KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語

kimutatsu

There is構文は「新情報の提供」

Posted on: 2008年7月20日(日) 10:42

文法!

この本が(特に英語の先生方に)好評でして、ついでにこの本に準拠した
英文法のドリルというか問題集を作ってほしいというお願いが・・・

お地蔵さん、どうする?

この本は言うなら参考書なんですよね。

発音アクセントと文法と語法の覚えておかないといけないことが詰まってて
わからないことがあれば調べたり、覚えたりするための本なのです。

たとえば、no more ~ thanとno less ~ thanの違いがわからないとか、
willとbe going toの違いがわからないとか、そういう人向けの本です。

僕自身も文法のことで「あれ?どうやったかな」と思ったら自分で調べる。
そういう本があればいいなと思って作ったものなのです。

書名は『センター試験英語合格の法則』ですが、センター試験に限らず、
文法や語法に関してわからないことを調べるためのものです。

ちなみに・・・

チームキムタツのメーリングリストが30名を超えました。文法の好きな
英語の先生が多いですねぇ。毎日1人ずつぐらい増えていってます。

昨日は<there is構文>で盛り上がりました。

there isの後ろは不定的な要素が来ると習った人が多いと思うんですね。
There is a book on the desk.のような感じです。

これがThere is my book on the desk.なんてふうにはできませんよね。
There is the book on the desk.もダメです。

There is a(n)+名詞・・・これがスタンダードな使い方です。

したがってThere is John in this room.もダメです。Johnは不定要素?
そんなはずありません。固有名詞はthere isの後ろには使えません。

大阪

ところがですねぇ・・・実はthere isの後ろに例外的にtheがつく名詞とか、
人名を置くこともできるんです。知ってはりましたか?

There is the ground behind our school.
There is Mary.

先ほどの理論でいくと、これらの文は間違ってるということになりますね。

ところがこれ、実はOKなんです。

there is構文ってのは、「~がある、いる」という意味ではあるのですが、
これは相手に対して新情報を提供するという場合に使うのですね。

だから相手の人も知っていることに対して「ある、いる」という場合には
there is構文を使うことができないのです。

いいですか? ここが大事なポイントです。

だから中学レベルの練習で、There is a book on the desk.とやるのは
いいのですが、これって非常に実用的な表現ではありません。

電話でならOKですよね。相手が電話をかけてきたとします。

I left my book at home.  A book on economics is on the shelf, right?
(家に本を忘れた!本棚に経済学の本があるやろ?)

すると母親が言います。

I can’t find it, but there is a book on your desk.
(ないわよ。でも机の上になにか本があるわ)

これなら「机の上に本がある」というのは相手に対して新情報ですからね。
there is構文を使ってもいいということになります。

ところが話者も聞き手もいる目の前にある本を指さして、There is a book
on the desk.なんてやるのはありえないということなのです。

暑いときにはこれ!

以上を踏まえてですね、ここで考えてみてください。There isの後ろには
不定要素が来ると習いました。人名は来ないと習いましたね。

ところが・・・

There is the ground behind our school.はOKなのです。
There’s Mary.もOKです。

どういう場合ならOKになると思われますか?ヒントは「新情報」です。
there is構文は相手に新情報を与える表現だということです。

こういう英語の勉強も楽しいと思われる方はクリックをお願いします。
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(追記)この調子でいくと、チームキムタツの先生方がかなり増える。
    みんなで英語の勉強ができるのは楽しいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

東大英語基礎力マスターVol.4

Posted on: 2008年7月17日(木) 17:01

基礎力マスターVol.4

『東大英語基礎力マスター』Vol.2~4が発売になりました!(-^〇^-)
皆さん、よろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。

前回までVol.2と3の説明をしましたが、今日はVol.4の説明をします。

前回の英語教師塾に参加された先生がたは、このVol.4の基礎原稿を
使って僕は文法の授業をしましたので、ご存知かと思います。

このVol.4は文法力の肉付けを行うための本になっています。

NEXTSTAGEや『東大英語基礎力マスター』Vol.3などを使うことによって
英文法の知識をある程度までつけることができます。

その証拠に日本中の多くの学校でそういうタイプの文法問題集が採用され
日々のテストや週テストなどが実施されています。僕もやっていました。

でもそのままだと断片的な知識で終わってしまうんですよね。

その知識をどういうふうにリーディングやライティングに生かすかということ、
それが大事なんじゃないかと思うんです。知識だけではダメですよね。

このVol.4は次のような構成になっています。

1日目 代名詞を含む構文
2日目 比較を含む構文
3日目 準動詞を含む構文
4日目 助動詞を含む構文
5日目 関係詞を含む構文
6日目 接続詞を含む構文
7日目 仮定法を含む構文

この7日間完成となっているんですね。最初に左ページに書かれた英語を
和訳し、右ページに書かれた日本語と同じになるかどうかをチェックします。

右ページの日本語の下には「どうしてそういう意味になるか」という簡単な
解説が書かれてありますので、それを読んで理解を深めます。

基礎力マスター

次にそれぞれの事項に関する文法の(主として穴埋めの)問題があります。
各項目25~30題ぐらいの問題がありますから、文法の復習ができます。

間違えたところは最初のページに戻ってチェックし、再度覚えなおします。
暗唱や音読する前にちゃんと意味を取らないとダメですからね。

英文を見て意味が言える段階→日本語を見て穴埋め問題を完成できる段階
を経たあとに、いよいよ音読をして、そして暗唱していきます。

この本にはCDが付いていますので、それを使ってまずは聞き込みます。

音読のページは最初に訳したのとは別の、暗唱に適した英文が書かれてて
しかも今度は左ページに日本語が、右ページに英語が書かれているのです。

CDも日本語→英語の順番に流れます。以下のとおりです。「比較」からの
抜粋ですが、こんな感じになっているのです。

*****************************

第2日目 比較

私の息子は私の学生時代ほど勉強しないんだよ。
    ↓
  ブランク
    ↓
My son doesn’t study as hard as I did when I was a student.
    ↓
  ブランク
    ↓
その俳優は見た目ほど若くない。
    ↓
  ブランク
    ↓
The actor is not as young as he looks.
    ↓
  ブランク
    ↓
  (中略)
    ↓
彼の英語を話す能力はネイティブ並みだ。
    ↓
He speaks English no less fluently than a native speaker.
    ↓
彼の話を聞いて、腹が立つよりもむしろ悲しい気分になった。
    ↓
His story made me more sad than angry.
    ↓
  (以下省略)

*****************************

構文の本って「英語→日本語」の順で流れることが多かったと思うんですけど
この本は「日本語→英語」の順に放送されていき、英作文の力を鍛えます。 

日本語が流れたあとのブランクで、生徒たちは声に出して英語を言います。

いいですか、ここで差がつきます!

これをやることで英作文の能力のみならずスピーキング能力がアップします。
英語を話す能力ですね。英作文とスピーキング能力、つまり英語の発信力を
アップするための本だと考えていただければいいと思いますね。

もちろんそのブランクで声に出しながら紙に書き付けてもらってもいいよね。

紙だけでも勉強はできるけど、CDを ipod などに入れておけば、手ぶらでも
英語の勉強ができるようになっているというわけなのです。

こうやって文法項目ごとに実際にその文法の知識を使って英語を声を出し
ながら作っていくことで、表層的な知識を皆さんの血肉に変えるのです。

負けない!

実はこの『東大英語基礎力マスター』はこの次から英文解釈や英作文の
授業というか、実況中継になります。だからここまでで本当の基礎は終わり。

ただ、自分の中ではVol.1~3とVol.4との位置づけは少し異なります。

 

Vol.3までは当然知っておくべき英語の基本的な知識を身につけてもらい、
このVol.4をちゃんとやることで、それらの基礎が徹底されることになる!

 

ということなのです。ほとんどの人はVol.3まではやっていると思うんですが、
このVol.4をやるかどうか(あるいは授業でやるかどうか)で違ってきます。

ここまでの4冊を何度か反復してやることで、英語の基礎力が身につくのは
まず間違いありません。薄い本ですが、中身は濃いです。結構きついはず。

でも他の厚い本よりは比較的やりやすいんじゃないかなと思うんですよね。

 

     中学英語→単語熟語→文法
           ↓
  良文を音読しながら全ての基礎力を固める!

  

というような流れになっています。是非とも前向きに取り組んでいただきまして
「もう英語は苦手じゃなくなった」と言えるように、継続してほしいですね。

がんばってください。自分で言うのもなんですが、とてもいい本だと思います。

もう英語で苦労しなくていいですよ!(^-^)
否、もう苦労しなくていいように、せめてこれだけはやりこみましょう!
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(追記)発売日ってのは感無量です。嬉しいな。

 


kimutatsu

東大英語基礎力マスターVol.3

Posted on: 2008年7月15日(火) 17:22

基礎力マスター

このブログのアクセス数ってどれぐらいあるのかなと思い、昨日の午前0時と
今日の午前0時のカウンターの数字をput downしてみたんです。

最近やっぱり夏休みとか模試前で減ってるなぁという実感があったのですが
だいたい9000アクセスでした。ありがとうございますm(__)m

この時期に9000もあるのは初めてですので、非常に喜んでおります。

さて・・・

先日の記事で、『東大英語基礎力マスターVol.2』について書きましたけれども
今日は基本文法篇(Vol.3)について書きたいと思います。

基礎力マスターVol.3

これもだいたい100ページぐらいから成る、非常に薄い本になっておりまして
時制から倒置や省略に至るまで14項目が取り上げられています。 

見た目はネクステージと同じですが、NEXTSTAGEよりは絞り込んであって、
NEXTSTAGEよりは例文のクオリティを上げたつもりなのです。

解説はできるだけシンプルに行ってあります。

Vol.1で中学英語の総復習をやった人が、Vol.2とVol.3を使って、基本と
なる単語と熟語と文法とをざっと復習できるようになっているわけです。

このVol.2とVol.3とをどれだけ頭に叩き込むかによって、英語の伸び代が
変わって参ります。単にこなしただけの人と、潰した人とでは全く違います。

特に高2や高3で英語の偏差値が伸び悩んでいる人は、Vol.2~4を徹底し
基礎力を100%に近いところまで刷り込んでしまうことです。

正直、Vol.4の基本構文篇ってのは英作文の基礎となる本なのですね。この
Vol.3で学習した英文法を使って、英作文のチカラを高めるために使います。

しかしその前の段階で、基本的な単語も熟語も文法もグラグラしているような
レベルの人たちは、いくら問題集をやっても意味がありません!

いいですか、意味がないのです!

いくら「過去問を2周した!」なんて言っても、身につく度合いは非常に低い!
ということになります。これは英語のプロなら誰でもわかることでしょう。

したがって僕の頭の中ではVol.2とVol.3はセットなのです。

できれば夏休みの間の中盤までにこの2冊は徹底的に繰り返して潰しておき、
その後にVol.4で英作文のチカラを身につけることです。

ガッツ猫
(岡山で見つけたガッツポーズをする猫です)

逆に言えば、英語の成績が大したことないという人の最大の原因ってのは、
まず高校レベルでは基本的な単語熟語と文法が覚えられてないことです。

単語集をやったとか文法の本をやったとか言っても、覚えてなければ意味が
ありませんよね。それは読んだり書いたりするためのツールなのです。

このVol.3は3回、文法を繰り返せるようになっています。文法ってのは
とにかく「反復命!」ですからね。反復する工夫を考えてみました。

1回目~3回目まで、やった日付けを書く欄があります。必ず3回やりましょう。

さらに、それぞれの14個の項目ごとに、現時点での正解率を書き込んでいき、
どの項目の正解率が一番高くて一番低いかが一目瞭然になるようになってる。

たとえばA君は「時制」は89%の正解率なんだけど、「比較」だと60%程度で、
「助動詞」だと30%ぐらいだということが一発でわかります。

そうすると自分の弱点がわかったわけですから、まず「時制」をやるよりも先に
「助動詞」をやってしまえば、全体の文法力はアップするはず!ですよね?

そういう仕組みになっているのです。

僕も勉強ができない生徒で、高校時代は下から2番だったので、「できない」
苦しみはわかります。気持ちもわかる。

でもなぜできないかというと、こういう基本的なことを覚えてないからなのです。
覚えればできるようになります。覚えるのは苦手なんて言わないで頑張ろう!

『東大英語リスニングSUPER』などに取り組めるようになっている人たちでも
最初はこういう基本的なことを辛抱して辛抱して反復していたのですよ。

覚えればきっとできるようになります。この本と、そして自分の可能性や能力を
ひたすら信じて取り組んでくださいね。絶対に英語はできるようになります。

絶対に英語は上がります。カラオケができれば上がります。
英語の勉強はカラオケみたいなもんです。がんばろうぜ!
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(追記)採点、だいぶ終わりました。三単現のSや名詞の複数形などが
     中心的な内容やったので、平均も下がるかなと思っていましたが
     学年平均が90点ぐらいだったので、少し安心しました。

   


kimutatsu

Excuse me.とSorryについて

Posted on: 2008年7月15日(火) 8:54

a bee

先般書きました、Excuse me.とSorryの違いについてですけれども
多くの方々からご意見を頂戴しました。おもしろかったです(^-^)

こういうのを議論するのが大事なのであって、受動的な学習ばかり
していてはつまらないですね。「本にこう書いてある」と言われてもね。

「その本は大丈夫なの?」ってことになります。

辞書だって人が書いたものですから、たくさんの間違いがあります。
辞書にも英語の間違い、たくさんあるんですよ。例文なんて間違いの宝庫。

だからいろんな英語のシーンを通じて、議論をする。そういった姿勢から
新しいものの考え方が発見されることになるわけですね。

Excuse meとSorryに関して、僕がメーリングリストに載せた説明をそのまま
コピーペイストしてみますね。皆さんもお考え下さい。

**************************

Excuse me.ってのは「誰かに迷惑をかける前に言う」
Sorry.ってのは「誰かに迷惑をかけた後に言う」
 
という違いがあります。言語ですから例外は山のようにありますけど。
たとえばアメリカなどでは相手の靴を踏んだ人が
“Excuse me.” (イギリスでは”Sorry.”)ということだってあります。
 
基本的にはExcuse me.ってのは何か相手に迷惑をかける前に使います。
 
なので誰かの前を通るときや、映画館で奥の席へ移動する際などに
Excuse me.といいながら通るのです。これをSorry.とやるのが日本人です。
 
ですから、今回のお題になっています、Excuse me, I’m so busy.ってのは
例えば考えられるのは、退席するときや退社するときに使えますね。
「すみません、お先です」って感じです。今から帰ることで相手に今から
迷惑をかけるかもしれないけどごめんねと言ってるんです。
 
これをSorry, I’m so busy.とすると、すでに誰かに何か誘われたのですね。
それを断るために「ごめんやけど忙しいんや」と言うてるわけです。
 
さらにexcuseには「退席を許す」という意味もあります。どこかに立ち去ったり
するときに「すみませんが、退席するのを許してくださいね」というニュアンスで
Excuse me.を使うこともできます。
 
Excuse me.は「迷惑をかける前」、そしてSorryは「迷惑をかけた後」と考えると
比較的使いやすいんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。

******************************

昨日の夜中にこの文章をMLに載せたので、誰からも反応がないのが(笑)
非常に寂しい木村なのですが、まぁこんな感じじゃないかなぁと。

この数日でチームキムタツに新しいメンバーが加わりました。誰でも入れる
というわけではありません。でも所属と名前とメルアドがわかれば入れる。

英語の教員や講師が対象で、そういった人たちを育てようという目的です。

英語の質問以外でも・・・

●英単語を生徒が覚えないけれども何か効果的な方法はないか
●読解の授業がうまくいかないが、何か効果的な方法はないか
●こういう英語の質問をされたがどのように答えればいいか
●much lessはあるがmuch moreはないというのは本当か

などなど聞きたいことがあれば誰かが投げかける。そうすると誰かが答える。

毎日のようにこのような英語の疑問とか、教え方の質問などが為されますが
顔の見えないもの同士であっても、スキル向上に向けて努力したいなと。

それがひいては日本の教育全体の資質向上に、多少なりとも貢献することに
なるんじゃないかなと思っております。

これからも頑張ります!
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(追記)体調万全ですが、最近僕を起こすものがあります。
     暑さ?違います。セミです、セミ!

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

東大英語基礎力マスターVol.2

Posted on: 2008年7月14日(月) 0:30

基礎力マスター続篇

東大英語基礎力マスターのVol.2・3・4が17日に発売になりますけれども、
それぞれの概要について書いておいたほうがいいのかなという気がします。

以前、地方の書店には置かれてないというコメントを頂戴したので(>_<)
これを読んで「いいな」と思われたら、アマゾンなりで買ってくださいね。

そういえば、この前さ、我が家の近くの阪神御影駅前にある大きい書店に
行ってみたのですが・・・ワンフロア全部が書店という大きい書店ですが・・・

置いてないし! (@。@;)

アルクの本は申し訳程度に置いてあったのですが、基礎力マスターは1冊も
置いていませんでした。まぁ、このあたりって御影高校しかないからなぁ。

でも置いてほしかった。地元やん・・・(┬┬_┬┬)

おーい!メトロ書店さぁん!頼むわぁ!

_| ̄|○  _| ̄|○ _| ̄|○

さて・・・気を取り直し、まずは『東大英語基礎力マスターVol.2』からです。

Vol.2は高校レベルの基本的な単語と熟語が載っている本でありまして、
だからある程度の語彙や熟語を知っている人は買う必要ありません。

著者が「買わなくていい」と言ってるんだから、信憑性高いやろ?(笑)

語彙力がなくて、熟語も覚えてないという、悲惨を極めている人向けの(笑)
本なのです。アマゾンの書評に「これでは足りない!使えん!」と書かれそう。

書かれていい。書いた人はよくわかっておられる。でもセンター試験において
ある程度の点数を取りたい人は、この単語熟語は絶対!ってレベルです。

だからすでにセンター試験の英語で、高得点が取れるレベルの語彙力が
すでに身についている受験生は絶対に買わなくていいです。絶対に!

つまり、センターの英語で点が取れない人だけ買うように。

キクタンやキクジュクのレベルの、いわゆる基本的な単語と熟語のなかで
特にこれは重要だなと思われたものを全てピックアップしてあります。

夕刻

10日間完成になっていて、例えば初日で基本的な名詞を覚えていきます。
2日目以降は動詞や形容詞が、あるいは熟語が出てくるわけです。

単語を隠して意味がいえるようになったら、次はチャンクページを開けます。

そこには言うなれば『システム英単語』に載ってるような、ミニマルフレーズ
とかセンテンスが載ってありますので、それで知識を確認していきます。

まずは英語を見て、レッドシートで意味を隠しながらフレーズ全体が訳せる
かどうかをチェック。それができたら次は日本語を見て、英語が言えるかを
チェックしていきます。そして何日かに1回、簡単な確認テストがあります。

単語は名詞、動詞、形容詞、多義語に分かれています。例えばterm等は
名詞ではなく、多義語のところに掲載されているのです。

単語が終わったら次は熟語。

同じように進んでいきます。単語に比べるとセンターレベルで必要な熟語は
極めて少ないので(単語に比べると、やけどね)比較的楽ですね。

Vol.2

で、肝心のコンセプトですけれども、要するに、このブログのコメント欄でも
しょっちゅう英語の勉強法について聞く人がいるのですが、ちょっと待てと。

英語の勉強法とか何とか言う前の段階で、早い話がこのレベルの単語や
熟語を知らなかったら勉強法を知っても意味がないでってことなのです。

勉強法とか解法はVol.5とか6とかで解説していくことになりますけれども、
それ以前の段階で、持っておくべき知識がない人は英語できませんからね。

日本語に置き換えて考えてみると、漢字をろくに知らない人が、現代文の
成績がいいわけないよね。そんな人が小論文書けるわけないでしょう。

英語だって何語だって同じです。

基本的な言葉を知らないで、どうして言語の力が上達するでしょうか?
(いや、するはずがない=修辞疑問=反語)

だから、最低限、これだけの単語や熟語は知っておかないとダメですよ!
という思いで作った本だと考えておいてほしいのです。

上に書きましたとおり、すでにある程度の英語力がある人からご覧になると
「なんだ、こんなレベルの単語や熟語集」ってことになるんだろうと思う。

だけどセンター試験で高得点取れない人たちは、絶対に!これをやれ!!

そういうコンセプトというか、思いを込めて作った本です。

単語集がたくさんあってどうしようかなと思っている人で、手っ取り早く点数を
上げたいなと思っている人は買って、そしてやりこんでみてくださいね。

単語集も熟語集も買ったらちょっと高くつきますが、これだと両方入ってて、
値段は800円(だと思う。実はよく知らないけど)。

単語力や熟語力のない人が文章を読めたり書けたりできるわけないわな。
受験生、あるいは高1・高2生徒で成績悪い人は確実に潰してほしいな。

皆さん、本当に頑張ってください。
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(追記)単語力が身に付くだけで、かなり成績が上がるのにもったいない。
    

 


kimutatsu

Excuse me.とSorry.の違いは?

Posted on: 2008年7月13日(日) 14:21

出水高校

英語の問題です(っていうか、今日のチームキムタツのMLに出した問題)。
受験生のみんなも一緒に考えてみよう!

*************************

Excuse me, I’m so busy.
Sorry, I’m so busy.

この2つの違いを説明してください。

*************************

まぁいろんな場面が考えられるとは思うんですけどね。

日本語の「すみません」って、時としては「ありがとう」の意味にもなります。
英語のExcuse me.とSorry.は同じ意味を表すこともあれば違うこともある。

ここではこの2文の意味は異なりますが、ではどういう場面で使われますか。
一度考えてみてくださいね。よろしくお願いします。

では採点しまぁす!

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(追記)こんなクイズがほぼ毎日届くキムタツメーリングリスト、
     参加資格は「教員」か「講師」であります。
     みんなようやくグーグルを利用する習慣がついたので
     よかったなぁと思い始めております。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

キムタツのメーリングリストにて

Posted on: 2008年7月8日(火) 18:03

酒井さん

どうもこの写真が好評で(爆笑)、なんか知らない人まで「酒井さんてオモロイ」
なんて言うもんだから、今度会ったら酒井社長にビールを奢らせてやろうかと。

さて・・・

チームキムタツのメーリングリスト(以下ML)で多くの学校の先生方が様々な
相談や、英語の質問、単語の覚えさせ方などを投げかけておられます。

僕は僕で、英語の質問をみんなに投げかけて、それを考えてもらうというのを
やっておりましてね。全員が返事をくれるわけではないので気楽なもんです。

この前、ある先生と喋っていたら「チームキムタツって凄い集団が・・・」なんて
おそろしいことを仰いましたが、まったく凄い集団ではありません。

今日も灘の教員がひとり加入しました。僕が先生方に投げた英語の質問を
その先生にもしてみたら近くにいたALTが話にのってきましてね。

で、その先生に「実はこういうのやってるねん」と言うと「僕も加えてほしい」と。

その先生は東大やったか京大やったかを出ているのですが、一緒に英語の
勉強をしたいということだったのですね。もちろんOKしました。

なんかオモロイ

ちなみにその問題とは。

***************************

「若いころは1日に5食も食ってたなぁ、バカだったなぁ(笑)」
① I used to eat five meals a day when I was young.
② I would eat five meals a day when I was young.

どちらかが正解です。どちらでしょう?

**************************

皆さんは正解がどちらかわかりますでしょうか?毎日こういう問題を先生方に
出してはひとりで面白がっている木村なのです。

間違えてもいいのです。参加することが大事です。読んでいるだけでもいい。
勉強になりますからね。①が正解という人もいれば②という人もいらっしゃる。

それぞれに当然ながら理論がついてきます。理論が「ナントナク」なのはダメ。
どうして①なのか。どうして②なのか。その理論を読んで勉強するのです。

ちなみに正解は②です。

この問題に対して、ある方が送ってきてくださった「理論」を紹介しますね。

******************************

used toは「過去の習慣・状態」を表し、そのことが常に行われていたことを
表します。ですから、状態動詞とも使うことができます。
「過去と現在の対比」を意味し、「現在はそうではない」という意味が言外に
含まれます。

一方、wouldはその行為が常時行われていたことを示すとは限りません。
「過去と現在の対比」の意味はなく、過去のことを回想的に述べるのみです。

上の和文は、「若いころは1日に5食も食ってたなぁ。バカだったなぁ(笑)」
       → ただ過去のことを回想している。

以上から、この和文に適切な英文は②だと思います。

******************************

used toってのは過去は●●だったけど、現在は○○なんだよねと言うために
使われることが多いのです。だからここでは「現在は5食ではない」というのを
言いたいのであれば、used toでもいいのです・・・が、ここではどうも違います。

単に「過去においては5食食べていた」ことを述べているだけです。

さらに「バカだったなぁ(笑)」という表現から、過去を回想していると考えて、
wouldのほうがベターだという結論になります。

ちなみにこれは全員が正解でした。

答えがわからない先生は投稿されないし忙しい先生も投稿されません。でも、
それでいいのです。読むだけでも勉強になりますからね。

それを教室に持ち帰って生徒たちに教えるときに還元してもらえればいい。

これから前向きな先生方がどんどん増えてくればいいなと願っております。

先生方も勉強すべきだよねと思われる方は愛のクリックを!(^-^)
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(追記)ちなみに「原形と現在形の違いを生徒に聞かれたらどう説明するか」
     なんていうお題が出ることもあります。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

英語が話せるようになりたい人へ

Posted on: 2008年6月26日(木) 12:52

アエラ

上は現在発売中のAERA ENGLISHの記事です。 留学したくてもできない人も
英語はかなりのレベルまで話せるよという特集なんですね。

僕、田尻さん、竹岡さん、安河内さんの順番でそれぞれのスキルを喋っています。

が・・・

結局4人とも同じことを喋ってる気がしますね。語彙力を身につけろとか、読んだ
文章は必ず何度も音読せよとか。そういうことの積み重ねが大事ですよね。

これって英語に限らんのです。日本語だってそうです。

たとえば国語が苦手って人、国語の教科書や問題集をちゃんと音読してます?
あるいは気に入った本を音読していますか?していない人のほうが多いはず。

声に出して読むことの効果がこれだけ言われてるのに、やってないと伸びない。

そういえば九九を勉強する時も必ず声に出しますよね。

ニニンガシ!ニサンガロク!

声を出したほうが脳の定着率が高いものですから、どんどん声に出すことです。
そしてその回数が多ければ多いほど、全ての力が伸びていきます。

というわけでして、AERA ENGLISHにも書きましたとおり、特に定期考査前の
高1や高2のみんなも試験までに範囲の文章を20回ずつは読みましょう。

そういうことの積み重ねが本当の英語力につながるのです。
もちろん音読がスピーキングとライティングの力の向上につながります。

受験生は言うに及ばず。毎日何かの文章を何回かずつ音読しましょう!

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(追記)『東大英語基礎力マスター』Vol.4は英作文対策の本ですけれども、
     それと同時に「英語を話せるようになりたい」という人のための本です。
     7月17日発売です。CDを有効利用して、英語を喋ってくださいね。

 

 

 


kimutatsu

英単語の「音の知識」を増やそう!

Posted on: 2008年6月14日(土) 15:37

momo 

今日と明日は灘と甲南の第55回定期戦です。55回ってのはすごいですよね。
早慶戦みたいにメジャーじゃないけど、灘と甲南の両校では盛り上がります。

わが野球部は朝9時半からです。お越しの方は応援よろしく!(^-^)

さて、リスニングの続きです。あ、コメントの返事が滞ってますが(汗)お待ちを。
とにかく忙しくさせていただいているので、更新するだけで精一杯なのです。

時間が空いたら返事しますよってに。

momo2
(部屋に入ったらこんなことに…ホンマ、こいつだけはびっくりするわ。)

リスニングができるようになるための最低条件として、単語を知っておかねば
という話をしましたが、ではどこまで知っておかねばならないのでしょう。

例えば、authenticityって単語はご存知ですか?「信憑性」とか「真実味」とか
そういう意味の単語です。オーセンティシティと発音します。

知らない?知らなかったら聞き取れません。だから覚えないとダメですよね。
これは昨日述べたとおりです。知らない単語を減らすことです。

では、localはご存知ですか?

The local people never eat fish from this river.
(地元の人たちはこの川でとれた魚を絶対に食べない)

知ってます?意味は?「田舎の」?違う違う。「ローカルな話題やなぁ」って言う?
あれは「田舎の」って意味じゃない。「地元の」とか「その地域の」という意味。

読み方は?簡単ですよね?え、ローカル?ローカル線とか言うもんねぇ。

でもこの単語、ローカルって読まれることはほとんどありません。

「ロウコォ」か、あるいは「ロッコォ」と読まれます。ですからいくらlocalという語を
知っていても、音が「ローカル」だと思ってる人には聞き取れません。

momo3

では次の問題ですが、ruleっていう単語はご存知ですか?ご存知?意味は?
そうです、「規則、ルール」って意味や「支配する」っていう意味もありますね。

発音はご存知ですか?え?ルール?確かにルールを守れとか言うよね。

でも残念、この単語はルールとは読まれません。普通、「ルーォ」と読まれます。
ですのでruleは「ルーォ」だなという知識を持っている人にしか聞き取れません。

では次の文を音読してみてくださいね。どうぞ。

The local people were ordered to observe the new rule.
(その地元の人たちは、その新しい規則を守るよう命じられた。)

ではカタカナで表します。こういう感じで聞こえることになると思うんですね。

ダロッコォピーポ ワオーダール トブザーブ ダニュールーォ

were ordered to observeの部分をカタカナで表すのはかなり難しいので(汗)
でもまぁこんな感じになると思うんです。

何度聞いても聞き取れない人がスクリプトを見て、「え?localとかruleとかって
知ってる単語やのに、全然聞き取れんかった!」ってことになったりします。

それはどうしてかというと、正しく単語を覚えていないからなんです。

単語集、CDが付いているものが増えてきましたが、CDを聞かない高校生が
非常に多いそうです。確かに意味やスペリングは本でカバーできますよね。

でも音まで確認しない高校生が極めて多いんですって!

だからリスニングの練習をいろんな学校で、授業を使いながらやっているのに、
センターリスニングの平均点が下がってきたんじゃないか?とさえ思えますね。

確かにlocalやruleを知っているという人は多いと思うんです。でも正しい発音を
知っている人ってどれぐらいおられるんでしょうか?

東大や一橋大といった、二次試験にリスニングがある大学を受験する人ならば
このlocalやruleがかなり狙われるということを経験で知ることになります。

これと同じようなL音で終わる単語は要注意なのです。あと数字と。

こういう単語の「音の知識」ってのは持っておかないとリスニングで苦労するし、
場合によっては最後まで「いくら聞いてもわからん」なんて言う羽目になります。

だって文章や会話の最も小さい単位である単語の音を知らない人がですよ?
それらが集まってできた文や文章を聞き取ることができると思いますか?

いろんな単語集が出ていますが、覚えるときには必ず音を聞いてみることです。

で、「この単語はローカルやな」なんて先入観を捨て、CDのとおりに!必ず!
モノマネをしてみることです。知ってる単語でもよく聞いてくださいね。

実はこの「音の知識」を知らないから聞き取れないというケースが非常に多い。
せっかくCDがついているのにもったいないなぁと思いますね。

いろんな著者がいっぱい本を出してるでしょう?本は決して安くはないでしょう?
でも実はCDがなかったら数百円安くできるんです。もっと安くなるんです。

でもCDを付けたほうが学習効果が高いと知っているからCDを付けるのです。
なのにCDを使わない高校生が多いんですって!もったいないでしょう?

リスニングを得意になりたい人は、買った本や単語集のCDを最大限に活用し
少なくとも各単語の「音の知識」をできるだけ多く身につけましょう。

皆さん「意味の知識」や「スペリングの知識」には敏感でしょう?それと同じように
「音の知識」にも敏感になることで、リスニングの成績は格段にアップします!

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(追記)『東大英語基礎力マスター』のVol.4にCDが付くことになりましてね。
     これでVol.4を使って英作文のみならずスピーキングの練習もできる
     ことになった!講談社さん、ありがとう!!!嬉しい!!!

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

kimutatsu

リスニングができる最低条件

Posted on: 2008年6月13日(金) 11:50

テーブルスピーチ

昨日は楽しくスピーチしてきました。なんといっても叩き上げの経営者さん
ばっかりの会ですからね。雇われ人とは世界が全く異なります。

参加された経営者のうち、一番若い社長が35歳。年商22億だそうです。

僕が喋った講演のテーマは、実績をあげるためにいかに組織力を高めるか、
そしてそのためにいかにして人を育てるかということに決めて話しました。

有名な会社やホテルの会長や社長ばかりの前ですので、緊張するかな?と
思って臨みましたが、自分でも驚くぐらいスムーズに話ができました。

雇われ人の世界は、やはりある意味気楽です。もちろん教育であれ、医療で
あれ、営業マンであれ、死ぬ気で仕事をしているのは言うまでもない。

でも会社を経営されている方々っていうのは、死ぬ気どころか、失敗したら
本当に死ぬかもという世界でビジネスをされていらっしゃいます。

そういう方々相手に(僕は経営やビジネスのことは全く素人なので)どこまで
僕の話が役に立ったのかなと思って帰ってきたのですが・・・

今日また同じところから、再度の依頼がありました。昨日の今日で!やはり
ビジネスをされている人ってのは動きが速い。フットワークが軽い!

世界がまったく違う方々と触れ合えるのはかなり勉強になります。次回もまた
頑張ってこようと思っております。

基礎編

さて、リスニングの話なんですけどね。僕もだいぶ苦労したので、現時点で
すでにある程度聞ける人ではなく、そうでないレベルの人向けに書きます。

まず最初に大事なことは何かというと、続けることです。でも続けられない
からこそ苦しんでおられると思うんですよね。

だからとりあえずはゴール地点を確定させましょう。センター試験レベル?
それとも東大二次のリスニング?TOEICや国連英検などにチャレンジ?

自分のゴール地点をまずは定めて、それをどこか目のつくところに書いて
貼っておきましょう。あるいは手帳の常に見るところに書いておくことです。

さらに言えば、例えばニュースレベルの英語ならスラスラと聞けている自分を
できるだけイメージし続けることが大事です。それは本当に大事。

聞けるようになるのかな?本当に大丈夫かな?

こういう疑心暗鬼が首をもたげている状態だと、なかなか続かないのです。
だから「絶対にできるようになるわ」という意識を持ち続ける努力が必要です。

そのうえでトレーニングを始めることですね。

ゴールを定めないで始めると、とにかく出口が見えないので不安定なのです。
センターのリスニングで満点!なんて感じで決めると小目標が立てやすい。

まずはゴールを定めましょう。それが第1段階です。

ゴールを決めたら信頼のおけそうな教材を用意します。それについては(笑)
僕のを使ってくれたら嬉しいけど・・・嬉しいけど・・・嬉しい(´・ω・`)

でも『センター試験英語リスニング合格の法則(基礎編)』どころか、その前の
段階でまだまだ止まっているという人もいらっしゃると思うんですね。

そういう人はその前の段階からはじめないとあきません。

その前の段階っていうと、ゆっくり喋ってる教材・・・とかって思うでしょう?
あまり速くなくって聴き取りやすい本を買えばいいのかと思うはずです。

もちろんそれでもいいのですが・・・

まずは聴けない原因を分析することです。なぜ聴けないのでしょうか?
それがわからないと、英語がゆっくり放送される本を買っても意味がない。

例えば次の文がゆっくり流れたとしましょう。

In Tazuyanobaka Village, a lot of people were preparing for a counter-
revolutionary riot against the arrogant village mayor.

これ、いくらゆっくり読まれても聞き取れない人には聞き取れませんよ。
そもそも「達哉の馬鹿ヴィレッジ」の時点で「はぁ?」って感じになる(笑)

counterrevolutionary
riot
arrogant
mayor

などの単語を知らないと、これまた聞き取りは不可能ってことになりますね。

要するにリスニングができる最低条件は「基本的な語彙を身につける」
ということになります。なぜなら知らない単語は聞き取れないからです。

「達哉の馬鹿ヴィレッジ」はスクリプトを見ると固有名詞だったのかとわかる。
それは「そういう村があるのか」で済ませればいいと思うんですね。

でも「こんな単語知らんなぁ」という語が多い英語はいくら聞いても無理です。
逆に言えば、知らない単語を減らすことが第1条件なのですね。

つまりですね。例えば『センター試験英語リスニング合格の法則(基礎編)』
がすでにできるレベルかどうかをチェックするためには、語彙を見ればいい。

スクリプトをざっと見て、だいたい知ってる単語だなと思ったら使いましょう。
知らない単語がかなり多いなと思ったら、使えるレベルに来ていません。

そうなると書店でもっともっと簡単な語彙で書かれたリスニング教材を探す
ということになるんでしょうが、でもそれより前に基本単語をバーっと覚えた
ほうがいいのではないでしょうか。

実際、通訳養成学校では単語テストはヒタスラ行われています。

ある程度の単語ならだいたい覚えたという人は、センター試験用の教材を
使いながら、いよいよトレーニングをスタートさせます。

続きはまた書きますね(^-^) こんな感じでよろしいですか?

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(追記)今日は研修日なので、自宅でのんびりしています。
     午後から出張で出かけます。

(追記)神戸新聞を購読されていらっしゃる皆さん、今日の
     朝刊の25面に私の名前が(笑)。お探しください。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

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