KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 人生論

kimutatsu

運を強くしたいなら

Posted on: 2009年1月5日(月) 9:03

ゴルフ場にて

上のこの写真、年末に日教販の社長と取締役、そして酒井さんと一緒にゴルフを
したときのものです。おっさんばかりですが、みんなええ顔をしてますでしょう?

仕事や勉強をいやいややっていると伸びないし、これは口でいくら言ってもわかる
人にしかわからんやろうな。僕は3億当たっても教員は辞めない。好きやもん。

好きでやってると、だいたい人間ってのはええ顔になってくるもんや。

大学目指してポジティブに頑張ってる人は明るい顔をしてる。ちょうど甲子園とか
花園を目指して頑張ってる高校生と同じやな。青春のあるべき姿って感じや。

いやいややってる奴は暗い。暗い表情をしてる奴の成績は伸びない。
性格が外向的とか内向的とかっていう問題じゃない。気持ちの問題なんよねぇ。

そこでこちらのお言葉ですが。
   ↓   ↓
ありがたいお言葉

頑張ってると運が上がってくるし、だからこそ神様はさらに運を強くしてくれはる。
いくら神社に行って「今年はお賽銭を千円にしたろ」って奮発してもしゃあない。

受験生は気持ちを明るく持って頑張ることやわ。

ところが僕も高校時代は「はよ大学行って楽したいなぁ」と思ってばかりいたし、
実際、先生方から毎日テストだの宿題だのを与えられて暗くなってたんや。

大人になってわかることがあって(この場合の大人ってのは年齢ではないぞ!)
前向きに頑張ってると伸びるんやなぁってことやな。

何歳になってもわからん人がおって、そういう人は残念ながら仕事も後向きでな。
いやいややってはる。そうすると伸びない。人間としてオモロぉないんや。

じゃあどうすれば前向きになれるか。どうしたらポジティブになれるか。

それは習慣やな。習慣。イメージトレーニングって言葉にするとちょっとちゃうけど
とにかく習慣にすることや。何ごとも習慣にすると強い。性格なんて変えれる。

井上陽水さんが「性格なんて何パターンでも作れます」と仰っているが、これって
実は習慣のなせる業なんやね。習慣を作ってしまうこと。

朝起きてため息ついている人はそれをやめる。ため息ついたら親にカネ渡せ。
朝起きて顔を洗う時に鏡に向かって「お前は凄い」って必ず言う習慣をつけよ。
トイレに行って鏡を見たら「お前、ええ顔しとるわ」って褒めてやる習慣をつけよ。
悪いことがあったら空を指差して「神様、この程度では凹まんで」と必ず言え。
何があっても「疲れた」って言うたらアカン。言うたら親にカネ渡せ。罰金や。

こういうことの積み重ねで、気がついたらどえらい運が強くなってる。
運が強い人って何から何まで強い。ジャンケンも強い。あみだクジも強いねん。

分別戦隊モラルマン

僕は昔はジャンケンが弱くてね。何でかわかる?

ジャンケンする前から「負けるんちゃうか」とか「負けたら嫌やな」と思ってたから。
今は違うで。今はジャンケンする前には「負けるかいな」と思ってやってる。

で、負けたら? そんなんたまたまやん。もう一回やったら絶対勝つわ。

どうしたら運が強くなるかというと、これが習慣やねん。ちなみに「疲れたぁ」って
言わなくするのに5年ほどかかった。習慣を形成するのも時間がかかる。

受験まで間がない諸君で、運を強くしたい!って思う人は習慣を作ることやな。

以前の読者で「愛のクリックを毎日やってたら自分は合格する」って勝手に決め、
それを受験当日までずっと繰り返した子がおった。

僕のこのブログの最後のクリックをしたからって、ご利益があるとは思えんけど、
しかしそう信じて頑張るってのもひとつの宗教であり、信仰やからな。

結果として彼は合格した。

なんでかっていうと「毎日キムタツブログで愛のクリックしたんやから落ちない!」
って信じることができたからや。だから運が強くなった。ポジティブになれたんや。

なんでも習慣。

運を強くしたいっていう人はポジティブになろう。ポジティブになるためには、習慣
を形成すること。疲れてため息つくのが習慣になってる人は時間がかかるで。

毎日やること。とにかく習慣にしよう。そうすると運が開ける。間違いないよ。

そんなわけで試しに愛のクリックをやってみませんか!?(笑)
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(追記)今日から補習です。出た人にはきっといいことがあるはず。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

誰も助けてなんかくれへんで

Posted on: 2009年1月4日(日) 1:25

お前らなぁ(笑)

コメントの返事を全てし終えました。返事が遅くなって、ホンマ申し訳ない。
これからは24・・・48時間以内になんとか返事が書けるように頑張るわ。

で、いくつか似たような質問があって、たぶんこういう人って多いんやろな
と思うコメントがあったので、ちょっと取り上げて、久々に檄を飛ばすわ。

***************************

中学生のときから毎日の勉強をおろそかにしており、
高校生になっても考査前に焦って勉強しているような状態です。

自分の夢は大まかですが、見つかっています。

いつも今日からやろうと思っても長続きせず、
こんな自分が本当に嫌になります。

どうすればこんな自分から抜け出せますか?

***************************

やる気はあるねんけど、長続きしないっていうコメントが他に1つあった。
気持ちはわかる。俺も昔はそうやったからな。でも考えを変えてほしい。

とりあえず今は食べるものもあるし、お金も親から与えられてるしなぁ。
勉強部屋なんかも与えられてたり、本も買ってもらえて恵まれてるわな。

でもそれは親の生活上のサポートに過ぎん。環境を作ってくれてるだけ。

実際に夢を叶えるために頑張るのは自分だけやでな。

夢が見つかっているのに長続きしないってことはやなぁ、つまり・・・

それはキミがその夢を実はそんなに叶えたいと思ってないってことなんや。
あるいは今頑張らなくても何とかなると思ってるかもしれん。ちゃうか?

でもな、自分の人生は自分で切り開かないとアカン。
でないと、悪いが誰も助けてくれんぞ。親も助けてくれん。

自分はひとりなんやという意識を必ず持つことや。

周囲は協力してくれるやろうけど、頑張るのは自分ひとりしかおらんのや。
それを自覚しておかないと、ズルズルと時間だけが過ぎることになる。

キミ自身が頑張らないと、誰がキミの人生を作るんや。
キミこそがキミの人生の主役なんやで。誰も助けてくれへんのや。

「どうすればこんな自分から抜け出せますか」って書いてあるけれども、
上に僕が書いたことを明確に理解できれば抜け出せると思うよ。

ただし、頑張り始めたら神様が背中を押してくれる。その後はすーっと、
不思議なぐらいにスムーズに物事を進めることができる。

他の人に甘えず、自分が人生を作るんやという、鋼のような強い気持ちを
持って頑張ることや。もう一度言うけど、人生を作るのはキミ自身やで。

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(追記)昨日行ってきた大神神社やけど、「おおみわじんじゃ」と読む。
     日本史には出てくるから受験生は読めたやろうな。

 


kimutatsu

主体的だからこそ伸びる!

Posted on: 2008年12月19日(金) 10:27

諫言

週末は岡山ですと書くとすぐに「私も行きたい!」という先生が必ずお一方は
おられる。なのでそのたびに主催者に「木村枠で1人追加できる?」と聞きます。

今回はその枠を利用して(笑)特別に参加される先生が3名おられる。

学校がやるような、つまり受動的になりがちな講習会とは違って、言うならば
自発的に主体的に参加する講習や勉強会ほど力がつくものはありませんわな。

僕のはほとんどが無料やけど、10万円や20万円の勉強会もいっぱいになる。
大人になって差がつくってのは、結局そういう姿勢なんやろうなと思うなぁ。

自分にいかにカネをかけて、自分を育てるかってことです。

学生時代はあんなに嫌だった勉強が今は楽しくてしょうがない。僕の同僚である
前川先生に聞いたところ、受験用の世界史資料集が飛ぶように売れるそうな。

僕も実は今回の期末考査で、息子の世界史のプリントを一緒に覚えたんやけど
これが実に面白い。僕は日本史選択だったので、世界史の知識はゼロ。

だから余計に面白い!

これって何なんやろと考えていたんやけど、結局ほら、人間が本質的に持ってる
知識欲が刺激されるんやね。知らないことを知りたいと思う欲が働く。

学生時代にその欲がガンガンに働く人ってのは、やはり幸せなんやろうなぁ。

自分から勉強したいと思い、ちゃんと動いている人は前に進みますね。
明日参加される先生方にお会いすることで、僕も刺激を頂き、また前進したい。

そう思いながらワクワクしております。先生方、よろしくお願いいたします(^-^)。

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(追記)誰かに勉強させられてる状態では伸びないよね。

 

 


kimutatsu

転機になるかもしれぬ

Posted on: 2008年11月7日(金) 16:49

六甲山牧場にて

どうしてヤギの写真なのだ?と思われる方もいらっしゃるでしょうけれども、
実は本日は灘の遠足でして、中1は六甲山に行って参りました。

天候が心配されましたが、日頃の行いが良いのと、強運の持ち主揃いの
担任団のお陰で(マジ)途中で晴れてきました。最高の遠足でした。

六甲山牧場でバターを作ったり、カンツリーハウスの広大な芝生で走り
まわったり、男同士でボートに乗ったり(笑)して楽しみました。

私もバターを作りました。生徒たちと一緒に。いや、楽しかった。

先ほど帰って参りまして、今から明日の英語教師塾の準備を行います。
ちょっと気合いを入れて、英作文の授業の準備をするのです。

参加される先生方、チームキムタツの面々、よろしくお願いいたします。
授業を拝見し、悪いところがあれば遠慮なく指摘させていただきますね。

有隣堂書店さん

実は昨日、夕刻から大阪におりましてね。ダイヤモンド経営者倶楽部で
知り合った会社の経営者や取締役の方々と一緒に飲んでおりました。

今となってはとっても素敵な友達になりましたが、やはり勉強になります。

友達からこんなに多くのことを学べるなんて、本当にラッキーです。

ダイヤモンド経営者倶楽部で2回講演しまして、その際メルアドを聞いて、
それ以来の付き合いなのですね。

昨日の4人のうちお一人は、僕よりずっと年下の女性。

会社を経営するというのは、社員の家族や、もっと言えば子孫に対しても
責任を負うことである、という彼女の言葉は非常に重かった。

ずっと話を伺い、それをひたすらメモに書き付けていました。

自分は果たして彼女ほどの覚悟を持って仕事に臨んでるかなと考えた時、
どう考えても答えはNOでした。

もっと徹することができる。もっと前に行ける。

そういう気持ちでいっぱいになり、帰りの道すがら、ずーっとひとりで考え
込んでは、今の自分の姿勢に対して反省ばかりして・・・

反省・・・

いや、違うな・・・

反省というより、むしろ嫌悪感に近い。

自分の甘さが嫌で嫌でしょうがなくなり、やはりこう・・・もっとプロ意識を
持って仕事に当たらないといかんなと、気恥ずかしくなりましたね。

周囲から先生先生などと言われて、雑誌などにカリスマなどと書かれてる
うちに、自分の夢に対する姿勢がどうも甘くなっているような気がします。

今日も遠足のバスの中でずっと自分の姿勢について考えてばかりいて、
どこをどう直せばもう少し前に行けるのか、自問自答しておりました。

身体は疲れてるし、肩と腰は痛くて痛くてしょうがないんだけど、頭の中は
冴えまくっていて、昨日から完全にフルスロットルモードになっています。

そんなわけで、今日から出直します。再度出直し!

彼女と自分のドリームノートに感謝をしつつ、自分の甘さに負けないように
自分を鍛えなおします。自分に負けなければ夢は叶います。

思うに・・・

昨日、つまり2008年11月6日は私にとって転機になるかもしれぬな。
それぐらいのBIG EVENTやった。

私をあの人に逢わせてくださった神様に感謝してる。私はもっと頑張る!

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(追記)コメントの返事、できるだけこの週末に書きますね。

 

 

 


kimutatsu

自分の魂を後世に残したい

Posted on: 2008年10月24日(金) 8:38

ユメタン

来年の4月の新規採用に『ユメタン』を考えているという先生方が、僕が知ってる
だけでも10名ほどいらっしゃる・・・本当に感謝しております。

アルクの方々も後押ししてくださり、一括採用の場合のテストメイカー(試験作成
ツール)をどうするかという話なども進んでおります。

ありがたいです(涙)

今日は灘の創立記念日で学校がお休みなので、東京に来ております。

東京ドームホテルは読売VS中日のお客さんでいっぱいだろうから、新宿にある
ビジネスホテルでこのブログを書いているのです。

立川にある書店さんから、渋谷、そして新宿の紀伊國屋書店さんを回る予定で、
明日は横浜の有隣堂書店さんなどに顔出しする予定でおります。

昨日、新幹線の中でツラツラと考えていたんですけどね。

今、わたし、『知識人99人の死に方』という本を読んでるんですよ。 

手塚治虫先生をはじめとする99名の知識人の方々が、今際の際にどのような
ご様子であったかをわかりやすく書いた本なのです。

眠るように大往生をとげられた方もいれば、自殺した方、有吉佐和子先生のように
朝見に行くと亡くなっていたという方もいらっしゃいます。

これを読んでいると、死は突然訪れるんだなということがわかります。

否、死が突然訪れるのではないかもしれん。しかし我々は死に対する準備というか
死の準備に対する準備をしておかねばなるまいと思わざるを得ない。

だとすれば・・・

やはり自分の夢に向かって、真摯な姿勢で生きるべきだなと再認識させられます。

他人様に迷惑をかけてはいけませんが、そうでない限り、自分の生き方にこだわり
いよいよ今際の際には、やりたいことは95%ぐらいやったなと思いながら死ぬ。

これが理想的だなと思っています。

100%やったということはきっとあり得ない。だって100%ってことは、その時点で
やりかけの仕事はないということになる。それはつまらん。

最後の最後まで、僕は手塚先生みたいに自分の企画と闘いたい。

そして最後の最後まで、俺は病気が治ったら、こんなことをやりたいと言いながら、
勉強を続けていられたらいいなと思っています。

『ユメタン』は僕のライフワークになる。これは他の人との闘いや競争なんかでは
決してなく、自分の教育、自分の英語教育にかける情念との闘いなのです。

夢をかなえてから死にます。今ある夢をかなえてから死にたい。苦しみながら、
のたうちまわりながら死んでもいい。後世に自分の魂を残したいのです。

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(追記)広島の前田先生、本当に素敵な画像をありがとうございました。

  


kimutatsu

勝ち癖をつけな、やる気も出んわ

Posted on: 2008年9月24日(水) 0:02

講演風景

滋賀県立守山中学・高校で講演をさせていただいてきました。守山市民会館で
なんと生徒や保護者合わせて1100名ほどの方々の前で話をしました。

昨年は竹岡先生だったそうで、今年はそのパターンが多い。共愛学園高でも、
去年は竹岡先生に来ていただいて、今年は木村先生に・・・と言われました。

あんなBIGな方の後に講演ができるのは光栄です。

しかし1100人ってのは多いなぁ。まるでコンサートをしているかのような広さ!
またコンサートのときのような照明で、後ろの方々は豆粒のように見えました。

ちなみに僕はギターやったが、ボーカルをやっていたこともあるので、ピンスポ
を浴びたこともあります。あれはなかなか快感だ。今回は当然ピンスポなし(笑)

自分の高校時代の話や教員になってからの話を中心にさせていただきました。
最後に彼らへのメッセージをお話しさせていただきました。

英語の勉強法ではなく、「もっと高く! もっと遠くへ!」が演題でした。ですので
人間の生き方について、思っていることを述べさせていただいたのですね。

諫言

最後の最後に質疑応答の時間があり、1100人の中から1人果敢に挙手をし、
壇上まであがってきてくれた男子生徒がいました。

質問1:バンドをしていたそうですが、どんな音楽をされていましたか。

木村 :質問ってそれか?(場内爆笑) スターダストレビューとか爆風スランプ
     とか、そういう音楽をやっていたよ。僕はGとVoをやってた。

なかなか味のある男子生徒で、質問は2つめに及びました。

 

質問2:勉強のやる気が起こらないのですが、どうしたらいいと思いますか。

 

旺文社の蛍雪時代の質問でもそうやけど、「やる気が出ない」という生徒の声を
よく聞く。「どうすればいいですか」って自分の尻叩いて頑張るしかないがな。

・・・とは思うのですが、人生の先輩から一言。

大人になってもやる気が出ないもんは出ない。大学生みたいな子どもと大人の
間ぐらいの時期に自律心を養うねんけど、それでもなかなか難しいもんや。

こういう僕もみんなが思ってる以上に仕事を抱えてる。目の前の生徒らのことを
ないがしろにするわけにはいかんので、学校のことも一所懸命にやるわな。

そうするとどうしても家に帰ってから、「眠いなぁ」とか「だるいなぁ」とか思うことも
よくあるねん。実際にちょっとだけ夕方布団で横になることも増えてきた。

朝起きたときに「いつもよりだるいぞ」と思ったり、「今日は少しだけ熱がありそう
やな」と感じたりすることもある。人間やから当たり前やな。

ゼンソクがしんどいときは休むことになるけど、この1年半は全く平気なので、
そうなると多少熱があっても学校に行く。授業があるからな。休んでられん。

それに「どうも今日は体調もええはずやのに、やる気が出ん」ということもある。
締切が近いと焦るけど、それでもどうも今日はやる気が出んという日がある。

でもな、だからといって仕事せんかったらどうなる?

アルクや講談社やベネッセなどに電話を入れて、やる気がなくなりましたので、
すみませんがちょっと大目に見てくださいなんて情けないことを言うかね?

もしそんなことしたら、向こうサイドも困るやろうけど、自分だって困る。

夢があって頑張ってるのに、たかが「やる気が出ん」ぐらいのことで、その夢を
ぶっ壊したくないわな。ちょっとずつでも自分の夢に向かって前進したいがな。

だから「ちょっと体調悪いな」と思うときも「どうもやる気が出んな」と思うときも
鏡に向かって「何甘えとんねん」と自分を叱咤しながら仕事に向かうことになる。

僕だけやなくて、大人ってのはだいたいそうやって、やる気を出してるんや。

おかげさまでありがとう!

ところが中学とか高校の時ってのは、まだ未熟やからか自分を律することが
でけへん子が多い。僕もそうやったけど。だから思ったら思ったとおりに動く。

眠くなったら横になる。授業中に喋りたくなったら喋る。むかついたらスネる。

これでは夢なんて叶うわけないわ。教え子を見ていると大学生になっても子供
みたいなのもいるけど、でもだいたい高2~3ぐらいで大人に近づいてくる。

きついなと思うときでも頑張る子が増えてくる。6年間教えてると、そういう変化
が手に取るようにわかるから面白い。きつい時に頑張る子でないとあかん。

ではどうすれば頑張れるのか。どうしたら多少きつくても頑張れるんやろうか。

TOKYO UNIV.

僕は勝ち癖をつけることが大事ちゃうかなと思ってる。我々人間は起きてから
寝るまで、実は勝負の連続なんよね。

朝に目覚ましが鳴る。眠いのでスイッチを切る。どうせ母親が起こしに来るから
その時に起きたらいいわと思って、睡魔との勝負に負ける。

母親が起こしてくれたらくれたで、その起こし方が悪いとかいって悪態をつく。
ここで2連敗。本来なら感謝すべきところだ。

だらだらと準備をしているうちに電車に間に合わない時間になるので朝食を
抜いたりする。これで3連敗。あるいは遅刻する。ギリギリに教室に飛び込む。

これで4連敗。間に合ったら勝ちかね? そんなアホな。それなら入試の時も
ギリギリに試験会場に飛び込んだらよろし。入試の時は余裕もって行くんやろ。

授業中に寝る。5敗目。授業中に喋る。6敗目・・・こんな感じで負け続ける。

こんな生徒が「やる気満々!」なわけないわな。ダラダラ過ごしてる子がなぁ、
自分の勉強のときだけやる気に満ち溢れてるわけない。

もちろん朝からの勝負に全勝しなくてもいい。でも勝ち癖のついてない子には
残念ながら神様は微笑まんのではないやろうか? せめて勝ち越さないと。

勉強に対するやる気を出したいのであれば、きついなと思うときこそ頑張れ。
甘え心や遊び心が出たらすぐ遊ぶというのではあかんわな。

あと1時間は絶対に集中すると決めたらいい。そういう勝ち癖こそがやる気に
つながるし、勝ち癖があるからこそ入試にだって勝てるんやないか。

誰でもしんどい。生きるってのはしんどいもんや。でも我慢して頑張ってるうち
人生の楽しさが見えてくるし、夢がどんどん見つかるんやな。

夢が見つからんという人、やりたいことが見つからんという人、オモロイことは
ないかと探してる人、どうもなんかやる気が出んなぁという人・・・

そういう人はひとつひとつの小さい勝負に勝つことから始めてみることが大事。
「やる気はあるけど、どうも身体が動かん」という人は、ぜひお試しあれ。

今日も愛のクリックをどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
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(追記)第4回英語教師塾のお申し込みはこちらからどうぞ。

(追記)英語教師塾の申し込みをされた先生には、もうすぐ連絡を
     いたしますので、よろしくお願いいたします。

 


kimutatsu

様子なんて見るな

Posted on: 2008年9月14日(日) 23:36

講演風景

昨日は講談社の小沢部長と晩御飯をご一緒しましたが、面白い人ですわ。
アルクの嵯峨さんもそうですが、大きい人と話をするとスピード感が違う。

東大英語基礎力マスターに続いて、また新しいシリーズを作ることが、昨夜の
だいたい19時半ぐらいに神戸で決まりました。

会議も何も経ず、その場で決まりました。このスピード感はたまらんですねぇ。

大人になって社会に出ると、決定に会議を重ねないと何も決まらないのですが
他の会社や学校の人たちと喋っていると学生のときの乗りでよく言います。

 

「また今度一緒になんか面白いことをしましょう!」

 

実はこれだとその「面白いこと」は何もされることがなく終わります。

年賀状に「今年こそ飲もう!」と書いて送ることは多々あっても、実際に会って
飲むのって、そのうちの1人いれば多いぐらいですよね。

「また今度一緒になんか面白いことをしましょう!」

僕がそれを言うときってのはすでにいくつかのオプション(選択肢)を頭に置いて
いることが多いのですが、お陰で企画を立ててから実行するまでが速い速い。

アルクの嵯峨さんには「チームキムタツの先生方に、本を出させてやりたい」と
言いました。でも誰でも本なんて書けるもんじゃないですよね。

だから僕が足がかりを作ってあげて、その結果として書く技術とか能力とかが
備わった先生から、自分の力でどんどん前に出ていけばいいと思うんです。

なので「チームキムタツに入りたい」という人は全く無制限に入ってもらってる。
入る資格があるわけでもないし、入りたいといえば入れます。

資格があるとすれば、誹謗・中傷・批判・悪口・自慢などを言わない人かな。

現時点で何人ぐらいいるのかわからないけど、僕のところになんだかんだと毎日
メールなり電話なりをくれる人たちなんです。向上心があって面白い先生方。

彼らには何もない。10数年前の僕と同じだ。

だけどもし彼らが5年後や10年後に僕みたいになりたいと願っているのならば
僕が橋渡しをしてやればいいかなと思ってるのですよ。

僕とほとんど同じ年齢の人もいるけど、それでも死ぬまでに今の僕と同じように
教育界や出版界で活動がしたいというのならば、それは年齢とか関係ない。

ただやはり「また今度一緒に・・・」では何も決まらない。それではツマランです。

これをやりたいなと思ったら日本人の得意な「様子を見る」なんてことはしないで
前へ前へ進んで行かねばなりません。失敗しても構わないので。

この1週間は嵯峨さんといい小沢さんといい、アルクや講談社のトップの方々と
いろいろ話をして、ムーブメントが起こせそうなので楽しかったです。

今日は朝から野球の審判もして、授業の準備もして、採点も頑張って、そうして
自分の書きたい本や単語集も全て頑張りました。

来週は2つ講演が入っていますが、新しい出会いに期待しつつ、そこからまた
新しい動きがあればいいなと願っております。

人間、動かないとあかんね。「いつか面白いことをしたい」では、その「いつか」は
いつまで経っても来ません。失敗を怖れず、様子を見ず、動いてみることです。

今日も愛のクリックをどうぞよろしくお願いいたします。
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(追記)チームキムタツの先生方が僕の言うた落語家のCDやDVDを見て
     話術に磨きをかけておられるそうです。素晴らしいことですね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

人に好かれるためには

Posted on: 2008年9月13日(土) 16:21

ドラゴンフライ

体調は結構元に戻りました。ご心配をおかけいたしました。すみません。
多くの方々からお見舞いのメールを頂戴し、恐縮しております。

と同時に、応援してくださっている仲間が多いことを体感しております。

皆さん、ホントにありがとうございますm(__)m

いくら才能のある人でも有能な人であっても、他人に好かれる人でないと
絶対に成功しないものです。そしてそれは若い頃にはわからない。

別に他人に好かれなくても自分が有能なら・・・と思ってしまう人もいます。
しかしそうではありません。成功する人は人に好かれます。

逆に言えば、僕みたいに大した才能がなくても周囲にこうして人がいると、
多少失敗してもやっていけるもので、その意味では感謝しております。

人に好かれようと思ったら、自分が相手のことを嫌わないようにすること。
これに尽きます。以前の僕は敵の多い人間だったから余計にわかる。

どうして敵が多いかというと、僕が自分から誰かを嫌っていたからです。

人間ってのは、好けば好かれるし、嫌えば嫌われるものです。

どうも苦手なタイプやなと思っても相手の立場に立って行動し、発言する。
そういう姿勢のある人が、周囲の人たちから嫌われるわけがありません。

僕もよく「どういう人が好きですか」とか「どういう人が嫌いですか」とか尋ね
られて、とっても困ることがあります。どう答えていいのかわからんのです。

確かに努力する人は好きです。また明るい人も好きです。

だからといってぐうたらな人が嫌いかというと決してそうではない。なぜなら
僕自身が非常にぐうたらな人間で、ダラダラするのが好きだからです。

また暗い人間が嫌いかというとそれも違う。人間なんだから明るい人ばかり
というわけがありませんし、明るい人間ばかりでも疲れてしまいます。

そもそも人間の性質に「明暗」という一元的な評価をするのは苦手です。
明るい人でも軽率な人はたくさんいます。暗くても思慮深い人もいます。

いろんな人がいていい。自分とは違う人を、自分とは違うという理由だけで
いじめたり「気持ち悪い」なんて言う人がいますが、とんでもないですよね。

自分との違いを認めて、「こういう人もいるんだな」と考えることです。

「人が好き」というのはそういうことです。自分とは全く違うタイプの人たちを
受け入れられるようになれば、人間として成長した証かもしれません。

あなたは人に好かれる人間ですか。もしもそうでないなら、自分から周囲の
方々を愛してみることです。苦手なタイプであっても自分から近づくこと。

そうすればきっとあなたも愛されます。そしてそれを習慣付けることによって
どんどん人が集まってきて、大きな仕事ができるようになるのですね。

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(追記)講談社の部長が遠路はるばる神戸まで来てくださっています。
     嬉しいものです。恐縮しつつ、晩飯を一緒してきます。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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厳しい言葉を投げてくれる人を大切に

Posted on: 2008年9月9日(火) 12:30

やる気のでるお言葉

僕は数年前からこうやっていろいろと活動していますが、応援してくださる方が
たくさんいらっしゃいます。しかしご意見を頂戴することも多々ありました。

そもそも今まで問題集を出すというと、メインは予備校の講師とか大学の先生
とかのフィールドで、中学や高校の教師で目立った活動をされている人ってのは
稀有でしたからね。それに「灘」という名前のインパクトがあるのも否定できない。

出る杭は打たれるという言葉どおり、打たれたことも多々ありました。

匿名掲示板やブログでいろいろ書かれるのは、正直屁とも思わないのですが、
面と向かって批判されると少しめげたりしていました。

ただ面と向かっての批判というのは僕も相手の方に意見を言うことができます。
そうなると僕はこう思ってるということを話し、そこから議論へと発展します。

議論が始まると、物事は前進します。

相手が「なるほど」とわかってくれることもあれば、「それでもしかし」と仰ることも
あります。そりゃ人によってモノの考え方が異なるのは当然ですからね。

でも最近は僕にモノを言ってくれる人がほとんどいなくなりました。

なので気分よく仕事ができるといえばできるのですが、こういう時こそ気をつけて
自分の考えや取り組みを客観視する必要があります。

やりたいことを全てやると言いながら、裸の王様になってはダメですからね。

面と向かってモノを言ってくれる人がいるというのは幸せなことです。言ってくれる
人だって、やはり覚悟が要る。下手すりゃ人間関係が壊れてしまいますからね。

できれば摩擦なく、ニコニコ笑いながら生活するに越したことはありませんわな。

それでも面と向かって言ってくれるのですから、その方には感謝すべきだと思う。

自分以外に自分を見てくれる人がいて、忌憚なく言葉を発してくれるっていうのは
自分の成長にとっては必要不可欠なことなんじゃないかなと僕は思っています。

それと若い人たちへ。

若いうちは「なんだ、上からモノ言いやがって」という気持ちになりがちですけれど
上からモノを言うのも覚悟が要るんだということを覚えておいてほしいですね。

本当にその人の成長を願っていないとなかなか上からモノは言えません。

愛情や好意の反意語って、憎悪や嫌悪ではない。むしろ憎悪や嫌悪というのは
考えようによれば、愛情や好意の裏返しや一部であったりもします。

愛情や好意の反意語。

それは「無関心」です。

誰も自分に関心を示してくれなくなったら生きていけません。厳しいことを言うて
くれる人こそ、実はかなりの愛情を注いでくれる人なのだと覚えておいてほしい。

もちろん誤解されていることもある。そのときは議論すればよろし。そうすれば
またお互いに成長できるし、物事は前に進むのですね。

厳しいことを言ってくれる人を大事にしましょう。

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(追記)第4回英語教師塾ですが、11月8日(土)あたりになるかも。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

出逢い力を高めよう!

Posted on: 2008年8月28日(木) 9:25

田中十督先生

上の画像は先般の英語教師塾の様子です。授業をやっていらっしゃるのは
西南学院中・高の田中先生です。こんな感じで1人ずつ授業をします。

もちろん僕もやりました。

木村

ちなみにこれはある先生が授業されたあとに僕がコメントをしてるところです。

他にも雰囲気が伝わりやすい画像が数点あるのですが、勝手に載せますと
肖像権の関係もありますので、OKが出た先生のみアップします。

田中先生もご自分のブログでこんなふうに書いておられる。

やる気のあるメンバーが集まって、それが初対面であっても刺激を受ける。
そういう機会ってそうそうあるものではありません。

僕は昨日から講演で博多に来ておりますが(また博多…)、ここでも先生方
相手にいろいろと話をし、終わってからの反省会で刺激を受けます。

思うのですが・・・

一期一会という言葉を大事にしたいという人は非常に多いのですね。

ところが出逢いがないと嘆いていらっしゃる人も非常に多い。

1年4組の教室

実は我々は自分から進んで出逢おうとしなければ出逢いはありません。
誰かがやってくるのを待っていても連絡はありません。

待っても待っても「白馬の王子様」はやってこないのです。

ではどうすれば「出逢い力」を高めることができるのか。

 

出逢う機会を増やすことです。つまり自分から動いてみることです。

 

面倒だなと思いながら参加しなかった勉強会に参加したり、講演に出席したり
してみる。そうすると今まで出逢えなかった人たちと出逢える。

出逢いがないというのは、要するに自分の動きが少ないのですね。

去年に「英語教師塾」を立ち上げたおかげで、非常に多くの先生方と出逢え、
そして彼ら(彼女ら)と友達になれたのは、僕自身が動いたからなのです。

自分からいろいろと動いてみましょう。そして出逢い力を高めてみることです。
そうすることで実は今までと違う自分にも出逢えることになります。

出逢い力を高めたいなと思われる方は愛のクリックをどうぞ!
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(追記)昨日もよく笑いました。参加された先生方、ありがとうございます!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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