KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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復習の鬼となれ!

Posted on: 2012年9月27日(木) 17:31

 

 

 

 

 

 

 
今うちの生徒たちは『ユメタン②』のテストが毎週火曜日にあって、そのう
え古文単語のテストや僕の長文確認テストもあるので大変です。

長文の確認テストは毎日。

彼らは多読多聴期に入ってるので、おそらく今までのどの教え子たちより
たくさんの文章を読んだり聞いたりしています。

週に4コマ授業があるので、1ヶ月16コマの授業があります。

1コマあたり2長文ずつやってるので、月に32長文やる計算。それ以外に
もいろいろやってるから分量としては平均的な読解問題集を毎月2冊ずつ
のペースです。

かなり多いでしょ?

これだけやって英語が苦手という生徒がいれば、それは要するに土台がし
っかりしていないからで、中学英語に戻ってやり直せば普通は得意になる。

英語を上げるのは難しくはない。

土台となる単語や熟語をしっかり覚え、RとLの数をこなせば大学入試レベ
ルなら大丈夫。

ただ「しっかり覚え」の部分と「数をこなせば」の部分は人によって価値観が
違うと思う。

しっかり覚えたと思っても穴があるもんやし、自分では多いと思っていたって
実はそれほどでもないというケースも多々ある。

たとえば1ヶ月に長文を10題程度しか読まないとすれば、それは少なすぎ
る。せめて20題程度は読みたい。

うちの生徒たちの場合、ここまでは土台はどの教科より試験と補習を行って
きたし、数もものすごく多くの文章を読んで聞いてもらうことになる。

あと大事な点があるとすれば、メンタリティーやな。
 

 

 

 

 

 

 

 
昨日かな、ある生徒が「長いこと英語の塾に行ってたんですがやめました」
と報告に来た。

塾、どうしてやめたの?と聞くと、授業の分量があまりに多すぎて復習でき
ないので。むしろ物理が不安なので物理は塾に申し込みました、と。

ふむ。

塾に行かなくても今までのメニューだってかなり多かったことを考えれば英
語は大丈夫じゃない?と聞くと、「親が行けというから行ってた」とのこと。

あのな、親に行けと言われて行く塾や予備校の勉強が身に付くわけない
やないか。勉強ってのは「やれ」と言われてやってる分は力にならぬ。

行くのは悪くないが、自主的に行かないと全く力が付かへんやないか・・・

と言うと、「ですよね」と生徒。「だからやめました」

「塾やめて授業の復習、鬼になってやるので宜しくお願いします」と。

特に今は上に書いたように大変な分量をやってもらってるので復習が大変
なのです。何題解いたかも大事やけど、復習しないと力が伸びないのです。

というわけで僕のほうは毎日の確認テストを作るのがかなり大変なのです。
でもそこをサボると全く力が付かないので頑張ってやっています。

あと1年半の付き合いやけど、英語に関してはあと半年ぐらいのつもりでい
ます。だって来年の今頃は彼らは理科と社会に追われるはずなので。

理系の理科、文系の社会ができないと合格はかなりキツイ。英語はだから
理科や社会の邪魔をしないよう、高2まででかなりの力を付けてやるんや。

すでに東大レベルの問題なら大半の子が解けるようになったけど、もう少し
精度を高めるために、残りの授業のプランニングをしています。

多読多聴期は解説より作成が忙しい。教材と確認テストの。

でも彼らには現役で志望大学に入ってほしいので、何より頑張っています。

 


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