KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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Excuse me.とSorryについて

Posted on: 2008年7月15日(火) 8:54

a bee

先般書きました、Excuse me.とSorryの違いについてですけれども
多くの方々からご意見を頂戴しました。おもしろかったです(^-^)

こういうのを議論するのが大事なのであって、受動的な学習ばかり
していてはつまらないですね。「本にこう書いてある」と言われてもね。

「その本は大丈夫なの?」ってことになります。

辞書だって人が書いたものですから、たくさんの間違いがあります。
辞書にも英語の間違い、たくさんあるんですよ。例文なんて間違いの宝庫。

だからいろんな英語のシーンを通じて、議論をする。そういった姿勢から
新しいものの考え方が発見されることになるわけですね。

Excuse meとSorryに関して、僕がメーリングリストに載せた説明をそのまま
コピーペイストしてみますね。皆さんもお考え下さい。

**************************

Excuse me.ってのは「誰かに迷惑をかける前に言う」
Sorry.ってのは「誰かに迷惑をかけた後に言う」
 
という違いがあります。言語ですから例外は山のようにありますけど。
たとえばアメリカなどでは相手の靴を踏んだ人が
“Excuse me.” (イギリスでは”Sorry.”)ということだってあります。
 
基本的にはExcuse me.ってのは何か相手に迷惑をかける前に使います。
 
なので誰かの前を通るときや、映画館で奥の席へ移動する際などに
Excuse me.といいながら通るのです。これをSorry.とやるのが日本人です。
 
ですから、今回のお題になっています、Excuse me, I’m so busy.ってのは
例えば考えられるのは、退席するときや退社するときに使えますね。
「すみません、お先です」って感じです。今から帰ることで相手に今から
迷惑をかけるかもしれないけどごめんねと言ってるんです。
 
これをSorry, I’m so busy.とすると、すでに誰かに何か誘われたのですね。
それを断るために「ごめんやけど忙しいんや」と言うてるわけです。
 
さらにexcuseには「退席を許す」という意味もあります。どこかに立ち去ったり
するときに「すみませんが、退席するのを許してくださいね」というニュアンスで
Excuse me.を使うこともできます。
 
Excuse me.は「迷惑をかける前」、そしてSorryは「迷惑をかけた後」と考えると
比較的使いやすいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。

******************************

昨日の夜中にこの文章をMLに載せたので、誰からも反応がないのが(笑)
非常に寂しい木村なのですが、まぁこんな感じじゃないかなぁと。

この数日でチームキムタツに新しいメンバーが加わりました。誰でも入れる
というわけではありません。でも所属と名前とメルアドがわかれば入れる。

英語の教員や講師が対象で、そういった人たちを育てようという目的です。

英語の質問以外でも・・・

●英単語を生徒が覚えないけれども何か効果的な方法はないか
●読解の授業がうまくいかないが、何か効果的な方法はないか
●こういう英語の質問をされたがどのように答えればいいか
●much lessはあるがmuch moreはないというのは本当か

などなど聞きたいことがあれば誰かが投げかける。そうすると誰かが答える。

毎日のようにこのような英語の疑問とか、教え方の質問などが為されますが
顔の見えないもの同士であっても、スキル向上に向けて努力したいなと。

それがひいては日本の教育全体の資質向上に、多少なりとも貢献することに
なるんじゃないかなと思っております。

これからも頑張ります!
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(追記)体調万全ですが、最近僕を起こすものがあります。
     暑さ?違います。セミです、セミ!

 

 


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