『ユメタン』への要望を書いたブログを読んで、確かにそうやなと思っています。
なかなか鋭いですねぇ。それに書き方に『ユメタン』への愛が感じられます。
お読みになりたい方はこちらへどうぞ。
批評ってのはこうでないとあきません。
内田樹先生は本の批評をする際には、常にその本をお褒めになるそうですね。
内田先生のブログにあったお言葉を引用させていただきます。
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世の批評家たちのなかには絶賛しないどころか、書評でひとの本の欠点を
論う人がいるが、あれはどうかと思う。
書評というのは、いわば「本」の付属品である。
鰻屋の前に立って、道行く人に向かって「ここの鰻は美味しいですよ」というのは
赤の他人の所業でもつきづきしいが、「ここの鰻はまずいぞ」と言い立てるのは
やっぱりお店に対して失礼である。
つかのまとはいえ、先方の軒先を借りてるんだから。
そういうことは自分の家に帰って、同好の士を集めて、「あそこはタレが甘いね」
とか「ご飯が硬いんだよ」とかぼそぼそ言えばよろしいのではないかと思う。
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よく「毒舌」を売りにしている書評家やセンセイがいらっしゃるが、人のふんどしで
相撲をとっておきながら、そのふんどしの悪口を言うのはいかがなものか。
なので僕も生徒が本を持ってきて「これはどう思いますか」というぐらいであれば
この本を使うなら、こっちのほうがいいのではないか?と言うこともあります。
でもブログや雑誌の取材などで、他の先生の本の悪口を言うことはあり得ない。
ブログはともかく雑誌の取材だといくらか頂戴できるのです。他人の悪口で金を
いただくなんて、考えただけでも背中でオカンが走りよる。\( ̄_ ̄)/
仮にその本を買うのをやめて他の本を買う読者がいた場合、その「他の本」が
僕の本だとしても、否、それが僕の本であれば尚更、実に嫌な気分になろう。
てなわけで、前田先生のブログにあった「次期ユメタンへの要望」ですけれども、
(すでに何度か増刷がかかってるけど)次の増刷までにベターユメタンにこぎつけ
たいと考えております。
前田先生、ありがとうございました。それと『ユメタン』を使ってくださって、本当に
ありがとうございます。また気づいた点があれば、お知らせください。
(追記)新春プレゼントへの応募、ありがとうございました。アルクの石川君から
送ってもらった葉書きを1枚ずつ読んでおります。メッセージ、ありがとう。
かなり多いので、ゆっくり読ませていただき、その後で抽選します。