KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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英語教師塾&セミナーに向けて

Posted on: 2011年8月8日(月) 23:23

 

 

 

 

 

 

  
8月17日にアルク本社の地下ホールで第10回英語教師塾を開催するのです。
参加無料ですが、現在はチャリティー開催となっています。

今回は70名ほどの先生方がお集まりになられ、15名の先生方が授業をされる。
担当は「センターレベル長文」が3名、「二次長文」が3名、「英作文」が2名、「中
学英文法」が2名、「高校英文法」が3名、「大意要約」が2名。

生徒役の先生方からの厳しいコメントを糧に、また二学期から頑張ってもらおうと
いうことになってるんやけど、初参加の先生方もおられて緊張されていらっしゃる。

大丈夫。愛のあるコメントばかりになるだろう。通り一遍の研究授業とは名ばかり
の研究授業では力が付かない。シビアな目がないとあかんのです。

ある先生から、予備校の講師による研究会に参加したが、その講師の授業は全
くの一方通行の授業で、参考にはならなかったとメールを頂戴した。

予備校ってのはそういうもんだ。学校の授業とは違う。

だからといって予備校の先生は大したことないとか、学校の先生なんてたかがし
れてるとか、そういうことって絶対に違うと思うんよね。

役割が違う。予備校が駄目で学校が上とか、その逆とか、そういうことじゃない。

安河内哲っちゃんのように、予備校の講師であってもアウトプット型の授業をしな
いと英語は力が付かないんだよねと言ってる人は珍しいと思う。

学校だからこそ英語の力は付けられると思うし、学校なのに予備校タイプの授業
しかできないというのでは、生徒に英語力はつけてやれないと思う。

逆に高3とかある程度の力がついた浪人生に暗唱や暗写ばかりやらせるタイプ
の授業をしていても駄目だと思う。だから僕も予備校で働いたら(っていうか、以
前働いたこともあるけど)今とは全く違う授業形態にならざるを得んだろう。

そんなわけで、集まったプロ教員たちのいろんな切り口の授業を楽しみにしている
木村なのです。きっと物凄く勉強になるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  
それからセミナーに関して。東京も広島も超満員という。とってもありがたい。

18日の東京にも、その2日後の広島にも参加される先生方がいらっしゃって、
ほとんど追っかけみたいになってる人がいるけど、だからといって何か珍しい
方法があるわけでもないし、僕は数年前から培ってきたメソッドを粛々と紹介
することになります。

セミナーってのは理論や理想ばかり語っていてもツマラナイはずなので、先生
方を生徒に見立てて普段の授業をひたすらやろうと思ってる。そう、ひたすら。

そのなかから先生方が「木村の生徒たちはこんな目に遭ってるのか」と実体験
をしていただき、そしてそれをカスタマイズして、二学期以降の授業にお役立て
いただければ、こんな嬉しいことはない。

そういった先生方が日本の英語教育をどんどん変えることになるはずだ。

教師塾にはラ・サールや駒場東邦などの進学校の先生方も授業をされるけれど、
そういった学校の教員だけが英語教育を支えているわけでは決してない。

だから平均偏差値が50にも満たない学校で働いておられる先生方にも授業をし
ていただき、僕はその生徒たちの目線で授業をジャッジすることになる。

集まってくる先生方の熱い姿勢こそが、これからの英語教育を支えていくのだと
信じているし、僕の教師塾やセミナーがその一助となることを祈っている。

 


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