識した採点が行われるはずです。
配点が10点だとすれば、問題要件に合う発想に基づいた
英語が書かれてあるかどうかが最初の関門です。
そのうえでイディオムやつなぎ言葉などを効果的に使い
ながら、その大学のレベルに応じた英文を書かないと
中学生でも書けるような英文では合格点はもらえません。
で、どういうふうに指導するのかについてはセミナーや
メルマガを使って、指導者向けには伝えていますが、
生徒たちには灘校生以外に伝える方法がない(厳密には
本という形ではあるが、伝わりにくいので)ものです。
なので、こういう勉強会は非常に有効だと思っています。
合宿は終わりました。みんな笑顔で帰っていきました。
どうやった?と聞きましたところ「ものすごく良かった」
と笑顔付きの返事をしてくれました。
また来年以降も福島県のお役に立てれば欣幸の至りです。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
灘の生徒たちにも早く授業がしたいなと思っています。