KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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リスニングができる最低条件

Posted on: 2008年6月13日(金) 11:50

テーブルスピーチ

昨日は楽しくスピーチしてきました。なんといっても叩き上げの経営者さん
ばっかりの会ですからね。雇われ人とは世界が全く異なります。

参加された経営者のうち、一番若い社長が35歳。年商22億だそうです。

僕が喋った講演のテーマは、実績をあげるためにいかに組織力を高めるか、
そしてそのためにいかにして人を育てるかということに決めて話しました。

有名な会社やホテルの会長や社長ばかりの前ですので、緊張するかな?と
思って臨みましたが、自分でも驚くぐらいスムーズに話ができました。

雇われ人の世界は、やはりある意味気楽です。もちろん教育であれ、医療で
あれ、営業マンであれ、死ぬ気で仕事をしているのは言うまでもない。

でも会社を経営されている方々っていうのは、死ぬ気どころか、失敗したら
本当に死ぬかもという世界でビジネスをされていらっしゃいます。

そういう方々相手に(僕は経営やビジネスのことは全く素人なので)どこまで
僕の話が役に立ったのかなと思って帰ってきたのですが・・・

今日また同じところから、再度の依頼がありました。昨日の今日で!やはり
ビジネスをされている人ってのは動きが速い。フットワークが軽い!

世界がまったく違う方々と触れ合えるのはかなり勉強になります。次回もまた
頑張ってこようと思っております。

基礎編

さて、リスニングの話なんですけどね。僕もだいぶ苦労したので、現時点で
すでにある程度聞ける人ではなく、そうでないレベルの人向けに書きます。

まず最初に大事なことは何かというと、続けることです。でも続けられない
からこそ苦しんでおられると思うんですよね。

だからとりあえずはゴール地点を確定させましょう。センター試験レベル?
それとも東大二次のリスニング?TOEICや国連英検などにチャレンジ?

自分のゴール地点をまずは定めて、それをどこか目のつくところに書いて
貼っておきましょう。あるいは手帳の常に見るところに書いておくことです。

さらに言えば、例えばニュースレベルの英語ならスラスラと聞けている自分を
できるだけイメージし続けることが大事です。それは本当に大事。

聞けるようになるのかな?本当に大丈夫かな?

こういう疑心暗鬼が首をもたげている状態だと、なかなか続かないのです。
だから「絶対にできるようになるわ」という意識を持ち続ける努力が必要です。

そのうえでトレーニングを始めることですね。

ゴールを定めないで始めると、とにかく出口が見えないので不安定なのです。
センターのリスニングで満点!なんて感じで決めると小目標が立てやすい。

まずはゴールを定めましょう。それが第1段階です。

ゴールを決めたら信頼のおけそうな教材を用意します。それについては(笑)
僕のを使ってくれたら嬉しいけど・・・嬉しいけど・・・嬉しい(´・ω・`)

でも『センター試験英語リスニング合格の法則(基礎編)』どころか、その前の
段階でまだまだ止まっているという人もいらっしゃると思うんですね。

そういう人はその前の段階からはじめないとあきません。

その前の段階っていうと、ゆっくり喋ってる教材・・・とかって思うでしょう?
あまり速くなくって聴き取りやすい本を買えばいいのかと思うはずです。

もちろんそれでもいいのですが・・・

まずは聴けない原因を分析することです。なぜ聴けないのでしょうか?
それがわからないと、英語がゆっくり放送される本を買っても意味がない。

例えば次の文がゆっくり流れたとしましょう。

In Tazuyanobaka Village, a lot of people were preparing for a counter-
revolutionary riot against the arrogant village mayor.

これ、いくらゆっくり読まれても聞き取れない人には聞き取れませんよ。
そもそも「達哉の馬鹿ヴィレッジ」の時点で「はぁ?」って感じになる(笑)

counterrevolutionary
riot
arrogant
mayor

などの単語を知らないと、これまた聞き取りは不可能ってことになりますね。

要するにリスニングができる最低条件は「基本的な語彙を身につける」
ということになります。なぜなら知らない単語は聞き取れないからです。

「達哉の馬鹿ヴィレッジ」はスクリプトを見ると固有名詞だったのかとわかる。
それは「そういう村があるのか」で済ませればいいと思うんですね。

でも「こんな単語知らんなぁ」という語が多い英語はいくら聞いても無理です。
逆に言えば、知らない単語を減らすことが第1条件なのですね。

つまりですね。例えば『センター試験英語リスニング合格の法則(基礎編)』
がすでにできるレベルかどうかをチェックするためには、語彙を見ればいい。

スクリプトをざっと見て、だいたい知ってる単語だなと思ったら使いましょう。
知らない単語がかなり多いなと思ったら、使えるレベルに来ていません。

そうなると書店でもっともっと簡単な語彙で書かれたリスニング教材を探す
ということになるんでしょうが、でもそれより前に基本単語をバーっと覚えた
ほうがいいのではないでしょうか。

実際、通訳養成学校では単語テストはヒタスラ行われています。

ある程度の単語ならだいたい覚えたという人は、センター試験用の教材を
使いながら、いよいよトレーニングをスタートさせます。

続きはまた書きますね(^-^) こんな感じでよろしいですか?

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(追記)今日は研修日なので、自宅でのんびりしています。
     午後から出張で出かけます。

(追記)神戸新聞を購読されていらっしゃる皆さん、今日の
     朝刊の25面に私の名前が(笑)。お探しください。

 

 


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