KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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単語こそ最重要

Posted on: 2011年11月18日(金) 9:02

 

 

 

 

 

 

 

 

(放課後の『ユメタン』のCDを使った補習。近大附属福岡高にて)

アルク主催のユメタン甲子園の入賞者が発表になりました。優勝は高1が近大
附属福岡高の野村薫絵さん、高2が宮崎県立宮崎西高の吉田展子さんでした。

それ以外にも多くの参加があり、たくさんの人たちが表彰されています。それと、
学校単位で参加人数が多かった近大福岡高、青森県立木造高、流通経済大附
柏高の3校には奨励賞が授与されました。

詳しくはこちらをご覧ください。

単語って大事ですね。でも覚えても使えないと意味がないですよね。

単語を覚えた上で、今回はエッセイライティングをしてもらおうじゃないかという企
画で、「夢」について書いてもらいました。

我々、たとえば補習っていうと思考停止してしまって、なんとなく長文とか英作と
かの補習をやるんですけど、でも単語力のない生徒は長文読めませんよね。

ならば長文の指導と同時に、否、その前に、単語の指導こそ、特に高校の初期
段階って、単語こそ大事だと思います。

意識付けだけではなく、具体的にどのように単語を覚えれば、それが読解だけ
ではなく、リスニングや英作文といった「使える部分」に発展するのか。

ただ「覚えてこいよ」だけではダメです。

セミナーに参加された先生方は「単語なんて単語帳を渡して、自分で覚えてこ
いというようなものだと思い込んでいた」と仰います。

もちろんそれでできる生徒たちであれば問題ないのですが、普通は無理です。

少なくとも僕の生徒たちは「渡しておくだけ」で、単語テストさえすれば覚えてく
るというようなレベルの高い生徒たちではありません。

だから中学1年のときから延々と「覚え方」について口を酸っぱくして言い続け
てきました。その甲斐あって、やっと「使える」というレベルまで来たように思い
ます。といっても、まだセンター試験レベルですけれども。

上の写真にある近大福岡高では単語の補習をされているんだけど、それって
とても素晴らしいことだと思いますね。

再テストではなく単語の補習。

大学進学だけでなく、その先を見据えながら、とにかく知らない単語が出てきた
らどんどん覚えるのだという姿勢があればいいなと思います。

僕らのときは「これは大学入試に出る単語ですか」なんて質問したものですけど
出ようが出ようまいが、知らないなら覚えてしまう。

覚えるんだけど、発音記号だけ見て読み方を目で理解して覚えると、いざ使うと
いう段階になって苦労します。絶対に音声CDを使わねばなりません。

それによって単語の勉強だけでも、相当リスニング力が上がります。

週末は名古屋ですが、そういう話もしてこようと思っています。

「ユメタン甲子園」にエッセイを提出した高校生諸君、これからも「使える単語」を
どんどん吸収して、素晴らしいEnglish Learnerになってくださいね。

 


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