今は違うんですけど、灘校の中学野球部の監督を長いことやっていました。
最初は生徒たちのうち、誰を出してやろうかなと考えていました。
で、勝てませんでした。練習試合ではたまに勝つんですけどね。
練習試合はあくまでも練習ですからね。公式戦とは相手の戦略が違ってきます。
でも弱いチームはなによりも勝つことが大事なんですよね。
勝つ采配するほうが生徒のやる気が上がるかなぁと思いましてね。
全員を出場させてやりたいという親心を完全に捨てました。
そこから勝てるようになりました。
試合に出たければ練習して上手くなればいいという姿勢に変えました。
レギュラーでもミスをしたらすぱっと替えるようにしました。
特にバントなどのミスをすれば、控え選手にすぐに替えました。
最初は僕自身が戸惑っていたんですけどね。
中日ドラゴンズを見ていると、与田監督は優しいなと思います。
たぶん選手のことが怖いんだろうと思うんですよね。
若手を使いたいんだろうけど、レギュラーの顔色を見ながらやっているようです。
指導者には勇気が求められますが、昨年から見ていて残念に思っています。
今日は惨敗しました。
しかし若い石垣や清水が結果を出しました。
一方、レギュラーの平田が怪我をし、京田が大きいミスをしました。
与田監督が怖がらずに若い選手を積極的に使えばチームが活性化するのですが。
今日の惨敗で、与田監督に変化が見られればいいのになと思っています。
与田監督が勇気を出せれば、もっと強くなるはずです。
それがあるとさらにナゴヤドームに足を運ぶ人も増えるはずです。
今のように、弱いのに選手が固定化されたチームでは強くなれません。
そういうことは組織のアドバイザーがブレーンとして助言すべきですね。
惨敗した中日ドラゴンズがこれからどういう選手の使い方をするでしょうね。
今のままだと、良くて4位だと思われます。
ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ドームには今のままでは行く気にならないですねぇ。