KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語勉強法と参考書

kimutatsu

リスニングの春

Posted on: 2017年3月17日(金) 13:48

san

今日は試験返却日。期末考査を返却したうえで、春休みの
宿題を配布しました。写真の本です。

これ、40課まであるので夏休みの宿題のほうがいいかなぁ
とも思っていたのですが、1日2課ずつやれば終わるかと
思い直し、この春はリスニングの春にしてもらおうと思い、
この本を配布しました。

問題を解くだけではなく、ディクテーションから音読トレ、
そしてバックトランスレーションまでの一連のリスニング
トレーニングをやっていってもらいます。

中3の間に英検2級を、高1の間に準一級を取ってもらお
うかなと思ってる。リーディングは授業を使いながら力を
伸ばしていくのと、語彙力を伸ばさないとあかんねんけど、
リスニングは長期休みや週末に集中的にやっていって
もらうので、しっかりやっていこかと言うと、多くの生徒
たちが大きく頷いていました。

リスニングの力を伸ばすためにはけっこうな量をこなさな
いといけないので、とりあえず春休みはこの本の40課分と
巻末テストの10題の合計50題をやってもらいます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
週明けに終業式がありますが、実質的に春休み。
今日から1日2課ずつ毎日やらないと終わらないことに
彼らは気が付いているのだろうか。

 


kimutatsu

English Journalを使って

Posted on: 2017年3月15日(水) 5:51

osaka2

山田君と伊藤君です。と言ってもわけわからんでしょうが。
どっちが山田君でどっちが伊藤君かもわからんでしょうし。

とにかく山田君と伊藤君です。

昨日の続きですが、先日『English Journal』を読んでると
このような表現が出てきました。

people who’ve come out of a wartime scenario,
…having nothing really to their names, but having the
opportunity, at the same time, to start life over.

昨日の感じで勉強してみましょう。まずは音と意味を取る
ことでしたね。リスニングから入った人はCDを必ず
聞くことになりますが、リーディング素材としてEJを
愛読しているという人もおられるはずです。

その場合、どうしても「音」に対する意識が希薄になるの
ではないかと思うんですね。

まずはCDを流して発音をチェックし、自分で正しい発音
で読めるようになるまで音読してみましょう。

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そのうえで意味を取っていくのですが、たとえば上記の
スクリプトを読んでいく際に、けっこう知らないのでは
ないかと思われるのがhaving nothing really to their names
の部分ではないかなと。

調べてみましょう。

英辞郎でto one’s nameとひくと「自分の所有物として
と出てきます。でもこれだけではわかりにくい。

英辞郎on the WEB Proで英文を確認してみます。

そうすると

Mr. Spade didn’t have a penny to his name.
スペード氏はびた一文持っていなかった。

が例文として挙がっていました。

これだと「自分の所有物として1文も持っていなかった」
ことがわかります。

ちなみに英辞郎on the WEB Proは上の英文を範囲指定
すると音声を流すことができますし、Wikipediaと
YahooとGoogleで一発で検索できますのでかなり便利。
年間3500円でこれはかなりお得です。

他にも

all one has to one’s name(全財産)
have a handle to one’s name (肩書きを持っている)
without a cent to one’s name (無一文で)

など、to one’s nameを使った英文やフレーズが出てきて、
これだけあるとto one’s nameが理解しやすいですよね。

001

ここで終わると「読んで終わり」になってしまって、脳に
定着しにくいので、今度は自分で英語を作ってみます。

まずは上に出てきたばかりの

①スペード氏はびた一文持っていなかった。
②全財産
③肩書きを持っている
④無一文で

を英語に直せるかどうかやってみましょう。

和訳した直後でも即座に言える人は少ないと思います。
何度も反復して、和訳→英作を繰り返します。

最後にto one’s nameを使って自分で英文を作ってみます。

たとえば

①前の都知事って湯河原に別荘を持っていたよね。
②特にいまは守るものがないから自由に生きるよ。
③きのう一円も持たないで買い物にでかけてしまって。

などをto one’s nameを使って表現しようとしてみます。
自分で思いついた英文でいいのです。
have A to one’s nameの形に代入していけばいいのです。

その際に

「前の都知事」って何ていうんだろう。
「別荘」って何だったかな。
「守るもの」ってどう表現すればいいんだろう。

など、新しい疑問が湧いてくるはずです。

こうなるとまた新しい言葉を覚えるチャンス!ですから
それらをまた辞書や英辞郎などを使って調べながら
どんどん自分の手帳に書きつけていけばいいのです。

知識が多ければ多いほど、表現力が豊かになります。

リスニングやリーディングもだんだん得意になってきて、
英語力全体が伸びていきます。

知らないものが出てきたら「いっぱいあって覚えるのが
面倒だな」なんて思うのは、知識人としての姿勢では
ありません。

知らないものに出会ったら、チャンス!と考えること。

それをきっかけにして連鎖的に知識を増やすチャンスなの
です。知識を増やして英語学習を楽しみましょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
上のEnglish Journalの文章ですが「戦時下の状況を生き抜いた人々は
何も財産を持っていなくても、人生をやり直す機会を同時に得ている」
というような意味になります。

 


kimutatsu

発音→和訳→英作

Posted on: 2017年3月14日(火) 10:41

araha

『ユメタン』にしても何タンにしても、単語集を使っている
人が多いと思うのです。便利ですからね。

ただ、単語だけを無機質に覚えるより、フレーズやセンテン
スを活用しながら覚えたほうが、英作文をしたり英語を話し
たりする際に役に立ちます。

tyatan1

たとえば『ユメタン①』の最初はeffort(努力)となっていて
CDを流すと最初の e の上にアクセントがあることがわかる。

これが第一段階です。発音を間違えて覚えるほど喜劇的なこ
とはないですからね。これを「エフォーT」と覚えても全く
意味がないことです。正しくは「フォッT」なのです。

で、「エフォッT」を何度も声に出しながら発音と意味を覚
えるのですが、大事なのは「この単語をどう使うのか」です。

まずはeffortは「努力」なんだなと頭に入れることは大事です
けれども、それをどう使うのかを意識しながら覚えることが
なにより大事ですし、頭に残りやすいはずです。

たとえば『ユメタン』には2つずつセンテンスがついていて
effortの場合だと

①make efforts to realize my dreams
②not with joy but with effort

という2つのフレーズがあります。

effortの発音を確認したら、意味を覚えていくのですが、その
プロセスでまずはこのフレーズやセンテンスを訳すことから
スタートしてはどうでしょうか。

①私の夢をかなえるために努力する
②楽しみながらではなく苦労をして

というふうに単語ごとの意味を覚えるというより、その文を
使ったフレーズやセンテンスを和訳してみて、訳せるかどうか
チェックし、それが即座に訳せるようになるまで繰り返します。

そのほうが<effortー努力・苦労>を覚えるのに役立つかなと
思っているのです。

そして次は

①私の夢をかなえるために努力する
②楽しみながらではなく苦労をして

が英語に直せるかどうかをチェックするという流れですね。

tyatan2

あまり短いフレーズだと英作文の際に役に立ちにくいので、
できるだけセンテンスに近いものを使うことがコツです。

発音確認センテンスを和訳和訳したものを英作

CDがついているものがお勧めですが、ついていない単語集を
使っているという場合には電子辞書の音声ボタンを活用して
必ず発音をチェックすることです。発音記号では正しい音を
確認することができませんので、必ず音源を使いましょう。

知識を身につけることは学習の第一歩です。暗記が苦手という
人もいると思いますが、勉強時間よりむしろ反復回数こそ命。

何回も声に出して脳に刷り込んでいきましょう。

まずは自分で正しく発音できるようにするところからスタート。
次に和訳。最後に英作ですよ。頑張って下さい!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
一番上の写真はアラハビーチ、2枚目と3枚目は
ドラゴンズのキャンプ地である北谷球場です。

 


kimutatsu

英文法の採点が終わって

Posted on: 2017年3月9日(木) 23:38

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英語A(英文法)の採点がおおかた終わりました。まだまだ
勉強が甘いですねぇ。あきませんなぁ、こんなんじゃ。

いくら英検2級とろうが準1級とろうが、これじゃあかん。

英文法ってそんなには要らないという声があります。

確かに英語なんてだいたいできればいいというのであれば、
それも正しい意見ではないかと思います。

I wishもI hopeもI wantもだいたい意味が同じなんだからさぁ、
そんな堅いこと言わなくてもいいじゃない?というような
浅い英語力でいいのであれば全く問題ないと思っています。

リーディングをしていても「だいたい意味がわかれば著者の
言っていることが理解できるんだし、だいたい読んでいる
うちにわかるようになってくるよ」というのであれば、それ
もいいのではないかと思っています。

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でも僕は自分の生徒たちにそういうEnglish Learnersになっ
てもらいたくないのですよ。そういう浅い読み方しかでき
ないような英語学習者であってはならないと思います。

それに著者サイドだって「I hopeもI wishもだいたい同じ」
というような読み方をされたくないと思うんです。

書いている側は1語1語に意味を持たせて本を書きます。

僕の本だって同じです。日本語一字一句に意味があります。

もっと言えば、句読点の位置にも。

読み手の側だって、楽しんで読むのも時にはありでしょう
けれども、しかし初期段階では1語1語にこだわりながら
しっかりと読む精読だって大事です。

何ごともバランスですよね。

今の彼らではまだ精読はできません。この英文法力では。

というわけで、中3になったら引き続いて英文法をしっか
りと定着させるための取り組みをやろうと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
採点は全ての業務の中で一番嫌いです。
特にこういう出来の悪い試験の場合はストレスがたまる。

 


kimutatsu

じっくりことこと

Posted on: 2017年3月5日(日) 11:56

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チームキムタツのメーリングリストでメルマガを発行して
います。今朝も1通発行しました。

普段から「他校の先生はどういうことをしているのか」を
知って頂こうと思って、お弟子さんたちにお願いして
毎週発行してもらっています。

月曜:石﨑陽一先生(都立日比谷高校)
火曜:佐藤仁志先生(駒場東邦中・高)
水曜:丸山 晃先生(ラ・サール中・高)

僕の発行はまちまちになっていますが、彼らとかぶらない
ように木曜から日曜までと決めています。

3月3日で今年度の授業が終わりました。

なので今回のメルマガは、今年度の授業でどういう指導を
してきたのかについて書きました。

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今年度の目標は知識をできるかぎり増やし、読む力と聞く
力を高めること。そして話したり書いたりする力の土台を
築くこと。その証として英検準2級を取得することでした。

生徒たちは頑張ってくれまして、中には英検2級や準1級
を取得したものもいました。話す力も思っている以上に
伸びまして、おかげで毎時間英語を話してもらっています。

といってもまだまだ中2ですからね。

ぼちぼちやります。あと4年ありますからね。

中3で英検2級、高1で英検準1級を取得するのを最低限
の目標とします。この程度のゆっくりでいいのです。

灘の生徒だからできるというようなものではありません。
僕がやっているのは本当、基礎トレの反復なのです。

でも実践的な「模試の過去問」などをやるよりずっと力が
付きますし、実際に生徒たちは授業中ひたすら精読をやり、
その後に音読で体に英語のエキスを染み込ませています。

ブルゾンちえみさんのネタじゃないけど、自分が授業中に
考えているのは「じっくりことこと」煮込もうということ
だけです。速く進んでも力がつかないと意味がないので。

実際の授業での取り組みや方法についてはメールマガジン
とかセミナーの中で詳細に伝えていこうと思います。

生徒たちは期末考査の準備中ですが、頑張ってくれること
を願っています。僕は生徒たちのことが大好きですので
徹底的に鍛えてあげて、灘に来て本当によかったと思って
もらおうと考えています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
いい天気の日曜日に家にいるのはもったいないので
ちょっとジムで鍛えてきますわ。
(それも屋内やんけ!という突っ込みをありがとう。)

 


kimutatsu

カシオの電子辞書に関して

Posted on: 2017年3月4日(土) 17:25

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すでにプレス発表が行われていますので、ご存知の方も多い
のではないかと思われますが、カシオの新しい高校生モデル
XD-Y4700が発売中です。

僕がこれを発表したからといってカシオから何かもらえると
いうわけではないのですが・・・

今年の高校生モデルから『ターゲット1900』が消えました。

そして単語集は『ユメタン』と『キクタン』だけになりました。

パンフレットの裏面がこれです。『ユメタン』と『キクタン』
だけになったのです。これはかなり画期的なことです。

casio2

言うまでもなく、『ターゲット1900』もいい単語集ですし
前任校時代は僕も採用して使っていました。

が、電子辞書のシェア90%以上を誇るカシオが単語学習に
おいて音声重視の姿勢を貫いてくれたのは高く評価したい。

『ユメタン』を出した当時はまだ「意味とスペリング」が
中心の単語学習やったので、あまり売れなかったのです。

そして今になってこうして「英語は使えないと駄目でしょ」
という機運が高くなり、「意味と音声とクイックレスポンス」
に対する意識が上がったおかげで『ユメタン』が多くの学校
で使って頂けるようになり、電子辞書にも搭載して頂ける
ようになりました。

著者としては望外の喜びです。

これからも多くの生徒たちに愛される本であればいいなと
願っていますし、正しい知識のつけ方や暗記が苦手でなくなる
方法、覚えた知識をどのように知恵として使うか等について、
多くの中学生や高校生たちに伝えていくつもりでおります。

またカシオの電子辞書を使うと、『ユメタン』と電子辞書が
リンクして使えます。『ユメタン』に出てきた単語を、辞書を
使って(ボタン1つで)調べることもできるのです。

またセミナーを通じて、有効な使い方をお伝えしていきます。

今回のご英断に関して、カシオ計算機の皆さんに感謝しています。

皆さん、ありがとうございます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は審判でグラウンドにおりましたが、あまり寒くなく、
いい気候のもとで審判ができました。そろそろ春ですね。

 


kimutatsu

知識を増やしながら勉強しよう!

Posted on: 2017年3月2日(木) 1:04

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全ての勉強や研究の土台になるのが知識なのですが、最近は
まるで「暗記は悪」的なバカバカしいことを言っている
エセ知識人がいて嫌になります。

単語集を使って知識を増やすのは生徒が苦しむとかね。

いやもうね。どうしたらええねやろ。

単語集も文法問題集も使わずに伸ばしています!な先生もおら
れるし、それはそれで「ああ素晴らしい」と思うけれども、
一般的に生徒たちはそれぞれ塾へ行ったり、自分で単語集を
買ったりしながら、知識を補っているケースが多くあります。

ただ読んでるだけ、聞いているだけでは伸びません。

断言します。

まともなプロであれば、知識の重要性はみんな説いていますし
生徒たちだって薄々気が付いていますよね。

俺、単語力があれば最強なのにな・・・

単語さえわかれば絶対に模試ができたのにな・・・

と思っていたら上の写真の靜先生が吠えました。

靜先生のブログはこちらです。

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たとえば普通の模試(ベネッセの模試など)で偏差値が60も
ないような生徒の場合、知識がかなり不足しているはず。

知っておくべき単語をしっかりと覚えたら、偏差値65やら70
なんかすぐに到達するようなレベルなのです。

でも苦手な生徒の多くは単に読んでいるだけ、単に問題集を
やっているだけみたいな学習になっているのがまずいのです。

そして受験期になって慌てて単語集をやりだすというケース
が多いように思います。知識は3年間や6年間を通じて
計画的に増やしていったほうがいいのに。

泥縄的な勉強ではせっかく覚えた知識も、翌日になったら
悲しくなるほど頭から抜けているということになりますよ。

先生方の教えに従って、しっかりと覚えるべきことを覚えな
がら、正しい方法で学習を進めていってくださいね。

知識をしっかりと身に付けさせてくれる先生に教わっている
生徒たちは幸せです。甘えずにしっかりやりましょう。

もちろん「多少使える英語力」程度でいいのであれば、上に
書いたような勉強はしなくても構いません。

しかし「この人は英語ができるな」と言ってもらえる程度に
英語力を伸ばしたいのであれば、靜先生がおっしゃるとおり
「地を這うレベルで泥臭く」覚え続けねばならないのです。

かく言う僕も中国語をひたすら覚えています。

お互い頑張りましょう!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
靜先生、ものすごく厳しい方ですけれども
仰っていることは至極真っ当です。

 


todailistening3

リスニングの勉強を始めようと思う人はそれなりに悩んで、
書店さんに行っていろいろと物色することになりますね。

自分に合っているものを買わないと、劣等感ばかりが膨ら
んでしまって勉強が続きません。

書店さんではちらっとスクリプトを見て、あまり知らない
単語が多くないものを選びます。知らない単語が多くなる
と、聞きとりどころか読むのさえタフな教材なはずだから、
それを使ってリスニングの勉強をするのはなかなかキツイ。

知らない単語が少ないと思うものを選ぶことです。

marumaru2

さて、こういう問題集にはリスニング問題がついていますが
それを解くかどうかはあまり重要ではありません。

正解したとしても、果たして本当に聞き取れていたかどうか
自分でもわからないはずだからです。たまたま選んだ記号が
正解だったのかもしれません。

むしろスクリプトを聞いて基礎トレをすることが肝要です。

リスニング力が上がったかどうかは、センターリスニングの
問題集や英検の問題集などで、今だいたい何点ぐらい取れる
ようになったのかを試してみればよろしい。

そしてその点数の推移をたとえば折れ線グラフなどにつけて
いけば、モチベーションアップに繋がるかもしれません。

基礎トレの方法を書いておきますね。

fukuoka_honten1

① どこが聞けてどこが聞けなかったかを分析するために
ディクテーションを行う。1文ごとに一時停止ボタンを
押しながら止めて、紙に書きつけていく。

② スクリプトを見て、書きとれなかった箇所や間違えた
箇所に下線を引く。そこが自分の弱点なので、分析する。

③ 知らなかったので正しく聞き取れなかった場合は特に
問題ないが、知らなかったのだから声を出して覚える。

④ 知っている表現なのに聞き取れなかった場合、自分の
思っていた音とは違う音が放送されたので、その箇所を
中心に音読トレーニングに入る。

⑤ CDを真似る(息継ぎの場所まで)ことを前提にして
オーバーラッピングやシャドーイングを行う。絶対に
我流で発音せず、CDの音声の発音やリズムなどを真似る。

⑥ 完全にできるようになるまで音読を繰り返す。

⑦ できるなと思ったら、今度は和訳を見ながら英語に直
していく。最初はゆっくりと。だんだんCDの速度に近づ
ける。

todai2

⑥⇒⑦の時点で数十回の音読を行うことになります。

部活動、たとえば野球部の生徒なら毎日素振りを最低300回
程度はしますよね。そんな感じで回数をこなしていきます。

回数が少ないとまったく定着しませんし、伸びません。

「え!300回も素振りするの?多すぎるよ!」と言ってる人
は野球が上手くないはずです。同じことです。

量は質に転化します。

上に書いた基礎トレを繰り返してください。間違いなく英語
の達人になるはず。リスニングのみならず。

頑張ってくださいね。応援しています!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は野球の審判と試合でした。ええ、負けました。

 


marumaru2

先日は知識の増やし方について書きましたが、たくさんの
方々から「ありがとう!」の声を頂戴しました。

こういうのって嬉しいですね。ラインやメッセンジャーを
通じてダイレクトに「ありがとう!」を届けて頂けるのは。

今回はリスニングについて書きます。

先日のリーディングと一緒です。聞き流しているだけでは
聞き取れるようにはなりません。

リスニングこそ「話す」プロセスが要ります。リスニング
の勉強が終わって口を動かさなかったというのは、あり得
ないことです。正しい上達方法を書いていきますね。

003

まず、英文を聞き取れるようになる前の段階で、たとえば
単語や表現、英文を学ぶ際に音にこだわっていますか?

発音記号を見て、テキトーに我流で発音している人の場合、
おそらくそれほどリスニングは上達しないはずです。

聞こえてきた音と自分がこうだと思っていた音とに大きい
ズレがある場合、あまり上手く聞き取れません。

普段から「正しい音で覚える」という姿勢が肝要です。

英文を聞き取れるためには自分で正しい音を出せるように
しておかないとダメです。

日本語も同じでしょう?

海外から来た人が「体育」を「からだそだて」と覚えたと
します。我々の会話に出てくる「たいく」が聞き取れない
としても、それは覚え方がまずいからだということになり
ますよね。いくら漢字が書けたとしても(正しい綴りで
英語が書けたとしても)音を間違っていたらリスニングは
まったく上達しませんし、上手く話せるようになりません。

普段から本を読むときに、単語を覚えるときに、英文法を
勉強するときに、まずは音を確認する姿勢を大切にします。

akita16

さて、多聴が基本となりますが、では聞いていたらいつかは
聞きとれるようになるのでしょうか。

たとえば勉強したことのないフランス語や中国語を学ぼうと
する際に、ひたすらCDを流していたらいつか突然聞き取れる
とか、突然話せるようになるとか、そういうことがあり得る
と思われますか?

わからないものをいくら聞いていても駄目です。

リスニングができるためにはある程度のトレーニングが必要
となります。「ある程度」は現時点での皆さんの英語力が
どの程度なのかによって異なります。

特に語彙力の低い人はあまり伸びません。

リスニングだけではなく、他の3技能も同じですが、知って
いる単語や表現が少ない人はあまり伸びません。

簡単な本を読んだり聞いたりしている分にはいいのでしょう
けれども、皆さんが考えているレベルまでは行きません。

その点では、普段から知識を増やそうとしている人が絶対に
勝ちます。そしてこれは日本語でも同じことです。

続きは明日書きますね。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
二次試験、お疲れ様でした。明日また頑張って下さい。

 


kimutatsu

英語の知識の増やし方(保存版)

Posted on: 2017年2月20日(月) 6:17

Jr007

昨日も書きましたが、いくらたくさん読んでいたって英語を
得意にしたければ知識を増やすことが肝要となります。

英語の教員の場合、陥りがちなのは「自分は多読で伸ばした」
というミスを犯しがちだということですね。

生徒たちの場合、英語ばかりやっていればいいわけではなく、
むしろ文系の生徒の場合、合否の鍵を握る中心は地歴公民だし、
理系の場合には理科がそれにあたります。

社会や理科の屋台骨となるのが英数国なのです。

毎日相当な時間をReading English Sentencesに割くことなど
特に高校生に関してはできないと思うのです。

その点で英単語集や現代用語辞典、古文単語集などは便利で、
「最低限覚えておいたほうがいいもの」の宝庫です。

ただ、機械的に覚えると定着しませんので、覚え方の基本を
書いておきます。基本の「き」しか書きませんけれども。

Jr006

他の本でもいいのですが、せっかくなので『ユメタンJr.』を
使いますね。以下は『ユメタンJr.』からの抜粋です。

まずは次の英文を発音してください。

・I’m getting psyched up.
・The bricks in the walls are crumbling.
・Can you find a marker for us?
・I think we should have a longer recess.

発音できない単語があったら辞書で調べてみてください。

発音記号では正しい発音がわからないので、電子辞書の方を
お勧めします。

面倒くさくないですか。もちろん大事なプロセスなんですが。

CDが付いていればそれをかければいいですよね。

オッケー。これで発音は正しくできました。

正しい発音が自分でできるからリスニングができるようになる
わけでして、自分で正しく発音もできないのにリスニングなど
できる道理がありませんわな。常識で考えればわかります。

では次。上の英文の意味を言ってみてください。

lasa-ru

言えましたか?言えないものがあればどうして言えなかった
のかを自分で分析しなければいけません。

知らない単語をスルーしていては、いつまで経っても知識が
増えません。したがっていくら読んでも読めるようにはなり
ません。これも常識的に理解してもらえますね。

日本語を書いておきます。

・やる気が出てきたぞ。
・その壁のレンガ、崩れかけてるよね。
・サインペンを見つけてきてくれる?
・休み時間はもっと長いほうがいいと思うんだ。

<get psyched up>は「やる気が出る」という意味です。

brick(レンガ)、crumble(砕ける、崩れる)、marker
(サインペン、マジック;標識、しおり、採点者など)、
recess(休み時間)なども知っておきたい単語です。

crumbleやmarkerなどはたくさん意味があります。

だから辞書を調べて「どれだろう」と考えることは非常に
重要なプロセスです。できれば知らないのであれば辞書を
ひく習慣を身に付けたいものです。

でも単語集を利用するのも悪くはありません。単語集だけ
では駄目ですよ。中学生や高校生のように忙しい時期は
両方をうまく併用すれば便利ではないかと思います。

このプロセスを繰り返せば語彙や表現は豊かになっていき
ますが、残念ながら我々はすぐに忘れてしまいます。

使わなければ。

ですので、最後のプロセスを必ずやりましょう。

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最後に次の日本語を英語に直してください。ただし、詰まり
ながらでないと直せないようだとまた忘れてしまいます。

「犬」と言われれば即座にdogと直せますよね。

それぐらいの速度になるまで、何度も反復し、クイックレス
ポンスができるようにしてみましょう。

では次の日本語を英語に直してください。

・やる気が出てきたぞぉ!
・その壁のレンガ、崩れかけてるよね。
・サインペンを見つけてきてくれる?
・休み時間はもっと長い方がいいと思うんだ。

さぁ、できましたか。一度読んだ英文ですから簡単にでき
ますよね・・・って、意外とできないでしょ?

できても詰まりながらでは駄目ですよ。

「えーっと」なんて言いながらでは駄目です。

そのレベルで勉強を終えてしまうと忘れやすいからです。

スムーズに直せるようになったら、それを使って何らかの
英語を話してみましょうか。

たとえば

The bricks in the walls are crumbling.  They’re dangerous!
We should pay attention while walking by them.
(壁のレンガが崩れかけてる。危ないなぁ。近くを
歩くときは気を付けたほうがいいね。)

I think the recess at this school is very short.  We should
have a longer recess to relax.
(思うんだけど、この学校の休み時間ってすごく短いよね。
リラックスしようと思ったらもっと長くするべきだよ。)

こんな感じです。

sizu

知識がないのに外国語を話そうなんて無理です。

絶対に話せません。知識を増やすべきです。

読んで出てきたものを使えばいいのですが、単語集の表現を
こうして使いながら増やしていけばいいのです。

最初に書きましたが、必ずCDが付いているものを選びます。
『ユメタン』を使ってくれれば嬉しいですが、それ以外でも
いい本はたくさんあります。

ダウンロード式のは避けたほうがいいと思います。

まとめ
①CDを利用して単語や英文の発音ができるようにする。
②単語や英文を日本語に直し、知識レベルの分析をする。
③何度も読みながら意味が言えるようにする。
④日本語を英語に戻してみる。最初はゆっくりでいいよ。
⑤詰まらないようになるまで反復し、一瞬で言えるようにする。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
『ユメタンJr.』は身の回りの単語や表現ばかりの本です。
小学生や中学生だけでなく、大人の方々にもご愛用頂いて
いるそうで、著者としては嬉しく思っています。

 


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