自分の教材を作るにあたっていろんな教材を見ていたんです。
古い本はあまり良くないですね。英語的にもかなり古い。
これ、出版社がリライトすればいいのになぁと思う本がたくさん。
古い先生が古い本を使い続けているという場合があるんです。
その場合、書き変えるとその先生が買ってくれなくなるんです。
それを恐れて、英語として不適切な本でも改定しないことがあります。
でもそれって生徒たちにとっては・・・ですよね。
改定しようと思うとそれなりにカネも時間も労力もかかります。
だからあまりやりたがらないというのが実際のところなんですね。
僕も『ユメタン』を『新ユメタン』にするのは少し勇気が要りました。
『ユメジュク』も『ユメサク』も作り変えました。
なぜなら古いなと自分で思ったからです。
ほんの数年でも古くなってしまうもんなんですよね。
特に単語集や熟語集の場合、出る単語が世情に応じて変化しますので。
今の『新ユメタン』や『新ユメジュク』はかなり信用して頂いていいと思います。
『新ユメサク』も相当フレッシュな英語で書かれているはずです。
古い本を使う場合、この部分は古いなと理解すれば問題ありません。
実はこういう表現って英語にはないのになという表現がけっこう掲載されています。
それを見抜く英語力を持たない人がそういった本を音読するとどうなるでしょう。
いかにも昭和の受験英語というような英語を体得することになります。
それはそれで味があっていいのでしょうが、現代の使用場面にはそぐわないはずです。
新しいいい本がいっぱいありますので、できればそれを使うことです。
ブログにおいで頂き、ありがとうございます。
日本語も同じですね。古い日本語には味があります。
でもそれを日常的に使うと相手に変な顔をされることになります。