KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 英語勉強法と参考書

 

 

 

 

 

 
(竹富島の様子です)
 
今は文法の焼き直しというか最終チェックをしているのですが、山口書店の
『+PLUS英語頻出問題【文法語法】』を使っています。

これがすっごくいい!

問題が項目別になっていない文法語法の問題集です。書店さんの店頭では
手に入りません。

例えば不定詞とか仮定法とかそういう項目別になってる問題集だと「これは
不定詞の欄だからきっと不定詞が含まれてる選択肢が正解だろな」なんてメ
ンタリティーになると思うんよね。

その点この本は項目立てされていないのでファイナルチェックに最適だ。
ファイナルチェックで『Next Stage』を一周だけやろかなと思ってたけどやめた。

さらにこの本のいいところは解説が必要最小限のものが詳しく書かれてる点。
生徒たちに聞いてみたけど「極めて使いやすい」とのこと。

この本はセクション16まであるので4回に分けて試験をすることになった。
来週の月曜日がセクション1~4。その後、月曜日ごとに4セクションずつ試験
を行います。それが1周目です。

今は『ユメブン』もやってるのですが、『+PLUS英語頻出問題』とのダブル使
用で、三学期にやる英作文の指導前のファイナル文法チェックにしたい。

著者の石黒先生に心からお礼申し上げたい。先生、素晴らしい一冊をありがと
うございました。今までのどの文法問題集よりも優れています。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
今週は異常なほど忙しくバタバタしていて、今日は久々に自宅です。

 


kimutatsu

最後の仕上げ

Posted on: 2012年10月11日(木) 10:18

 

 

 

 

 

 

 

 

 
来週から中間考査。考査が終わるといよいよ『ユメジュク』をやっていきな
がら文法語法のファイナルチェックを行います。

ファイナルチェックを行う際には「この項目は時制やな」や「ここは不定詞の
ページやからきっと答えは③やな」などと思わないように、項目がバラバラ
になった問題集が適切です。

そんなわけで『+PLUS英語頻出問題【文法語法】』(山口書店)を採用。
石黒文雅先生がお書きになった本です。

セクション16までありますので、二学期から三学期にかけて64日あれば
4周できます。これで高2のうちに文法を完全に総復習してもらいます。

『ユメタン』ゼロを2周。
『ユメタン』①を6周。
『ユメタン』②を現在のところ2周。
『ユメジュク』を予定では2周。
『+PLUS英語頻出問題』を4周。

これで単語・熟語・文法の小テストはすべて終わりです。

さすがに高3になったらやりません。中1からずっとやり続けてきましたし
最初から高2までで単語と文法は高2までに仕上げると言うてあります。

すでに毎日2長文ずつ読んだり聞いたりしながら、出てきた単語や熟語
を覚えていってもらっていますが、特に高3になったら更に多読多聴をし
ながら言葉を覚えていってもらうことになります。

 
 

 

 

 

 

 

 
ここまで採用したリスニングとリーディングの問題集を数えてみました。

リスニングが9冊。
リーディングが7冊(検定教科書除く)。

合計16冊をこなしてきましたが、卒業までにこれがおそらくあと20冊ほど
増えて、合計35冊から40冊ぐらいこなすことになります。

1冊×20~25長文ありますので、だいたい受験までに700~800パッセ
ージをこなしてもらいます。

これに自分で過去問を解いたりするのが加わりますので、在学中におよそ
1000長文ぐらいを読んだり聞いたりすることになるのでしょうか。

と言っても高1の2学期までは検定教科書をやっていましたので、かなりの
ペースになりますが、多読多聴期だとこの程度でちょうどいいのです。

本代だけはケチらず、どんどん読んでどんどん聞いてもらいます。

これができるのも中学から高1にかけて、ひたすら土台を作るために音読
と暗唱を繰り返してきた彼らの努力のおかげです。

ここからは月2冊ペースで英語を読んで聞いて、世界に通用する英語力を
涵養してやろうと思っております。

ついでに僕もそのペースで英語を読み聞きし、自分の英語力も同時に上げ
ていきます。とてもワクワクしております。

そのためにも『ユメジュク』と『+PLUS英語頻出問題』で、英語の土台の最
後の最後の仕上げをします。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
今日は授業後に久しぶりに母校の清風高校の近くまで行きます。

 


kimutatsu

英語力とコンテンツ

Posted on: 2012年10月9日(火) 12:55

 

 

 

 

 

 

 

 

 
先日のセミナーで茂木先生が「TOEIC満点とか言って自慢してる人が
いるけど、それ自体にはあまり意味がない」とおっしゃいました。

自分は2回しか受けたことがなくて、1回目は惨憺たる数字で、これは
コツが必要やなと思っていたら2回目は簡単に900点を超えました。

昨日、角川書店の原さんと話をしていたときに、800点や900点って
言ったってこの程度かという思いでいますとおっしゃいました。

もちろん原さんも勉強を頑張られたんだろうけど、実際に点数を取って
みたら、900点ホルダーと言ってもそれほど話せないぞという感覚に
襲われることになるのは間違いないと思うんです。

むしろそこがスタートラインじゃないかなぁと。

TOEICの点数が900点を超えているという生徒たちがいます。
彼らの多くはだいたい英語を話せます。平均以上には話せます。

きっと東大にも余裕で合格することでしょう。
授業中にやっている東大の問題にも簡単に答えることができます。

彼らの予備校主催の模試の偏差値はだいたい60~65ぐらいです。
東大模試ではなく、普通の全国模試です。

英語力ってのは数字では表せないですね。

英検1級でもTOEIC満点でも、ちゃんと喋れなければ全く意味がない。

喋るためには英語力だけが高くてもダメで、コンテンツが必要です。

英語が話せる人に「戦後の日本経済の成長と昨今の不況について話
をしてください」と依頼をしたとしてですね。

英語は使えますが、経済については喋れませんということになるかもし
れません。

では何なら喋ることができるのかということになる。

映画を字幕なしで見ることができるとしても、何も話せなかったらその英
語力は誰のこともハッピーにしてやれない英語力です。

山中先生のノーベル賞受賞に際し、結局は英語なんてツールなんだな
と痛感すると同時に、物理や化学、歴史や文学などについて、英語を使
って説明することのできる力を涵養しようとすることが重要だと再確認さ
せられました。

皆さんは英語が話せますか。

話せるとすれば、何についてなら話すことができるのでしょうか。

自己紹介や自分のプロフィール、雑談レベルなら少し勉強すれば誰で
も話すことができます。

問題は自分が得意とするコンテンツです。

僕は英語が話せます。だけどコンテンツがありません。僕自身の問題
は英語力ではなく、むしろコンテンツのほうです。

その点で僕より生徒たちのほうが英語力があると言えるかもしれませ
ん。だって僕は物理や化学、生物を知りません。

したがって国際物理オリンピックや生物オリンピックなどで英語を話す
ことができません。

オールイングリッシュでセミナーをすることならできそうです。でもそれ
では日本人相手に日本人が英語を話す不自然さがついてまわります。

そういうオールイングリッシュって不毛だと考えています。

もっと英語以外のことを勉強しないとダメですね。本当にそう思います。
そしてそれを英語を使って発表できるようになれば、そのときはじめて
「僕は英語が話せます」と言えるのかもしれません。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
『スティーブ・ジョブズ英語で味わう魂の名言』を楽しんでいます。

 


kimutatsu

新しい本のご紹介を

Posted on: 2012年10月4日(木) 23:31

 

 

 

 

 

 

 

 

 
『センター試験リスニング30分』が出ました。啓林館から。えらい重厚感の
ある表紙になっています。啓林館、気合い入っとんなぁ。

この本の特徴はですね・・・

最初に単語を覚えます。知らない単語は聞きとれないので、先に単語を覚
えてしまいます。そしてそのページの裏にCDを使ってクイックレスポンスで
単語テストをするページがあります。

リスニングにおいて単語は本当に大事なので、何より単語力を付ける本で
なければならないと思って、そういう作りにしました。

その上で30分でセンターリスニング模試を解きます。

終わってからはトレーニングページがあり、ディクテーションを行います。

従来の「30分でリスニングの模試を解くだけ」の本ではなく、単語力を付け、
その上でリスニングの基礎トレも行えるようになっています。

よかったらお使い下さい。問題のクオリティーもかなり高いものと自負してい
ますので、音読や暗唱にもお使いいただけるのではないでしょうか。

宜しくお願いいたします。

学校採択品なので書店さんには置いていないのです。すみません。
ご入用の方は啓林館にご連絡ください。どうぞ宜しくお願いいたします。

 
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
安河内哲ちゃんと電話で喋りました。彼と話すと元気が出ます。
僕も負けずに頑張らねばならぬ。

 


kimutatsu

ユメタンからユメジュクへ

Posted on: 2012年9月24日(月) 19:53

 

 

 

 

 

 

 
先日お世話になった松江市立女子高校の生徒たちです。中田先生が送っ
てくれました。中田先生、ありがとう!

こうしてお世話になった学校の先生から手紙や写真、生徒たちの声などを
送っていただけるのは嬉しいものです。

今日は体育祭の代休だったのですが、生徒たちの教材作りで学校に行っ
ていました。

ガランとしている職員室。数名の先生方が黙々と教材作成を。

こういう雰囲気、大好きなんですよね。プロ同士なのでどういうプリントを作
っているのかは見せ合ったりしませんけど。

明日は『ユメタン②』のユニット3と4のチェックテストです。

それが終わったら『ユメジュク』を配布します。『ユメジュク』は生徒たちが入
試までに覚えねばならない最後の本となります。

もちろん覚えることはものすごくいっぱい残っていますけどね。

週単位でテストをしながら覚えるのは、『ユメジュク』で最後です。

10月の中間考査が終わったら『ユメジュク』に入り、覚えるまでやります。
だいたい覚えたなと思ったらファイナルチェックをやって終わります。

それが高2の3月までで終われれば上出来やろうけど、まぁ無理やろな。
粘り強くやります。

清教の樋口先生が言うてはったけど、『ユメジュク』のフレーズまで覚えた
ら、最強の英作文の力を身につけることになります。

僕らが高校のときは『構文150』を一生懸命覚えさせられました。

残念ながら英作文は得意になりませんでした。構文集ではダメです。

最後の仕上げに『ユメジュク』を。だからこそその前に『ユメタン②』を完結
させます。生徒たちにはあと1年半ほど頑張ってもらいます。

 
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
今、かなり仕事モードで燃えております。

 


kimutatsu

新刊発売の巻

Posted on: 2012年9月11日(火) 1:21

 

 

 

 

 

 

 

 

 
徳島の黒田先生から送られてきた写真です。書店さんで平積みになってまし
たよ!と。ありがとうございます。嬉しいです。

新刊が発売になりました。紹介の記事は以前書いてるのでそちらを参照して
みてください。

こちらです

英語にしても日本語(古文含む)にしても漢文にしても、基本をしっかりと覚え
てしまわないとアカンわけで、コツもへったくれもないんですよねぇ。

こうすれば楽できるはず!と思う方法があるならそれにトライしてくだされ。

木村はそういう方法を知らない。知らないし、楽して覚えたものはすぐ忘れる
と信じてる。逆に何度も反復して獲得したものは忘れにくいものだ。

この本に関して言えば、テクニック的な部分(速読のテクニック)と反復練習を
して地道に実力を養成する部分(音読→暗唱)が同居しているのです。

テクニックだけではやはりダメです。

単語や熟語の一覧表があって「覚えないと読めるわけないやん」と書いてある。
覚えたうえでテクニックを披露し、そのうえで文章ごと丸呑みせよと書いてある。

テクニックだけの本もあるけど、そういう本ではたぶん実力はつかないと思うな。

この本は超初心者向けのものです。でも甘えを許さない本です。
最後までしっかりと読み込んで、CDを聞きこんで、本当の実力の素地をつくって
下さい。絶対にちゃんとやれば裏切りませんから。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
あのテロが2001年ですから、もう11年も経ったんですね。

 


kimutatsu

EJの特集記事ご紹介

Posted on: 2012年9月9日(日) 8:46

 

 

 

 

 

 

 
横浜の水口先生が体調を崩されていると聞いていたので心配していたので
すが、本人からの葉書きに「回復しました」とありひと安心。

病気前より身体機能はアップし、めちゃくちゃ元気です、と。

お互いもう若くないねんから、養生しやなあきませんで、水口先生。
またお逢いするのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 
『English Journal』の10月号(今月号)に、最近チームキムタツにお入りに、
なった柴原先生の特集記事がありますのでご紹介します。

柴原先生はロンドンのBBCで放送通訳者として勤務され、現在はNHKラジ
オ『攻略!英語リスニング』の講師をされている神田外語大の先生です。

去年の春の行われたアルクのセミナーではじめてお逢いし、意気投合。

今年の2月には一緒に仙台と福島でチャリティーセミナーを行いました。

今月号の『English Journal』の特集記事は超お勧めです。特に英語学習者
だけでなく指導者(つまり我々)にとって極めて有益な情報が満載です。

**********************

発話力アップには口を動かす練習が欠かせないとわかっていても
具体的な方法がわからない方、必見です!
話すために最も効果的なトレーニング、「シャドーイング・リピーティ
ング・音読」を、放送通訳者が初歩の初歩からご紹介。
スピーチの名手であるオバマ米大統領をお手本にした基本トレー
ニングから、毎月のEJ Interviewなどを使った実践まで、完全プロ
グラムでお届けします。
「英語口」になるのはもちろん、リスニング力、英文理解力アップにも
効果抜群です!

************************

というわけで、僕もやってみました。

これは授業で使えます!高校の授業でかなり有効です!

いっぺん騙されたと思ってトライしてみてください。今月号は永久保存版です。

詳しいことは紙面をご覧下さい。

僕も授業でやってるのですが、ある部分が弱かったなと反省中。
今学期の授業はリスニングしかやらないつもりでいますが、この方法ならば、
リスニングだけでなくスピーキングや英作文の練習にもなります。

ちなみに僕のコラムは「時間がない!をやめる方法」です。
柴原先生の特集記事のついででいいので、よければお読み下さいませ。

 
今日も僕のブログにおこしくださいましてありがとうございました。
今日は昼から2試合審判しやなあきませんのや。

 


kimutatsu

新刊のお知らせです

Posted on: 2012年9月5日(水) 22:08

  

 

 

 

 

 

 

  

  
新刊のお知らせです。旺文社から新しい本を出すことになりましてん。また
よかったら使ってみてください。

かなりの自信作ですねん。

以前、マーク・ピーターセン先生と一緒に『英語長文速読特訓ゼミ』をつくり
ました。かなり好評で、毎年多くの学校で使っていただいています。

この夏休みはそれのセンター試験レベルを灘の高2で採用し、生徒たちに
夏休みの間にしっかりと読み込んでくるようにという宿題を出しました。

それの続編です。

以前から中3や高1の生徒たちでも使える簡単な単語や熟語のみで書かれ、
尚且つ読みごたえがあって、音読や暗唱する価値がある、そういう本があれ
ばいいなと言われてきました。

というのはどうしても中学や高1レベルということになると、使える単語や熟語
が限られますもので、したがって内容がエッセーや簡単な小説みたいなもの
が中心となりまして、しっかりした文章の本となるとなかなかありません。

というわけで、またまたマーク・ピーターセン先生に、これぐらいのレベルの単
語しか使わないで、物語ではなく内容的にしっかりした文章を書いていただき
たいとお願いし、そういう英文を書き起こしていただきました。

『英語長文速読特訓ゼミ』と同じパターンですけれども、
 ①出てきた単語や熟語をまずは覚えてしまう。
 ②スキミングをして、本文全体を理解する。
 ③スキャニングをして、必要な情報を拾い読む。
 ④細部まで理解したら音読をする。
 ⑤暗唱するところまで読みこみ、暗唱シートに書き込む。
という流れになっています。

9月10日には書店さんに並ぶそうですが、またよければ店頭でご覧ください。

かなり出来がいい本になりました。上は表紙の画像です。ピンク色。

CD付きでなんと900円!って旺文社凄すぎ・・・旺文社頑張ったなぁ。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
というわけで、特に英語の速読にトライしてみようかなという人、構造分析の
魔の手から脱却したい人、音読や暗唱する価値のある文章を読んでみたい
人、リスニングが得意になりたい人・・・に向いています。

どうぞ宜しくお願いします。とてもいい文章です。どうぞ読み込んで暗唱まで
頑張ってください。かなり英語力がアップします。

読む前にCDでリスニングからスタートしてもいいと思います。

単語が簡単なので、聞き取った上でリーディングに移るのもいいメソッドでは
ないかと思います。

いずれにしても最終的にはCDと同じように暗唱できるところまで読み込みま
しょう。相当な英語力が身に付くと思います。

それからいつもどおりですが、この本の最初に掲載した単語は必ず覚えてし
まうことです。

単語力がないと速読なんてできませんからね。

皆さん、頑張ってください。この本、手前味噌ですがかなりいい本です。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
この本は9月10日には書店さんの店頭に並ぶそうです。

 


kimutatsu

意味習得語彙と音声習得語彙

Posted on: 2012年7月21日(土) 23:39

 

 

 

 

 

 

 
『ユメタン①』を使ってくださってる先生から、フレーズをなかなか覚えてくれない
というメールを頂戴して、少し考えております。

フレーズを覚えるってのはつまり英作文やスピーキング力アップに直結するので
そこを刺激してやることが大事なのかなぁと思っています。

ちなみに僕は『ユメタン②』のフレーズと『ユメジュク』のフレーズを2学期にやりま
すけれども、それと同時に英作文の指導を本格化させるつもりです。

特に『ユメジュク』のフレーズを覚えることで、英作文の力が段違いに上がります。

大事なことは、それを覚えることによってどういう良いことが待っているのかという
部分を生徒たちに手に取るように教えてあげることですね。

単語だけ目で見て覚えていてもなかなか使えるようにはなりません。

どうしてCDを使わねばならないのか、CDを使わないことによってどういう不利益
が待っているのか、どうしてフレーズをしっかり覚えねばならないのか・・・

そういうことをしっかりと指導してあげることが大事だと思うし、そのためには採用
した教材に、教員みずからがトライしてみることが重要だと思っています。

というわけで、僕も再度『ユメジュク』のフレーズを暗唱する予定です。

で、その前に・・・

『ユメタン②』と『ユメジュク』のフレーズをリスニングで使おうと思っておりまして、
夏のセミナーではそのやり方についても説明することにしています。
 

 

 

 

 

 

 

 
単語を覚えることに関して言えば、意味習得語彙と音声習得語彙とに分けること
ができます。

単語を見て意味が言えるレベルが前者、音まで知っているのが後者。

音の場合は自分でその音が正確に出せるというレベルまで要求されます。

ただ聞いているだけではリスニング力はあがらないし、聞き流すだけではリスニ
ング力はあがらないのです。

自分がその音を出せるかどうかがものすごく大きいポイントです。

灘の他教科の先生からも「音を自分で発音できないとリスニングなんかでけへん
のちゃうん?」と先週言われました。英語科の先生じゃなくても、誰でも考えれば
わかるということです。

つまりリスニング力を伸ばすには、音声習得語彙を増やさねばならないということ
になります。

だからCDが必要なのです。目で見てるだけではリスニングに要求される単語力を
身につけることができないのです。

で、そういうことがわかるようになるためには、教員が(自分は受験生時代に仮に
目で見て単語を覚えていたとしても)CDを使って単語を覚えたら、なんと驚異的に
単語が頭に残るか、又、リスニングできるようになるかを体得することが大事です。

僕はまだまだ英語力も大したことないし、リスニング力とスピーキング力をアップさ
せたいので、生徒たちと一緒に『ユメタン②』と『ユメジュク』のフレーズを頑張って
覚えようと思っています。

そうすることによって、僕自身の英語力が格段にアップするし、生徒たちに対する
メッセージの発信力もアップするんやないかと期待しています。

彼らに負けないよう楽しんで頑張ります。彼らは大学受験があるので、ある意味う
らやましいです。大人には受験がないので、自分を律して頑張ります。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
内田先生と一緒に写ってる写真を見て「痩せたなぁ!」というメールを
たくさん頂いております。はい、かなり筋肉質になりました。

 


kimutatsu

Road to English Master!!!

Posted on: 2012年7月16日(月) 22:20

 

 

 

 

 

 

 
今日も武庫川沿いを3キロ走ってきました。午前中に野球部の練習に行き、ちょ
くちょく職員室に戻って採点をし、またグラウンドへ行って練習に加わり。

帰宅して採点をし、夕方涼しくなってきたので河川敷まで走っていき、欽ちゃん走
りよりぎこちない走り方で3キロ走りました。

体重はだいたい58~59キロを推移していまして、なかなかいい感じです。

新チームはまだ投手と捕手以外は守備位置も決めていません。これからですわ。

1年生も含めてどれだけキャッチボールができるかを今日はチェックしましたけども、
中1でも使えそうなのが3~4人いるなぁ。

夏の練習試合が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
英語ディベート大会に参加していた生徒たちが帰国し、明日学校に来るそうです。
うち1人は今度は国際物理オリンピックの参加のため、すでにエストニアに旅立ち
ました。頑張ってきてほしいなと願っています。

またうちの学年の生徒が国際生物オリンピックで銀メダルを獲得してきました。

今日ちょっと話したのですが、「英語が使えた」ということで、写真も見せて貰いま
した。参加者と一緒の写真、とてもいい表情で写っていました。

また8月下旬に、うちの学年の何人かがアメリカに旅行に行くそうです。

どうしてこういうことができるのか。
逆にできない人はどうしてできないのか。

これを考えるとやはり英語が障壁になっているかどうかが大きいと思うんですね。

英語が障壁になっている人は「ちょっとアメリカ行こうかな」とは思わない。日本国
内しか動けない。病気になったりしたら不安ですしね。

英語が障壁になっていない人は活躍の舞台が世界になる。

別に日本だけでええねんという人はそれでもいいと僕は思う。英語ができなくても
そこそこやっていければええんやという人を全く否定するものではありません。

せやけど英語ができれば気楽に海外に行けます。生徒たちだけで行けますねん。
これってとても快感やと思うんですよね。

せっかく夏休みやし、アメリカとか行かへん?
おぉ、ええな。1週間ぐらいぶらっとホテルも何も決めずに行こか。

まるで近くの温泉に行くような感覚でアメリカに行ける。その程度に英語ができる。
それって生きていくうえでの快感やと思うんです。

自分は釣りができる。
自分は料理が上手にできる。
自分は野球がうまい。

こういうのももちろんいい。でも「自分は英語ができる」は舞台を世界に置いた快
感を経験できるという点で、とても素敵やないかと思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
物理オリンピックに行った連中や生物オリンピックに行ってきたM君、アメリカに
旅行する生徒たちは、それぞれ物理や生物などができます。

そしてそれらを英語で他の国の人たちに解説できます。そして友達ができます。
英語ができるのは当たり前で、それを前提にして物理や生物などができます。

彼らは中1の最初から教科書の音読と暗唱に、中2の途中から『ユメタン』を使っ
て音声を重視した単語とフレーズの暗記に、それぞれ務めてきました。

『ユメタン①』は6巡も7巡も繰り返しました。CDを何度かけたかわかりません。

今ではかなりのレベルまで英語が話せるし、したがって聞けます。

まだやっていないことがあります。それは二学期からやる『ユメジュク』ですねん。
それをクリアすれば、彼らの英語力は最強のものになると確信しています。

今は特に動詞部分がまだ単語を使って表現していると思うので、『ユメジュク』を
使って使用頻度の高いイディオムを覚えていってもらいます。

そして僕が使っている教材をプリントにして、ちょっとしたフレーズも覚えてもらおう。
(What are you driving at? お前、何が言いたいねん?などです)

そうすれば最強の英語の達人たちができあがります。

今からワクワクしています。中1からついてきてくれた彼らの活躍に期待しています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
そう考えると英語ってのはホント、単なるツールですね。
道具なのですから、使えないと何の意味もありません。

 


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