KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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お勧めの50冊について思うこと

Posted on: 2010年1月22日(金) 12:58

What’s this?

これは何でしょう? Happy Birthdayと書いてあります。うーん、お皿かな?

What???

キムタツ先生&サカイさん? 酒井さんといえば、Nextstage社の社長の??
なんだこりゃ?

cake2.JPG

というわけで、バースデーケーキでした。中台君、おっさん二人のためにありがと。
楽しい会食になりました。大阪のジュンク堂書店さんの担当者さんたちとの会食。

大阪梅田には2つのジュンク堂さんがあります。

1つは大阪本店。堂島アバンザの中にありまして、おそろしくでっかい書店さん。

阪急にある紀伊國屋書店本店さんかジュンク堂書店本店さんが、フロア的には
キタの二大書店さんと言えるかもしれません。

旭屋書店さんやブックファーストさんも大きいな。詳細はちょっとわからないけど。

それからホテルヒルトン大阪の5階と6階に、ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店
さんがあります。2フロアを使って、かなり広々と展開されています。

梅田駅から直結しているので、ヒルトンプラザ店さんは本店さんより便利です。

そのジュンク堂書店大阪本店さんと梅田ヒルトンプラザ店さんの担当者おふたりと
われわれとで会食やったんですけどね。

教育が学校、生徒、保護者、さらには予備校や出版社との連携で成り立つのと同
じように、活字文化の栄衰は書店、取次、出版社、著者、読者、さらに言えば教員、
生徒や学生たちの連携で成り立つものではないかと思っています。

本が売れなくなったそうです。インターネットが普及して、携帯電話でインターネット
ができるようになり、電車の中で雑誌を読んでいる人が激減しました。

誰でも知っているような雑誌が、多いときには120万部が週に売れていたのにも
関わらず、今では数十万部になり、大手出版社の経営が逼迫していると。

案内パネルです。

受験生も学校で一括採用される本だけで精一杯で、なかなか書店へ足を運んで
買おうという人は少なくなってるらしいし、書店に行ったら行ったで本がすごく多くて
どれを選んでいいのかわからないという状況なのは、僕も経験したことがある。

僕は自分がいいと思った勉強法や、自分が使いたい本を書き続けているわけで、
選択権は読者サイドにあるわけです。

その読者サイドも情報が多すぎて、どれを選択していいのかわからないという悲惨
なことになっているのが現状なのではないかなと思っているのです。

で、書店さんに行ってどれを選んだらいいかというのがわからないという人のため
に、というのもあって、『ユメ勉』の最後に「お勧め50冊」のページを作ったんです。

1冊1ページ。つまり全体の50ページも割いて紹介しました。

その書店の担当者さんお二人に著者用の2冊をプレゼントしました。中身を見てく
ださったのですが、「これはすごくいい!」と仰ってくださいました。

それから数冊のご著書を挙げさせていただいた安河内先生と大矢復先生からも
ありがとうのお言葉を頂戴しました。こちらこそ感謝しております。

プロの人たちが見たら、もしかしたらもっといろいろ書いてほしかったと思われるの
かもしれません。でもね、これは今まであったような自己啓発本じゃない。

生徒向けに書いた本です。表面的な勉強をしていると伸びないよというメッセージ
をどうしても伝えたかったので書いた本です。だから極力わかりやすく書いた。

そして最初から最後まで、僕の語り口調で書きました。関西弁じゃないけど。

先生方用に「こうやって僕は教えてる」というのが次作になります。それはまたそれ
で楽しみながら書いてみたい。採用した全ての本の使い方まで書いてみよう。

例えば『ユメ勉』に書かなかったこと。

・英語Ⅰや英語Ⅱなどの教科書をどのようにアクティブに使って授業しているか。

・ライティングなどの教科書をどのようにアクティブに使って授業しているか。

・楽しくも厳しい文法の授業をどのようにして展開し、知識を定着させているか。

・単語のテストをどうやっているか。再テストはどうか。

こういう視点ってのは、生徒たちは関係ないですから、『ユメ勉』には書かなかった。
むしろ先生方向けに書くべきではないかと思いまして。

で、『ユメ勉』の後ろに載っている「お勧め50冊」のフェアを全国展開してくださると
聞いております。いろんな書店さんで。ありがたいことです。

僕の本が売れるとか売れないとかではなく、その50冊が売れたらいいなと思う。
安河内先生や大矢先生、竹岡先生や和田玲先生といった先生方の本が売れて、
そして受験生たちがその使い方を『ユメ勉』を見ながら、潰してくれればいいなと。

そうしたらもっと英語ができる日本人が増えるのではないかと思うのです。

どれを買っていいのかわからないから買わないという人、その気持ちはものすごく
わかりますが、もし良かったら『ユメ勉』で挙げた50冊をチェックしてみてください。

そして買うだけではなく、その使い方を誤らずに、最後まで潰してしまってください。
「この本はよくなかった」という感想は、最後まで潰してから言ってください。

きっとちゃんとやった人はそういう感想を持たずに、その著者の先生方に感謝を
することになると信じております。

ありがとうございます。『ユメ勉』ですが、今日が発売日なのです。

ホンマにありがとう。おおきに、ありがとう。お世話になった皆さん、ありがとう。

 

(追記)書店さんに並び始めるのは、日曜日か月曜日ぐらいからではないかと
     思います。よかったら読んでみてください。

 


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