先日の試合ですが、2試合戦いまして、1勝1敗でした。なんて書きますと
1つ負けたのかと思うでしょうが、ベスト16の学校相手に7回表まで0-0。
彼らはかなり上手くなっていますね。夏の大会が楽しみです。やっぱりね、
春合宿で頑張ったのが、結果として出てるなぁという感じがします。
では昨日の「英語の勉強法の基本姿勢」の続きです。講義を始めます。
準備はいいですか?準備するものはやる気だけでいいですからね。
さて、昨日も書きましたが、英語の勉強をする際に大事なのは、論理的に
書かれている英語を論理的に読むための能力を身につけることです。
あるいは日本語を論理的な英語に直す能力なのですね。
文章を読む(あるいは聞く)ときに、どういう姿勢で読みます?
読書慣れしている人だと、こんな感じで読むことになります。カッコ内が
読者の頭の中の動きです。自分と比べてみて、どうでしょうかね?
太字になっているところがテキストだと考えてみてください。ではどうぞ。
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西洋の個人主義は、父と子、夫と妻に別々の利害を認めている。
(ん?別々の利害?どういうことやろ?)
そのために一方が他方に対して負っている義務は著しく軽減する。
(別々の利害・・・要するに別個の存在ってわけやね。)
しかし武士道においては違う。
(違う?ってことはお互いは別個じゃないってことか?)
武士道では一族や家族の利害は一体不可分である。
(あーやっぱり。家族愛とかそういうもんかな?)
武士道ではこの利害を愛情、すなわち
(やっぱりな。すなわち?はて、著者はどう言い換えはるんかな?)
本能に基づく抵抗できない愛の絆で結びつけた。
(本能に基づくってところは凄いな。生来のもんやと考えたわけやな。)
新渡戸稲造『武士道』より抜粋
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こんな感じで頭の中で次の展開を予測しながら、文章というのは読む。
その予測が外れると「あれ?自分の考えとは違うぞ」という感じになる。
で、また「どう違うんやろう?」と思いながら、つまり鑑賞しながら読むと。
文章を読むってのはまぁだいたいそういう感じの作業になるのです。
だからこういう↑ ↑ ↑本をやるときに注意したいのは、構文を取ったり
単語の意味を調べたりすることも、筆者の言いたいことを取ることが大事
ってことなのですね。構文や単語はそれをするためのツールなのです。
ところが「勉強法が云々」とか「どの単語集がいいのか」とかいったことに
気を取られて「論理的読解力」を身につける努力を怠ります。
読書をするとその力が養われると書きましたが、考えながら読むことで、
また筆者の論理展開を楽しむことで、自分もそういう力がつくのですね。
漫画やライトノベルなどの場合、極めて受身的に見たり読んだりするので
まったく読まないよりはいいのですが、あまりそういう力が養われない。
ということなのです。
また明日から英語に特化した勉強法を展開しますが、その前の段階で、
つまりタイトルになっている「基本姿勢」として、論理的な力をつけるのだ
ということを念頭に置いておいてほしいなと。
それが養われないと、仮に東大に入ったところで苦労することになります。
どうしてこうなるのか、何が原因だったのか、どういう展開になりそうか・・・
そういったことを考える習慣を身につけることです。他人の発言にしても
このブログの文章にしても論理的な展開を楽しむ姿勢が大事です。
まずはそれがスタートですからね。とりあえず本は常に手放さない姿勢を
崩さないようにして、それをベースに英語を伸ばしていきましょう!
次は単語の覚え方について書きますが、よろしいですか?
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(追記)手元に『私立大学英語リーディング』が届きました\( ^o^ )/
お地蔵さん、なかなかいいじゃない!
(追記)英語の先生方へ。アルクで6月8日にイベントがあるのですが、
すでに30名ほどがお申し込みなんだそうです。
今回は学校だけでなく塾や予備校の関係者もOKということで
さらに教員志望の大学生などもOKなんだそうです。
要するに・・・誰でも入れるってことやな(笑)。
詳細はこちらをご覧下さい。定員になると締め切りますからね。