KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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出会いが転機になる

Posted on: 2010年8月5日(木) 21:04

 

 

 

 

 

 

  
上の画像は札幌でのセミナー風景です。広い会場に100名を超える
先生方があちこちからお集まりになられました。

その後も参加された先生方と連絡を取り合っております。

中にはこの週末に関西にいらっしゃる先生もおられるということなので、
さっそく「会いましょう」ということになりました。

人と人との縁はこうやって深くなっていきます。

 

 

 

 

 

 

  
こちらはある高校にお伺いしたときの光景でして、使っている『ユメタン』
にサインをしてほしいというリクエストがあったので、しているところです。

僕の拙いサインでも喜んでくださる方々がいるというのはありがたいもの
です。1冊ずつ気持ちを込めてサインをさせていただきました。

博多から札幌に移動して、いずれでも多くの先生方や生徒たちと触れあ
っては、自分の意見や勉強法をお伝えしてまいりました。

17日から始まる東京での教師塾とセミナーでは、のべ300人の先生方
と話をすることになりますし、その後の広島でも100名と触れ合います。

結局そういう経験を通じて、僕自身が学んでいることが多いなと思う。

今日もある先生と話していて、自分では気づいていなかった人生哲学に、
あるいは知らなかった生き方にある日突然出会うことがあるという話題に
なりました。人との出会いによって気づかされたりします。

例えば僕が灘に入ったとき、懇意にしていただいていた化学の先生から
「お前、いろいろやれ。誰に何を言われても自分の信じたとおりに進めよ。
ただし45歳までに形として何も残せなかったら、その程度の人生やった
んやなと思え。それまでは遊ぶな。必死にやれ。」と突然言われました。

当時、僕は34歳だったのですが、やりたいことはあっても「忙しいから」、
「時期を見て」なんて言いながら言い訳ばかりしていたものです。

そのくせ飲んでばかりいた。

今は当時より忙しいし、時間なんて全くないし、毎日2時3時に寝ているし
昼間は灼熱のグラウンドでノックバットを振ってる毎日なのです。

なのに当時より「形になって残る」ものが作れてる。

何もない日なら20ページから30ページは書ける。いや、もっと書いてる。

これはどういうことなんやろうと思ったけど、やはりその化学の先生と出会っ
て声をかけて頂いた内容が、自分の中ではショッキングやったんやと思う。

あの一言がなかったら今でも「忙しいから本なんて書く時間はない」と言うて
たように思うんですよね。

人との出会いによって、頭をぶん殴られるような思いをすることがあります。

頭をぶん殴ってくれる人は神様です。

僕もいつか誰かの神様になれたらいいなと思いつつ、頑張っているのです。

 


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