今日の授業は和文英訳でした。京大模試の過去問を使って。
僕は前日に訳例を3つほど作ります。
生徒たちでも書ける簡単なものを書くようにしているのです。
模試の解答解説に載っているようなのは難し過ぎます。
そりゃしょうがないんですよ。ネイティブが手を加えていますから。
複数のネイティブが手を加えてできあがるのが模試の解答です。
ついでにいえば、英作文問題集の解答も同じです。
日本人が素案を作り、ネイティブチェックにかけるんですね。
それで出来上がった解答例を生徒たちが見たらどう思いますかね。
あぁ、こんなのは書けない・・・と凹むんじゃないでしょうかねぇ。
授業ではそういう解答は使いません。
英語ネイティブではない僕が、この程度でいいんやでという解答を作ります。
英作文では文法ミスをする子が続出してしまいます。
僕は特に名詞や冠詞を中心に説明するようにしています。
簡単な名詞であっても、冠詞をどうするのかという話をします。
生徒たちにはaでもtheでもいいよというような言い方はしません。
するとすれば、aがいいけど、theだとこういう意味になるという説明ですね。
そういう授業を進めているうちに、生徒たちは冠詞に敏感になります。
構造や和文和訳に対する説明もいっぱいします。
そうすることで、生徒たちはそれらに敏感になります。
問題集の解答だけ見ていても全然駄目なんです。
プロセスをしっかりと説明してやること。説明こそ命なんですね。
動画でも英作文について話しました。
ただし、指導者の方々の相談に答えるという形で。
動画では共通テストの演習の方法についても話をさせていただいています。
動画はこちらです。よかったらご覧ください。
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