『ユメタン①』を使ってくださってる先生から、フレーズをなかなか覚えてくれない
というメールを頂戴して、少し考えております。
フレーズを覚えるってのはつまり英作文やスピーキング力アップに直結するので
そこを刺激してやることが大事なのかなぁと思っています。
ちなみに僕は『ユメタン②』のフレーズと『ユメジュク』のフレーズを2学期にやりま
すけれども、それと同時に英作文の指導を本格化させるつもりです。
特に『ユメジュク』のフレーズを覚えることで、英作文の力が段違いに上がります。
大事なことは、それを覚えることによってどういう良いことが待っているのかという
部分を生徒たちに手に取るように教えてあげることですね。
単語だけ目で見て覚えていてもなかなか使えるようにはなりません。
どうしてCDを使わねばならないのか、CDを使わないことによってどういう不利益
が待っているのか、どうしてフレーズをしっかり覚えねばならないのか・・・
そういうことをしっかりと指導してあげることが大事だと思うし、そのためには採用
した教材に、教員みずからがトライしてみることが重要だと思っています。
というわけで、僕も再度『ユメジュク』のフレーズを暗唱する予定です。
で、その前に・・・
『ユメタン②』と『ユメジュク』のフレーズをリスニングで使おうと思っておりまして、
夏のセミナーではそのやり方についても説明することにしています。
単語を覚えることに関して言えば、意味習得語彙と音声習得語彙とに分けること
ができます。
単語を見て意味が言えるレベルが前者、音まで知っているのが後者。
音の場合は自分でその音が正確に出せるというレベルまで要求されます。
ただ聞いているだけではリスニング力はあがらないし、聞き流すだけではリスニ
ング力はあがらないのです。
自分がその音を出せるかどうかがものすごく大きいポイントです。
灘の他教科の先生からも「音を自分で発音できないとリスニングなんかでけへん
のちゃうん?」と先週言われました。英語科の先生じゃなくても、誰でも考えれば
わかるということです。
つまりリスニング力を伸ばすには、音声習得語彙を増やさねばならないということ
になります。
だからCDが必要なのです。目で見てるだけではリスニングに要求される単語力を
身につけることができないのです。
で、そういうことがわかるようになるためには、教員が(自分は受験生時代に仮に
目で見て単語を覚えていたとしても)CDを使って単語を覚えたら、なんと驚異的に
単語が頭に残るか、又、リスニングできるようになるかを体得することが大事です。
僕はまだまだ英語力も大したことないし、リスニング力とスピーキング力をアップさ
せたいので、生徒たちと一緒に『ユメタン②』と『ユメジュク』のフレーズを頑張って
覚えようと思っています。
そうすることによって、僕自身の英語力が格段にアップするし、生徒たちに対する
メッセージの発信力もアップするんやないかと期待しています。
彼らに負けないよう楽しんで頑張ります。彼らは大学受験があるので、ある意味う
らやましいです。大人には受験がないので、自分を律して頑張ります。
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
内田先生と一緒に写ってる写真を見て「痩せたなぁ!」というメールを
たくさん頂いております。はい、かなり筋肉質になりました。