KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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言葉について考える

Posted on: 2008年9月29日(月) 17:56

体育祭にて

昨日は体育祭でした。今年もNEXTSTAGE社の酒井社長が来てくださった。
「ポカリスエットの差し入れです」と言って、持っている紙袋を渡してくださった。

酒井さん、飲んだら酔っ払う“ポカリスエット”ですがな。

酒井さんも仰っていましたが、とてもいい体育祭でした。例年どおり、生徒が
主役になって、教員が脇役に徹する体育祭でした。気持ちのいい体育祭。

特に今年は体育委員が100名ほどいたそうで、お陰で体育祭中、われわれ
教員の出る幕はほとんどありませんでした。

体育委員長を中心に、生徒たちはよく頑張っていたなと思います。

高3の生徒たちにとっては最後の体育祭でしたが、かなり盛り上がってました。
次は受験に向けて、気分を切り替え頑張ってくれることと期待しています。

生徒たち、お疲れさまでした。いい体育祭をありがとう!

ありがとう!

中山さん、5日で辞任しましたね。発言の内容については取り上げませんが、
一般的に言葉ってのは、TPOを考えて使わないとダメです。

更に発言する人の社会的立場が違うと、その言葉の持つ意味合いが変わる。

あの前回の選挙の時に使われた「自民党をぶっ壊す」を、小泉さんが言うのと
小沢さんが言うのとでは、意味が異なる。

われわれには言論の自由というものが与えられていますが、だからと言って
のべつ幕無しに好き勝手発言していいというものではありません。

 

今これをこの場所で言っていいかどうか。自分が言っていいかどうか。

 

そういったことを考えて言葉を使わないと、自分が思っているほどの効果を
期待することはできないのです。

中山さんの辞任は言論封鎖だという声もあるそうですが、僕は違うと思う。

言葉そのものにも問題があるとは思うけれども、それ以上にTPOを考えず、
そしてご自身の立場を考えずに使ってしまったことが問題なのです。

そこらの居酒屋で飲んでるおっさんが好き勝手な発言をして、仲間と激論に
なっても、それはそのおっさんの意見であり、「言論の自由」で済む。

でも大臣の発言というのは、それ自体、重い。

われわれを代表して国を動かしている人たちの言葉が軽いものであるなら、
困るし、それだけ自分たちの存在が重いものだという自覚がほしい。

舌禍によって辞任する大臣が後を絶たないけれども、もしかしたらそれって、
自分たちの存在が、居酒屋でくだを巻くおっさんと変わらんと思ってるのか。

東大から大蔵省を経て、国会議員になった優秀な方だからこそ、ご自身の
立場の重さと、それゆえの発言の重さを自覚してほしかったなと思います。

結局、今回の中山さんの発言が多くの方々を傷つけたのですが、と同時に
中山さん自身をも傷つけることになってしまった。

ここが言葉の怖いところです。

相手をやっつけようとして使った言葉が、逆に自分の評価を貶めることにも
なりかねないのですね。まさに諸刃の剣であります。

よく「ホントのことを言って何が悪いのか」と言う人がいますが、問題になるのは
その「ホントのこと」の部分ではないということに気づいてほしいなと思います。

数字が落ちてきました。すみませんが、よろしくお願いいたしますm(__)m
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(追記)有権者の皆さん、次の選挙には必ず投票に行きましょう!

 

 


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