KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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音読

Posted on: 2012年6月23日(土) 10:57

 

 

 

 

 

 

  
昨日は兵庫県立播磨南高等学校へ行ってまいりました。生徒たちの授業を見
学させて頂いたり、またこちらも話をさせて頂いたりしました。

生徒たちは熱心に音読し、暗唱していました。

英語が苦手という生徒が多かったのですが、目を輝かせて音読を頑張っていた
のが印象的でした。とてもいい経験になりました。

音読って10回や20回やったからといって、あるいは1つの文章を音読したから
といって、力が付くようなものではありません。

毎日積み重ねているうちに、気が付いたらやたらと英語が話せるようになってい
たり、英作文がとてもスムーズにできるようになっていたりするものです。

音読にはCDが欠かせません。単語を覚えるのと同じです。

したがって単語を覚え、音読をしているうちに、リスニング力があがってきます。

これは自分で経験しないとわからないのですが、皆さんもやってみてくださいね。
英語が得意になりたい人は。

 
 

 

 

 

 

 

 
模試でいい点数をとっても英語ができない人がいます。

偏差値70もあるのに英語ができないという人がいます。

「英語ができる」というのは、英語が自由に話せて聞けて読めて書ける人ですね。
そのために勉強するのです。

偏差値70取っても、多少は読めるけど英作文やリスニング、スピーキングはでき
ないという人がとても多い。それは「英語ができる人」とは言えません。

以前の僕がまさにそうでした。模試は解けるけど、英語は話せない。

要するに英語はまったくできないということになります。

なんとかして英語を上手に話せ、聞けて、読めて、英作ができる人間になりたい
なぁと思ってきました。4つの技能が全て一流であればいいなと。

音読を繰り返しているうちに、その4つの技能が同時に高まってきます。もちろん
やり方を間違えて我流で音読していてもダメです。

単語を覚えるところから、文法を勉強するところから、音声CDを何より大事にして、
音読する前に丹念にCDを聞いて、そしてそのモノマネをして音読するのです。

カラオケで曲を歌う前に、練習するのとだいたい同じです。

僕は『English Journal』を愛用していますが、自分のレベルに合ったものを使い、
音読→暗唱を楽しんでください。

何が合っているのかわからないという人にアドバイス。

リスニング教材を利用すればどうでしょうか。

例えば僕の『東大英語リスニングBASIC』はそれほど難しい文章が収録されて
いるわけではありません。単語とかも易しいです。

あるいはさらに英語ができないという人は『センター試験英語リスニング合格の
法則』の基礎編から始められてもいいと思います。

リスニング教材なので、絶対にCDが付いています。

スクリプトを見ながらCDを聞き、「ここは音がつながってるなぁ」とか「ここの音は
くっつけて発音するんやなぁ」とか、じっくり分析しましょう。

音と意味が取れたら、そのCDのモノマネをして何度も何度も音読するのです。

モノマネができるようになったら、次は音声CDを消し、自分で何度も音読します。

最終的には日本語を見たら英語が言えるところまで読み込みます。

最終的な目標を『東大英語リスニングSUPER』にされれば、なんと5冊も!暗唱
することになり、絶対に英語力がアップします。

『センター試験英語リスニング合格の法則基礎編』(全て会話問題)
『センター試験英語リスニング合格の法則実践編』(全てモノローグ)
『東大英語リスニングBASIC』
『東大英語リスニング』
『東大英語リスニングSUPER』

リスニング教材はリスニング用として使わねばならないということはないのですか
ら、音読用の教材としてもかなり使えます。

やるからには本腰をすえて、絶対にこの5冊を暗唱してやる!と心に決め、始めて
ください。挫折したら自分に罰を課しましょう。

この夏は英語がんばるぞ!という人、音読を頑張ってください。僕も頑張りますよ。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
東京のロングセミナーの追加講演が決まりました。
詳細はまた追って連絡いたします。

 


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