KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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兵庫県高等学校教育研究会英語部会にて

Posted on: 2012年2月6日(月) 17:49

 

 

 

 

 

 

(大麻高等学校の吉本先生が僕のために作って下さいました。)
 
2月2日、北海道に行く前に神戸で極めて公的な講演を依頼されておりまして
ね。兵庫県高等学校教育研究会の英語部会というところで講演をしました。

県の先生方が250名ほどお集まりになっていて、灘の同僚も来ていましたの
で、若干緊張しながら1時間半ほど話をさせていただきました。

単語や文法の指導に音声を入れることによって英語の総合力を伸ばすことがで
きるのですという話でしたが、皆さん熱心に聞いていてくださいました。

控え室でお世話をしてくださった新垣先生が、先生のブログを見ていますよと。

本の紹介が好きなので増やしてもらえれば・・・ということだったので、また読ん
だ本のご紹介をさせていただく機会を増やしたいと思っています。

英語力をつけようと思ったら、まずはそのための土台をしっかりと作ることが重
要なのです。

そして生徒たちもそれはわかってると思うんです。

わかってるのに、すぐに忘れてしまうのは方法が悪いからなのです。

CDを使わずに目だけで見て覚え続けて下さい。忘れるのが早いですから。

『ユメタン』のみならず、CDを効果的に使えば、単語と文法の学習をしっかりと
することによって、読解力、英作文力、リスニング力、スピーキング力を伸ばせ
ます。

実際、うちの生徒たちは高1ですが、東大の自由英作文を早い子で3分半ほど
で解答することができるし、遅い子でも10分もあれば十分です。

特別な方法はいらない。普通の方法でいいのですが、方法を間違えると、速読
もできなければ英作文も何もできるようになりません。時間ばかりかかる。

そういう話を兵庫県の先生方の前でさせていただきました。

終わってから非常にたくさんの先生方から声をかけていただき、とても嬉しかっ
た。公立の先生方との付き合いはあまりないので、ご連絡頂ければ嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

 
兵庫県の先生方、ありがとうございました。本当に感謝しております。

特に若手の先生方、先輩に遠慮することなく、どんどん前へ出ましょう。打たれ
る杭になってください。打たれることを恐れていては、なぁんにもできません。

英語を喋って聞ける人材をいっぱい世の中に輩出しましょう。我々英語の教員こ
そ、そのための窓口になるべきです。

喋れないし聞けないが、和訳や四択問題なら解けるという変な英語力しかない
という生徒たちをこれ以上生み出したくない。

英語を話せるし聞けるし、東大入試レベルならば軽々と対応できるという生徒た
ちであってほしいし、方法を間違えなければ大丈夫です。

生徒たちは「ヤル気が出ない」なんて甘えてないで、自分を磨くためにしっかりと
頑張ってもらいたい。ヤル気なんてのは自分で出すものだ。人に与えてもらおう
なんてツマラン考えは捨てることだ。

教員も生徒もそうやって正しい方法で、そしてしっかりと地に足を付けて努力をす
れば、日本人の英語力はどんどんアップすると思うんですよね。

自分が生きているうちにそうなればいいなと願いつつ、札幌へと飛びました。続
きはまた明日書きます。兵庫県の先生方、ありがとうございました!

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
札幌から帰ってきたら、やはり神戸は暖かいです。
朝でも2度もあります。札幌はマイナス9度でした。

 


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