KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

福山暁の星女子中・高とセミナーと

Posted on: 2012年3月22日(木) 10:22

                 

                        

                          

                                  

                            

                           
負けてる試合の監督ってのは寂しそうに見えますね。しかもコールド試合の
こっちはランナーが1人も出ない試合の監督ってのはね。

合宿では鍛えてやろう。夜騒げないぐらいに。

ラサールの丸山某が結婚するというので九州へ行きます。結婚式には西山、
十督、執行、今吉、大藪といった悪い人たちが揃うので(『ユメブンゼロ』の佐
藤君とアルクの2人は悪い人ではないな)毒されないように気をつけねば。

それが24日。結婚式では大騒ぎしないようにしたい。

したいが・・・メンバーがなぁ・・・

25日は博多で「定期考査や模試などの設問の作り方・例文の作り方」につい
てのセミナーを行うことになっているので、結婚式が終わってから博多に移動。

今回も多くの先生方が集まってくださると聞いてる。楽しみでならぬ。

同じセミナーを4月28日には東京でやることにしてる。これまた楽しみだ。

いずれにしてもこうしていろんなところに行って友達や弟子たちに会える喜びは
格別のものですね。また多くのインスピレーションを頂いて帰ろう。

                      

                         

                           

                               

                            

                          
                              

広島県にある福山暁の星女子中学・高等学校の村田先生からメールが届いて、
上の写真が添付されてありました。

みんなええ表情してるなぁ。こういうの、いいなぁ。

そして後ろのスクリーンには僕へのメッセージが。

村田先生からのメールの一部を抜粋します。

***************************

昨日、最後の授業があり、他の学校のみなさんがされているように、
『ユメタン』を手にみんなで写真を撮りました。
持ち上がりがあまりない本校で、幸いにもこの子たちを中1から
3年間教えることができました。
木村先生の講演で刺激を受け、2年生のときに『ユメタン』を投入。
先生のアドバイスに従い、授業でもCDを使いながら、週1の小テストに
合わせて、読ませたり書かせたりするトレーニングを繰り返し、
今日までやってきました。
それはまさに網で水をすくうような作業でしたが、何回もすくっているうちに
網の目が狭くなった手ごたえがあります。
特に頑張った子の『ユメタン』は、最後はボロボロになっていました。
来年度は、私の手を離れることになりそうですが、
生徒たちが『ユメタン』で培った語彙力をベースにして、
高校で英語力をさらに磨いていってくれることを願っています。
きっかけを与えてくださった木村先生に、心から感謝申し上げます。

***************************

いつも言っていることですが、教材がいくら良くてもその先生に情熱がなかったり
スキルがまずかったり伝える力が弱かったりすると、生徒は伸びません。

その点で村田先生は若いのに、しょっちゅう僕のセミナーにいらっしゃって、勉強
され、こうして生徒たちにいい影響を与えておられるのです。

来年からはこの生徒さんたちを教えないということなので、一抹の寂しさがある
んでしょうけれども、生徒さんたちが「秀一魂」を受け継ぎ、立派に英語を学習
されることを祈念してやみません。

村田先生だけではなく、こういう情熱のある先生方がそれぞれの学校で頑張っ
ておられることが、日本の英語教育の土台となっているのです。

ひとりにできることは小さいですが、そういった取り組みの結集こそが、英語教育
全体の変革と盛り上がりに寄与するのです。

 
                                

                                 

                                

                                 

                                

                                 

                                 

                                 

                                                             

以前は訳読式といって、生徒たちに全訳させてきて、それを授業中に添削すると
いうスタイルの授業しかないといっても過言ではありませんでした。

ほとんどの学校でそういう授業が行われていました。

単語は発音記号を頼りにして読み方を覚え、目で見て覚えました。CDなどの
音声は、使い方すらわかりませんでした。

今ではかなりの学校で訳読式以上のことを実施し、多くの生徒たちが英語を話
せるようになってきました。

単語を覚える際に、CDを使って覚え、したがってリスニングの得意な生徒が多
い学校がどんどん増えてきました。

とてもいいことです。本当にそう思います。聞けないし喋れないという生徒が仮
に模試で偏差値70取ったとしても、その子は英語が全くできないに等しい。

英語は使えてナンボですからね。使える生徒は模試などでも成績が良くなりま
す。その点で今の生徒たちは本当に幸せやなと思います。

我々教員は、自分が受けてきた英語教育の長所と短所を分析し、その分析を
自分の授業作りに役立てることで、英語が使える生徒たちをどんどん育ててい
きたいものです。

大学に入ってから英語を勉強し直さなくてもいいように。

そしてその姿勢はリーディングの設問作りにも反映されます。下線部訳だらけ、
「日本語で説明しなさい」だらけという試験では、全訳を見て勉強してくる生徒
がたくさん出てくるのも当然だと思うのですね。

そうじゃなくて「使える英語力を涵養する」という観点で設問を作ればどうかと。

ということを考えながら、25日は九州の先生方の前で話してくるつもりなのです。
今からとても楽しみです。

 
今日も僕のブログにおこし下さいましてありがとうございました。
だいぶ暖かくなってきましたね。花粉を除けばよい季節です。

 


ACCESS COUNTER

Total 37989834 Hits!

▲PAGE TOP