以前も書いたんですけどね。
ジョブズやマララなどの名スピーチが1冊に詰まった本があればいいなと。
そういう本を使ってリスニングトレーニングをしたいなぁと思ってきました。
『ユメタン』のときもそうやったんですよ。
通訳トレでやってるクイックレスポンスができる単語集があればいいのにと。
で、ないもんだから自分で作ったのです。
『東大英語リスニング』も同じ。当時は赤本すら東大のリスニングがなかった。
で、ジョブズやマララのスピーチを本にしてるのが朝日出版社です。
朝日出版社の人に「こういう本はないのですか」と尋ねたのがきっかけです。
ない。
そのお返事を聞いて、企画書を書き、本を書かせてほしいと訴えました。
それが3年前ぐらいでしょうか。
どうしてもリスニング教材って駅の放送とか館内案内が多くなります。
理由は無難だからです。それらで傷つく人はいないからですね。
でも実際聞きたいのは、そういうのじゃないです。
それらはインフォメーションを見ればわかるからです。
ジョブズの伝説のスピーチを聞いて、スタンフォード大学の学生と同じ気持ちになりたい。
マララの国連演説を聞いて、オーディエンスと一緒に拍手を送りたい。
オバマの広島演説を聞いて、広島の人たちと想いを共有したい。
そう思っても、テレビの下に流れる日本語をテロップを読んでる人が多いはずです。
スピーチは読むものではなくて、聞くものなのに。
朝日出版社の山本さんと津金くんには待たせてしまいました。
なにせ筆が遅い。考え始めるとフリーズしてしまうのです。
が、なんとかそういった人たちのスピーチを使ったリスニング本を完成させました。
本が書店さんに並ぶのは10月2日なんだそうです。
また近づいたら詳細は書きます。
ジョブズ、マララ、オバマ、ケネディ、シュワルツェネッガーの名スピーチ。
それらを一冊の本にして、トレーニングしてくださいという本です。
よかったら手に取って見て下さい。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
またコロナが収まったら、この本を持って全国の書店さんに挨拶に伺います。