今日、ある先生とメールしていたんですけどね。やっぱりあれですねぇ、
生徒たちの力を伸ばそうと思ったら、まずは教員が勉強せんとねぇ・・・
という話になりました。
教員の英語力があまり高くないと、自分が高校時代に受けてた授業の
コピーをする形でしか授業がでけへんと思うんですよね。
日本に居ながら英語の力を付けるのって、けっこう大変ですよね。
塾や予備校もいいのですが、学校には毎日行ってるのですから、その
授業を何より大切にすることが英語力向上には欠かせない部分です。
が、教える側の英語力が低いとなるとどうなるか。
つまり教える側が必死になって英語を勉強したことがないのですから、
勉強のさせ方がわからないんじゃないかと思うんです。
英検準一級が取れないとか、TOEICで600点台とかのレベルの先生が
果たして難関大学に合格するための英語を教えられるのか。
かなり厳しいと思うんですよね。
その先生曰く、「コーチがイチローである必要はないですけど、やっぱり
ノックぐらいは打てて欲しいですよね」と。
You couldn’t have said it better!!!
さらに言うなら、どうすれば成績ってのは上がるのかというメカニズムや
生徒たちのモチベーションを上げるスキルを身に付けていたら最強です。
でもまず第一に重要なのは、自分の教科の力はどうすれば身に付くのか
ということを、理念的ではなく体験的に知っておくことやと思うんです。
理論は本を読んだり何回かセミナーに参加したりするとわかります。
でも実際に自分の英語力を上げてみると、その理論をカスタマイズさせて
目の前の生徒たちに適用させることが可能になります。
最近、『ユメタン』の1と2の両方の単語をクイックレスポンスできるように
自分を鍛えた先生方が、教員採用試験で合格したとメールをくれます。
逆に言えば『ユメタン②』レベルの単語ぐらいは知っておかないとさすがに
英語を使って仕事ができるようになるとは到底思えないのですよ。
選手が練習するのは言うまでもないのですが、コーチが自分のスキルを
確実にあげておかないと、選手の力は絶対に伸びません。
これは断言できます。
生徒たちはプロ野球選手とは違います。かなり未熟なlearnerなのです。
彼らを英語の達人にするためには、まずは我々が英語をしっかり勉強し、
そうか、こうすれば英語って上がるんだなを体感しておくことです。
エラそうに書きましたが、僕もまだまだなので、毎日勉強しています。
英語の先生方、予備校の講師の皆さん、塾の先生方、頑張りましょうね。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
教員を目指す大学生は、今のうちにしっかり勉強しておきましょう。