KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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英語の本のご紹介

Posted on: 2008年7月27日(日) 22:54

言霊

先日There is構文の後ろにthe Aとか固有名詞が来るっていう説明をしたら、
勉強熱心な他校の先生方から何通かメールを頂戴しましてね。

そういうのはどこで調べるんですかというメールでした。

僕が調べる場合、いろんな辞書や文法書を調べるのですが、主として武器に
しているのがMichael SwanのPractical English Usageです。

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ちなみにこの前のThere is構文の箇所にthe Aや固有名詞が来る用法として、
もうひとつこのSwanの本に載ってありますので、紹介しておきますね。

物語の始めに、Long ago, there was a man in a place.とするところをですね、
Long ago, there was this man in a place.とすることがあると。

a manとするよりもimpressiveですよね。今から述べるその登場人物に対して
「この男」という言い方をしたわけです。訳す場合は「ある男」になるんですけど。

うちの学校のALTもこの本を愛用しておりまして、その影響もあり、結構多くの
先生方が使っておられるようです。

今の中1に採用するのを『ロイヤル英文法』にするか、この本にするか考え中
でしてね。まぁ、全部英語で説明が為されているので、一括採用は無理かなぁ。

無理なことないか。それまでに読めるようにしておいてやればいいだけのこと。

で、この本には日本語版もあるのですが、あまりお勧めではありません。
日本語版はこちらです。僕はこれも持っているのですがあまり良くない。

英文法の本が英語で書いてあるからいいのです。しかも英語版の説明ですが
かなり平易な英語で書かれてあって、非常に読みやすいです。

日本語で説明してあるものを買うなら、『ロイヤル英文法』でいいと思うけどな。

というわけで、SwanのPractical English Usage、英語を勉強されてる皆さんは
一度手にとって見られてはどうでしょうか。

僕は暇つぶしに読んでいることが多いのですが、新しい発見が結構あります。
生徒に説明するときにこうすればいいのか、という発見が多いですね。

というわけで、本のご紹介をさせていただきました。

英語の本の紹介、これからも宜しく!と思われる方は
愛のクリックをよろしくお願いしますねm(__)m
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(追記)以前の回生には江川さんの本を一括採用したんですけどね。
     ええ本なんやけど、調べにくいんよなぁ。

  


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