KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 本の紹介

kimutatsu

品薄らしい

Posted on: 2013年9月9日(月) 22:13

book

先日このブログとプライベート用のフェイスブックのほうで
この本を紹介させていただいたんですけどね。

そうするといきなりamazonで品薄になってるそうですわ。

店頭では置かれていないぐらいあまり売れていない本やと
思うのですが、いい本がこうして売れるのはええことです。

ちなみにそう言えば・・・

todai

東京大学出版会から上の2冊が送られてきました。僕のクラスの
学級文庫の棚に入れてあっていつでも読めるようにしてあります。

要するに東大に入ってから読む教科書ですね。

1冊税込1995円ということですから、大学の教科書としては安い
と思いますし、多読にはもってこいの内容になっています。

東大の『教養英語』のテキストということもあり、英語力のみならず
モチベーションもアップするかと思って学級文庫に置いたのです。

今日は英語系の本を紹介させていただきました。

手に取って貰っていいなと思ったらレジに持っていきましょう。

なによりこういう本は自分の英語力を鍛えてくれるのです。
たった2000円で!ものすごく安い値段で鍛えてくれるのですよ。

これがスポーツクラブだったら1か月1万円とか取られます。

本の場合だと、いくら高くても5000円以内です。

それも『パワフルメソッド』的に勉強すれば、驚異的に力がつく!

自分を鍛えるのにお金を惜しんだらあきません。
どんどん本を買って、どんどん読んでいきましょうね。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
しかし紹介しただけで品薄って・・・チームキムタツ2500人も
おるからなぁ。全員が買わへんとしても大きいのは大きい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

伊岡瞬さんの本をご紹介

Posted on: 2013年9月5日(木) 20:59

josho_keiko

大阪の常翔啓光学園の生徒たちです。みなええ感じで『ユメタン』
を持ってくれてますね。頑張りや!

夏休みの間に小説ばかり20冊読みました。

僕、誰かが僕のことを悪く言うのは何とも思わんのです。

落ち込むどころか・・・なのです。

これって名誉棄損で訴えたらおもろいなぁって思うような批判や
悪口でさえも何とも思いません。

でも小説読むと「なんでこの人の文章、こんな上手いんやろうか。
なんで俺の文章、こんな下手なんやろ」って落ち込みますねん。

伊岡瞬の『教室に雨は降らない』を読んでみてください。

小説の設定から文章から、かなり上手い。

正直言うと湊さんの『告白』読んだときには、これが売れてるよう
ではあかんなぁと思ったのですが、伊岡さんのは上手い。

湊さんのファンの人すみません。でもリアリティーないんです。

伊岡さんのはギリギリをついてくる。で、二段落ちみたいな感じで
展開が広がっていく。これはほんまに上手い。

いっぺん読んでみてください。かなりいい小説です。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
卵ごはんってなんであんなに美味いんでしょうねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

EJ、ほんまちゃんとやってみ

Posted on: 2013年9月4日(水) 23:39

ej

愛読してるEnglish Journalですが、9月号はいいですよ。まじで。
通訳の柴原先生の「スピーキング学習の王道」は必読です。

英語をどのように脳内に入れて、アウトプットしながらセーブする
のかについて書かれていて、とても勉強になります。

いつも思うけど、いろいろ手を出すよりEnglish Journalを定期的
に購読して、フィーチャーされたページだけでもええので頑張って
勉強やってみ。めっちゃ力つくよ。

それからね、同時通訳者・柴原智幸の発信力強化ゼミっていうの
もあるんですけど、そのページではトレーニングしましょうね。

どうしてリスニングが苦手なのかというとトレーニングせんからで、
ある程度ちゃんとしたトレーニングを主体的にやれば、センターの
レベルであれば絶対に満点取れます。誰でも。まじで。

それからEJを愛読してる人は、絶対に「今月の重要表現ピックアッ
プ」のコーナーだけは頭に入れる習慣を付けましょう。

9月号に関して言えば、翻訳者・通訳者になる!ってコーナーも刺
激になります。

いろんなスクールの先生のコメントを読んでいると、やっぱタフで
ないと伸びんなというのがわかります。

時短とか効率とか言うてるようじゃ英語は伸びんよ。ほんままじで。

ついでに僕のコラムも読んでみて下さい。ついででええので。

もうすぐ10月号が出るってのに、9月号の紹介でした!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

本を2冊ご紹介します

Posted on: 2013年9月4日(水) 16:16

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駒場東邦の佐藤君がまた新しい本を出したということで、僕に
送ってきてくれた。佐藤君、いつもありがとう。

というわけで、アルクから佐藤仁志先生が『長文読解徹底演習
3セットワークアウト!高校発展編』を出しました。

長文を読んだあとに、精読や単語の暗記などをしながら復習(1
回目)した後に、さらに読み込んで復習(2回目)するという
方式の、反復系問題集です。

3回も読み込むことになりますし、最初の復習時に単語や熟語
を覚えますから、どんどん力が付いていくという本です。

一度、手に取ってみられてもいいのではないでしょうか。

okinawa32

夏休み前に生徒たちに紹介した本をこちらでも紹介します。特に
英語に興味がある人や学校の先生方は一読の価値ありです。

僕は生徒たちが入学して以来毎月、同僚たちと本を推薦し続け
てきたのですが、その際にコラムを付けることにしています。

本ってのは「読め」と言われて読むとつまらないですよね。

コラムを読んで「読んでみたいな」と思った子だけが読んでくれれ
ばいいなと思っているのです。

そのコラムを書いておきます。

推薦した本は『外資系トップの英語力』(ダイヤモンド社)です。

生徒に宛てたコラムを読んでみてください。

********************

骨太という言葉がある。どことなく安定感があって、信頼できそうな
イメージに溢れていて、僕は骨太という言葉が大好きだ。だから木
村先生の勉強法は骨太ですねと言われると、まるで見知らぬ人に
子どもを褒めてもらったような嬉しさがこみあげてくる。

骨太の反意語を対義語辞典で調べてみると「骨細」とあった。骨細
の勉強法というのはきっと「試験に通用するためだけの勉強法」と
でもいうことになろうか。来週の月曜日に単語テストがあるから勉強
しようというのはきっと骨の細い勉強法なので、そういった勉強法か
ら強烈な力を発揮することはない。

この本に書かれている英語の勉強法は、ファイザーやアフラック、
ボッシュといった外資系企業のトップが語る英語勉強法であり、した
がって骨太である。こうすれば楽に英語が身に付きますよ的な表現
はどこを探しても見当たらない。

・英語ができればいいことが待っているという話ではない。英語は
参加資格なんです。
・デキるなと思ったアジア人の給料は僕の五分の一以下。これは
ヤバいと思いました。
・留学レベルの英語はビジネスでは通用しないと痛感させられました。
・英語に耳を慣らせばいい、はウソ。語彙力がなければどんなに聞
いても力にはならない。

君たちには骨太の英語力を身に付けてほしいと願って教えてきた。
目の前の試験をクリアするだけの勉強法では、仮にその試験に合格
したとしても、後から振り返ったときに「どうしてあんな」と悔やむこと
になろう。あるいは定期考査はいいのにと悩むことになろう。

将来を見据えて今こそ骨太の勉強を。矛盾を承知で言うなら、半年
後の入試にしか通用しない勉強法ではきっと入試には通用しない。
それに気づいた人だけが栄冠を手にすることができるのである。

*****************

毎月こんな感じでコラムを書いてるのですが、参考になりました
でしょうか。

外資系トップの英語力』、とてもいい本です。

自分の英語力をこういうところで試してみたくなります。そうして
もっともっと勉強したくなってきます。

~しているだけでこんなことができるようになる系の本や教材が
好きな人は読まないでください。

そういう人には絶対に向きません。

『ユメタン』や『ユメブン』みたいなタフな教材をこよなく愛する人こ
そ読んで、そしてファイティングスピリットに点火させてください。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
fbにも書きましたが、楽して身に付いた力は、身から
離れるのも速いのではないかと思います。
タフだからこそ力が付くのです。絶対にそうです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

アマゾンで品切れ・・・

Posted on: 2013年5月1日(水) 17:05

 

consulting_office2

山形の松木先生から上の写真が送られてきました。「クラス担任&
主任分!」と書かれていました。

まっちゃん、みんなの分を自分で買ってくれたんやなぁ・・・

なんて熱心な先生なんやろ。

また、同じく山形の高橋先生からもメールを頂戴しました。

***************************
 
発売より前にamazonで予約していたのですが、昨夜amazonから
メールが来て、一時的な品切れでお届け予定が5月12日以降にな
るとのこと。最初の予定ではこの週末で届く予定だったので連休中
にゆっくり拝読できるなあと楽しみにしていたのですが・・・。あと10
日以上も待たなくちゃならないなんて!
旺文社さんには一刻も早く増刷していただければと思います。

***************************

アマゾンで品切れ・・・『パワフルメソッド』もそうやったけど、この本も
アマゾンで品切れになってしまったということです。

僕が謝ることでもありませんが、すみません。

いましばらくお待ちください。書店さんにはあるはずです。

本ってAさんにとっていい本でもBさんにとってはあまりよくないという
こともあります。

逆にAさんの評価が低くてもBさんにとってはかけがえのない本という
こともあります。

『大学受験キムタツ相談所』に関しては、以前も書きましたが受験生の
みならず、保護者や教員のためにも書きました。

もしかしたら「これは違う!」というご意見もあろうかと思いますけれども
教員生活26年目を迎えた僕の価値観の集約だと思っていただければ。

皆さん、読んでくださってありがとうございます。

受験生は自分の受験勉強の、保護者は家庭における子どもとの交流
の、そして教員は生徒や保護者との付き合いの、それぞれ参考にして
いただければいいんじゃないかと願っております。

いつも本当にありがとうございます。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
明日と明後日は灘校の文化祭です。
僕は中庭ステージODORIBAの「きゃりーなだゃなだゃ」
のダンスに声だけ出演します。ちょっとだけですけど。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

おかげさまで

Posted on: 2013年4月26日(金) 0:05

 

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おかげさまで発売となりました。さっそく読まれた先生方からメール
を頂戴して、恐縮しております。感謝感謝。

もう手に入ったんですね。はや。

『パワフルメソッド』も面白かったけど(あれ、面白いか?)この本の
コンセプトがとても気に入ったというメールをくれたのは東京の先生。

特に保護者向けの回答が面白くて大笑いしながら読んだというメー
ルも・・・でも面白いかなぁ。笑える本ではないような・・・

本って楽しみながら読むもんやから、とにかく良しとしようか。

というわけですが、とにかく発売となりました。宜しくお願いします。

詳細はこちらに書いてありますので、参考にしてください。

最近、Tehuとももクロの話題でメールすることが増えてきた気がする。
Tehuの本も宜しくお願いします。とてもいい本です。

  
  
今日もブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
何冊本を出したんやろ・・・自分でもよくわかりませんけれども
おかげさまで多くの出版社さんから依頼を頂戴しています。
今はこの数年来取り組んでいる本に集中しています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

『蛍雪時代』のコラムが本になります

Posted on: 2013年4月13日(土) 0:01


 

僕はあちこちを訪れていますが、どこに行っても先生方に言われる
のが「『蛍雪時代』楽しみにしています!」です。

今年もおかげさまで連載が決まりました。

僕の原稿を編集者のふうかちゃんが非常にうまく編集してくれてる
おかげで、人気の連載になっているそうです。

受験相談所。

で、このたび実はそのコラムが本になりました。

ゴールデンウィーク前に書店さんに並ぶそうです。ありがとうござい
ます。またよかったら手にとってみて下さい。

今までのコラムを単に本にしただけではつまらないので、かなり加
筆しました。

普段は生徒向けに相談所を開いている設定になっているのですが
この本では保護者の皆さんの相談にも答えています。

**********************

・家で全く勉強しません。子どもにどう声をかければいいですか。
・何かにつけ、親に反抗します。高校生ってこんなもんですか。
・褒めて伸ばせと言われますが、どう褒めればいいのでしょう。

**********************

といったような相談に答えています。これは今までの25年間の経験
の中で保護者の皆さんから実際に相談されたことをピックアップして
あります。保護者向けに23項目加筆しました。

それからせっかくですので、英語実戦対策講座と銘打ち、巻末に英
語の勉強法に関するQ&Aも掲載しました。

上の画像は本の表紙です。

またこの本の出版日が決まりましたら詳細を書きますので、どうぞ宜
しくお願いいたします。

  

今日もブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
しかし中日は弱いですねぇ・・・優勝監督をクビにした呪いやな。
野球の神様を怒らせたらあきません。


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

EJの特集記事ご紹介

Posted on: 2012年9月9日(日) 8:46

 

 

 

 

 

 

 
横浜の水口先生が体調を崩されていると聞いていたので心配していたので
すが、本人からの葉書きに「回復しました」とありひと安心。

病気前より身体機能はアップし、めちゃくちゃ元気です、と。

お互いもう若くないねんから、養生しやなあきませんで、水口先生。
またお逢いするのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 
『English Journal』の10月号(今月号)に、最近チームキムタツにお入りに、
なった柴原先生の特集記事がありますのでご紹介します。

柴原先生はロンドンのBBCで放送通訳者として勤務され、現在はNHKラジ
オ『攻略!英語リスニング』の講師をされている神田外語大の先生です。

去年の春の行われたアルクのセミナーではじめてお逢いし、意気投合。

今年の2月には一緒に仙台と福島でチャリティーセミナーを行いました。

今月号の『English Journal』の特集記事は超お勧めです。特に英語学習者
だけでなく指導者(つまり我々)にとって極めて有益な情報が満載です。

**********************

発話力アップには口を動かす練習が欠かせないとわかっていても
具体的な方法がわからない方、必見です!
話すために最も効果的なトレーニング、「シャドーイング・リピーティ
ング・音読」を、放送通訳者が初歩の初歩からご紹介。
スピーチの名手であるオバマ米大統領をお手本にした基本トレー
ニングから、毎月のEJ Interviewなどを使った実践まで、完全プロ
グラムでお届けします。
「英語口」になるのはもちろん、リスニング力、英文理解力アップにも
効果抜群です!

************************

というわけで、僕もやってみました。

これは授業で使えます!高校の授業でかなり有効です!

いっぺん騙されたと思ってトライしてみてください。今月号は永久保存版です。

詳しいことは紙面をご覧下さい。

僕も授業でやってるのですが、ある部分が弱かったなと反省中。
今学期の授業はリスニングしかやらないつもりでいますが、この方法ならば、
リスニングだけでなくスピーキングや英作文の練習にもなります。

ちなみに僕のコラムは「時間がない!をやめる方法」です。
柴原先生の特集記事のついででいいので、よければお読み下さいませ。

 
今日も僕のブログにおこしくださいましてありがとうございました。
今日は昼から2試合審判しやなあきませんのや。

 


kimutatsu

本を読みましょう

Posted on: 2012年6月25日(月) 0:03

 

 

 

 

 
 
 
山形の高橋先生からさくらんぼが送られてきて、さくらんぼ大好きな木村は大喜
びしながら食べていたのですが、そろそろなくなってきたなと思っていたら、ナント
それを見ていたかのように、松木先生から大量のさくらんぼが送られてきました。

高橋先生、松木先生、ありがとうございますm(_ _)m

それから神戸の新垣先生からお手紙を頂戴しました。
以前も書きましたが、手書きの葉書きや手紙ってのは頂くと嬉しいものですね。

そういえば新垣先生とはじめてお逢いしたときに、ブログで本の紹介を読むのが
楽しみなんですとおっしゃっていたなと思い出しました。

というわけで、最近読んだ本をざっとご紹介します。

といっても、こりゃいいなと思ったものだけ。
 

『花と流れ星』 道尾秀介
この人の小説は面白いなぁ。いま、僕の中では浅田次郎先生は筆頭としても
荻原先生と道尾先生は、「先生」と呼ぶにふさわしい作品を提供してくれる。
この本はコナン・ドイルを意識していて、推理小説好きにはたまらん作品です。

『オー・マイ・ガアッ!』 浅田次郎
この人は天才だといつも思うなぁ。とてもじゃないが、こういう本は書けないわ。
ラスベガスを舞台に繰り広げられる3人の人間たちのエンタテイメント大傑作。
この本は楽しい。もう何度目かの再読でした。

『霧笛荘夜話』 浅田次郎
要するにどうして浅田先生なのかというと、『オー・マイ・ガアッ!』のようなモノ
スゲェエンタテイメントを書く人が、こういうしっとりした小説も書けるって点です。
霧笛荘という港町のアパートを舞台にした短篇集です。

『あやし うらめし あな かなし』 浅田次郎
再読というか何度目なんだってぐらい読み尽くした本をまた読みました。怪談集
ではありますが、いわゆる恐い話ではなく、神秘的で幻妖な哀しい奇譚集。
文学の極意は怪談にありを見事に体現。

『時が滲む朝』 楊逸
芥川賞受賞作。日本語を母語としない中国の人が芥川賞を受賞したっていうの
で読んでみた。内容は中国の民主化を扱っているので、もしかしたら興味がわか
ないかもしれないけど、日本語の使い方は秀逸。

『千年樹』 荻原浩
短篇集なんです。舞台は同じ神社。時代を超えて、様々な人々がその神社の巨
木のまわりで人間模様を繰りひろげます。我々人間ってのは、いつの時代も哀し
く、そして一生懸命なんやなぁ。

『ハードボイルド・エッグ』 荻原浩
荻原先生の引き出しの多さと深さ、広さには敬服せざるを得ません。ユーモアが
いっぱい詰まったサラリーマン小説があるかと思えば、こういうコミカルな探偵物
があって、さらに可愛い幽霊や座敷わらしが登場するもののけ小説がある。
この小説は一種の推理小説ですが、笑うところが多くて楽しめます。お勧め。
 

他にもいっぱい読んだけど、とりあえずお勧めなのはこれぐらいかな。

また思いついたらお勧めの本を書きますね。いっぱい本を読んで感性と日本語
の力を鋭くしたいものです。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
内田樹先生との対談が決まった木村は、内田ワールドに嵌まります。
対談前に代表作を何冊か読んでおかないと失礼なので、しばらく内田
先生の本を読み漁ります。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

本をご紹介します

Posted on: 2012年4月11日(水) 19:07

 

 

 

 

 

 
久しぶりに本をご紹介。ここに挙げたもの以外も読んでるんですけれども、まぁ
推薦するほどでもないかなと思ったものは挙げていません。

1.『ママの狙撃銃』 荻原浩 双葉文庫
  荻原(Ogiwara)さんの小説は本当に軽快で、それでいて読み応えがあり、
  ストーリー展開が面白くてワクワクできます。この小説では「ママ」の苦悩が
  上手く描写されていて、しばらく間をあけて再読したいなと思わされました。

2.『風の中のマリア』 百田尚樹 講談社文庫
  ストーリー自体は平易なので、彼が『永遠のゼロ』で見せたようなストーリー
  の深さはありません。それなのにご紹介するのは、彼の日本語の使い方の
  上手さに感心するからです。それと小説を書くにあたって、かなり資料を読み
  こみ、勉強されたんだなということがわかります。小説って妄想ではないとい
  うことがこういった優れた作家の作品を読めばわかりますね。

3.『憑神』 浅田次郎 新潮文庫
  出かけるときには何かの小説を鞄に放り込むんですが、気楽な作品のほう
  がいいなと思って、書斎の書棚にあったこの小説を取って再読しました。
  やっぱり浅田先生は天才ですねぇ。どうすればこんな作品が書けるんやろう。
  ストーリー展開、日本語の美しさ、技巧など、様々な点で楽しめる作品です。

4.『霧笛荘夜話』 浅田次郎 角川文庫
  霧笛荘という古いアパートの住人が繰りひろげる人間模様を、時には涙を流
  しながら、時には笑い皺を気にしながら、そして時には人間の生き方ってのは
  結局は一元的ではないんだなということを確認しながら、じっくり読んでほしい。
  本当の幸せってのは何なんでしょうね。すぐにでも再読したい作品です。

若い人は本をあまり読まなくなったと言われますが、本当にそうなんでしょうか。
むしろ大人のほうが読まなくなったのではないかと僕は思っています。

教員や親が本を読み、本について語るからこそ、生徒や子供たちも本を手に取
るのではないでしょうか。

忙しい中でも本を開く気持ちの余裕を持ちたいものです。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
5月2日と3日は灘校の文化祭です。どうぞおこしください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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