KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

活字文化を大事にしたい

Posted on: 2008年9月12日(金) 10:22

センターリスニング

元々ゼンソク持ちで喉に弱点を持つ木村です。一昨日から体調優れず
昨日は授業が終わってから帰宅して寝ておりました。

┐( ̄ヘ ̄)┌ ナサケナイ

無理したらあきませんね。ちょっと夏休みがハードやったこともあって、
疲れがたまってるなぁと感じているところやったのですよね。

何をしている時間が長いって、英語の勉強よりも、執筆の時間よりも、
野球をしている時間が一番長かったのですね。

自分では相当若いと思っているのですが、44歳の鍛えてない男が、
普通にじっとしているだけでも暑くて死にそうなグラウンドで、ノックを
しながらずっと叫んでるのですから、そりゃ疲れもたまるわな。

無理のないように頑張りますわ。

国立大学英語R

先日アルクの嵯峨さん(この人のお陰でアルクから学参が出せるように
なったのだ)が神戸に来られて、晩御飯を食べながら話しました。

やはり出版業界ってのは厳しくて、参考書や問題集で「これは売れてる」
っていう本はほとんどないということです。特に長文読解系はダメです。

僕が受験生の頃からあるような本のほうが売れていたりする。

僕の本はおかげさまで(売れてはないとしても)比較的大きい書店さんは
置いてくださっているので、ありがたいなとは思っているのです。

でも置かれてない本もたくさんありますよね。中・高校生のネット普及率は
まだまだ低く、アマゾンなどで買う生徒は少ない。書店で買う人が大半。

最初から「これを買おう」と思ってアマゾンで買う場合は別として、いくつか
比較してから買おうとすれば、書店さんに足を運ぶしかありません。

ところが書店さんに置かれていない本のほうが多いのですね。

全体のうち、長文読解系の売り上げは約20%程度。要するに長文系は
みんな買わないんです。長文の問題集なぁ。大事なんやけど。

学校が与えたものと赤本をやる程度なんでしょうねぇ。

英作文やリスニングになるともっと悲惨ということで、全体としてみれば、
学参はあまり売れないということでした。

では一般書は売れているかというと、一部の本を除くとやはり売れない。
不景気だからか、本を買わなくなっているんでしょうね。

売れないから今まで3色刷りだった本が2色刷りになったり、紙質を変え
たりしながら、より安く本を作ろうとします。

そうすると安っぽくなるので、またぞろ本から離れる人が増えたりする。

本って、著者が何年もかけて得たメソッドやスキルをたかだか2000円
や3000円で得られるのだから安いと思うんです。

ところが高いと感じるのは、本に対する認識が薄いんでしょうね。

携帯電話だと月に数千円とか、高い人だと1万円以上も使うのにねぇ。

書店さんもどんどん売り上げが落ちているものだから、特に雑誌が全く
売れなくなっているので、売れる本しか置かなくなっているのです。

日本の活字文化ってこれからどうなっていくんでしょうね。

携帯やネットのコンテンツを中心に新しい動きはすでに見られるんです。
でも本好きな人間からすれば、紙の本って大事にしたいなと思いますね。

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(追記)体調はかなり戻りました。やっぱり睡眠は大事やねぇ。

 


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