KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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新チームスタート!

Posted on: 2011年8月8日(月) 1:07

 

 

 

 

 

 
新チームのthe first gameがあって、滝川中学校相手にぼろ負けしました。
ぼろ負けってのはこういうのを言うんやってくらい負けました。

ま、しょうがないやん。

いま負けるのは問題ない。というより負けたほうがいいと思う。

問題は負けたくせに笑っている選手がいたら、そりゃ負け続けるでってことに
なるやろうということと、それを次の試合に生かそうとする姿勢がない選手は
きっとそのうち出番がなくなるでってことやな。

今日はちっともストライクが入らない投手がいて、でもあえて続投させました。
6回2/3を投げて、150球も投げた。

押し出し押し出しで1回裏に9点取られた。でも投手を変えなかった。

悔しい気持ちこそ人間を前進させるのだ。最近はやたらフォローを大事にして
失敗して叱責したらフォローするというのが定番になってるけど、そんなことば
っかりしていたら強い人間になれんじゃないか。

突き放す強さがないと、本当のピンチになったときに対応できない人間になっ
てしまう。進学校出身の人間は弱いと言われるが、それじゃあいかんよね。

もちろんストライクが入らない投手は使えない。

だけどいまストライクが取れなくても、半年後に取れるようになってくれれば、
その投手は、投手としてだけでなく、人間としても成長するのだ。

だから今日から始まる私学大会でもその投手は使う。もしもまたストライクが
入らなければ負けるけれども、「自分のせいで負けた」という気持ちが強けれ
ば強いほど、きっと彼なら立ち上がってくれるだろう。

もし誰かのせいにしてしまったとしたら、もうそこまでだ。そりゃエラーするよ。
人間ってのは失敗する生き物なのだ。それはしょうがない。

問題はエラーから何を学ぶかであって、エラーや敗戦を怖がっていては何も
できない。だからエラーした選手は怒らない。

むしろ怖いのは「負けたのは自分のせいではない」というメンタリティーなの
だ。「あいつのせいで負けた」と責任を転嫁する習慣のある人間は使い物に
ならぬ。失敗はすべて自分のせいだ。

その気持ちが普段の厳しさ、甘えを断じる姿勢につながる。

というわけで今日からしばらく仁川学院さんにお世話になります。私学大会
は親善大会なので、あまり勝ち負けにこだわらず、だけど厳しい姿勢で臨み
ます。お近くの方は仁川学院さんまで応援においでください。

 
(追記)駐車場はありません。阪急電車をお使い下さい。

 


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