今日は憲法記念日ですね。
メルマガに書いたのですが、憲法を考える日にしてもいいと思います。
法律と憲法とは違います。
法律は、われわれ国民が守るべきものです。
憲法は、権力者が守るべきものです。
権力者というのはつまり与党の政治家を指します。
いまであれば公明党と自民党が権力者ということになります。
野党とマスコミは国民の代わりに権力者を監視するわけです。
今日のメルマガに、小学生の読者にもわかるように書きました。
国民は法律を守る。
権力者は憲法を守る。
ですから、法律を国民が勝手に変えるなんてことはできません。
もちろん、憲法を権力者が勝手に変えることもできません。
だから安倍さんが憲法の解釈を変更したとき(自衛隊派遣に関して)デモが相次いだのです。
権力者が守るべき憲法の解釈を権力者自身が変更したのですから当然ですね。
野党は権力者ではありませんので、デモに参加していたのです。
さて、それはさておき、せっかくの憲法記念日ですからね。
憲法改正の国民投票が行われたら、自分はどうするか考えてみませんか。
「権力者の縛りをもうちょっと緩めてやってもいいんじゃない?
今の与党なら暴走しないでしょ」と思うのであれば賛成に回ればいいですね。
「いやぁ、まぁたまた悪用しようとしてるんじゃない?信用できない!」
と思うのであれば反対すればいいと思います。
でも今の自民党と公明党がずっと権力を握り続けるわけではないのです。
違う政党が権力の座に就くことがあり得ますよね。
そのたびに憲法改正をすることなどできません。
だから長い目で見て憲法改正をすべきかどうか、われわれ国民は考えるべきです。
今の与党は信頼できるけど、もし違う政党になったらまずいよなぁと思うならば慎重になるべきなんでしょうね。
何も考えない、よくわからないという思考停止なのは駄目です。
普段からいろいろ物を考えておきましょう。
今日は憲法記念日。そういうことを考える日です。
ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
憲法改正について学校で考える機会にすればいいですね。
コロナのせいでずっと休校になっているのが悲しいけど。