KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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啓林館セミナー in Osaka

Posted on: 2012年4月23日(月) 23:54

  

 

 

 

 

 

 
大阪は寺田町の啓林館本社でリーディングの指導法についてセミナーを行い
ました。足もとの悪い中、多くの先生方が駆けつけてくださいました。

ありがとうございました。

僕らが受験生だった頃は、全訳を予習として生徒に課して、授業中は先生が
前から読み下ろしていって、予習してきたものを各生徒が添削するという感じ
の授業が主たるスタイルでした。

といっても今もそういうスタイルで授業をされている先生も多いのですが。

それはそれで全くダメというわけではないけど、こういうやり方もありますよとい
う感じで、提案をさせていただき、僕の授業スタイルをご紹介しました。

中・高の授業を通じて英語を使えるようにならないと面白くないし、大学に合格
したけど全く使えないというのでは意味がありません。

ですので、教科書を使いながら使える英語の力を涵養する方法をご紹介させて
いただいたというわけです。

多くの先生方から感謝のメッセージを頂戴し、とても嬉しかったです。

こちらこそありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

  
終了後の懇親会では例によって盛り上がり、授業法についての議論をしている
先生方、名刺交換をしている先生方、腕相撲をしている先生方・・・

というか・・・

腕相撲をしていたのは西山先生と啓林館の北野君だけやったけどな。

おおいに親交を深め、気分よく帰ってまいりました。今日も何人かの先生方から
メールを頂戴し、新しいスタイルで授業をしたら生徒たちがイキイキしていました
という嬉しい報告もありました。

こういうセミナーってのは、聞いたことをちゃんと自分の学校や生徒たちに合うよ
うにカスタマイズすることが必要です。

僕はうちの生徒たちに合うように授業をしています。進学校といえども、基本を大
切にして、中1から脈々と積み重ねていきます。

予習以上に重視するのが復習です。特に高2以降はそうです。

学校によってはやはり予習をさせたいという先生もおられるかと思います。

生徒の実情を一番よく理解しているのがその先生なので、僕のセミナーで参考
になる部分があればそれを盗んで、自分の生徒たちに合うように変形すること。

それが重要なのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
29日には東京大学の目の前のホテルで同じセミナーを行います。かなりたくさ
んの先生方がいらっしゃるそうで、楽しみにしています。

5月5日には岡山でも同じセミナーを行いますが、すでに80人以上の先生方が
岡山だけでなく、広島や徳島、香川、高知、島根あたりからも参加されるそうで、
これまた楽しみにしているのです。

多くの先生方が単に訳し下ろすだけの授業ではなく、使える英語力を育てるよう
な方法で授業をされれば、日本人の英語力はどんどん上がるはずです。

生徒たちが大学に入ってから、あるいは社会に出てから、英語を勉強しなおさな
くてもいいように、我々プロがしっかり研修する必要があります。

その意味で、こうして3回のセミナーで200名以上の先生方が駆けつけて下さる
というのは、日本の英語教育にとって実に意義深いことだと確信しているのです。

一所懸命に話をしてこようと思います。

 
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
英語のリーディングを「読解」と訳すのは何故なんでしょうね。
「読書」でいいと思うのですが・・・。

 


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