KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: 勉強・受験

kimutatsu

いよいよ直前期!

Posted on: 2009年1月12日(月) 10:33

ガッツ猫 

現在中1の担任をしているのですが、思えばこの生徒たちも1年前のこの時期に
灘中を受験したんやなぁと。そう思えば1年ってのはあっという間ですなぁ。

この次の土日にかけて、兵庫県の私立中学で入試が行われます。
受験生はみんな頑張ってもらいたいものだ。

それと同時にセンター試験が実施されます。チームキムタツに入っておられる
先生がたの学校でも「本校が会場になるので大変」というところもあるようです。

受験ってのは本人はもちろん大変なのですが、周囲の人たちも何かと気を遣い
ますし、独特の空気が流れますよね。

僕のほうは灘中の教員としては受け入れるサイドでもあるし、もちろん送り出す
サイドでもあるのですが、この時期はどうも精神的に落ち着かないものです。

受験生に言いたいのは、確かに今はいろんなことが気になって不安感を持つ
こともあろうかと思うんだけど、今から5日間で飛躍的に学力は上がらない。

だとしたら大事なのは、今の力を100%出せるようにすることなんよね。

完全な状態が100として、今は学力的に70しかないとする。そうすると残りの
30が気になってしょうがないってのがほとんどの人なんやろう。

しかし考えてみてほしい。

その70の力を100%出すことができたら、70×100%=70の力を出したこと
になる。よね?数学弱いから不安になってるけど(笑)間違いなかろ?

ところが90の力を持っている人がいて、模試などでもA判定を出してるとする。
しかし緊張したり不安に思ったり(精神面)、風邪をひいたり(体調面)したので、
当日は70%の力しか出せなかったと。そうすると90×70%で63ってことに。

そうすると前者は70の力しか持っていなかったが合格し、後者は90の力を
持っていたのに、当日63しか出せずに不合格になる・・・

なんてことは、なが~~~~~い受験の歴史では何度も繰り返されてきたことで
だからこそ直前期は体調に気をつけろとか、気持ちを強く持てなんて言われる。

のですぞ!(-^〇^-)

直前期は夜遅くまで頑張るよりも、「自分が失敗するわけなかろ」と気楽に構え、
(それが多少強がりであってもいいのだ)、夜は早く寝て体調を整えるのだ。

もちろん勉強をするのは言うまでもない。しかしこの時期に勉強してない生徒は
おらんじゃろ? だからこそ精神面や体調面で差をつけねばならないのだ。

本人にしかわからん緊張感や不安感がある。周囲がこういうことを言うたって、
なかなかそういうものは取れるもんじゃないわな。

でも周囲の人間は応援するしかできないので、あえて言う。

勉強を頑張るのはいいが、今やらねばならないのは精神面と体調面を安定させ
試験当日に100%の力を発揮しやすい状態を作ることなのだ、と。

この連休中、かなり寒くなりました。ゆめゆめ風邪などひかぬよう。

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(追記)『ユメタン』③超難関大学レベルよりも、『ユメタン』ゼロのほうを
     先に作ってほしいという声が圧倒的に多いことが判明しましたがな。

 

 


kimutatsu

受験に親はついていくべきか?

Posted on: 2009年1月8日(木) 11:29

東大合格発表の風景

この写真は東大の合格発表の風景です。教え子の保護者の方に頂きました。
いよいよセンター試験が、あるいは中学入試が、近づいてきましたね。

先般、HN「じろーのまま」さんからこういうコメントを頂戴しました。

*******************************

今年も宜しくお願いいたします。
息子は先生のリーディングのテキストをひたすらやっています・・・。

ご相談なんですが、受験の宿泊に親がついて行くべきでしょうか?

初めは親も行かなければと思っていましたが、あちらこちらと志望校を複数
考えていたら、費用や仕事を休んだりと負担が出てきました。

子どもだけで行かせられれば良いのですがのですが朝、起床とか、チェック
アウトとか負担になるでしょうか。
もし、ご経験者の方などいらっしゃればぜひ教えてください。

*******************************

どう思います?たぶん親がついて行くなんて聞くと「過保護だ」なんて批判する
人が出てくると思うんです。「高校生にもなって」とか。まぁ、それもわかる。

でも人間の価値観を一元的に考えるのはどうかと思うなぁ。

灘の保護者の方々は東大に一緒に泊まりに行かれる人たちが多い気がする。
入学式も行かれる方も多いなぁ。

東大の入学式で親がついてきていることに苦言を呈した方がいらっしゃるという
ニュースがあったが、実際に出席された方に聞くと「苦言」ではなかったそうな。

そりゃそうやろう。他人が批判するようなことではない。

「過保護だ」と思う人は行かねばいいと思う。「仕事があるから行けない」という
人は行きたくても行けないわけで、そこは自分の価値観に従えばいいと思う。

じろーのままさんがお書きの「起床」は携帯に電話すればいいだけやし、ホテル
に頼んでおけばホテル側が起こしてくれる。

チェックアウトは鍵をフロントに持っていくだけなので、何てことない。

僕らみたいな田舎者の場合、例えば東京に行って困るのはむしろ地下鉄とかの
交通手段のほうで、いくら説明されても不安は付き纏うもんでね。

そういう不安はいくら口で「大丈夫」と言っても、受験生は不安なもんだ。それは
過保護とか何とかいう問題とは別次元のものや。

旅行に行く場合、道に迷う楽しみもあるが、受験の場合はそうは言うてられん。
それに生まれつき方向音痴な人もいる。驚くほど方向音痴な人っているよね。

それを批判する資格は誰にもないわけで、だから要するに早い話が(笑)親が
行きたいと、あるいは行ったほうがいいなと、思った場合は行けばいいと思う。

僕の息子が東京の大学に行きたいと言ったとしたら、僕はどうするか?

付いて行く!だってそれにかこつけて大学を見ることができるやん。受験当日
ってのは独特の雰囲気でね。一般的にあまり経験できるものではないもん。

入学式も、一緒に出るかどうかはわからんが、ついていくと思う。大学の入学式
のあの雰囲気!めちゃ楽しいもん。見たいやん。クラブ勧誘のビラが飛び交う。

仮にそれが東大なら絶対に入学式には行く。参列する。

だって日本武道館やで。親ばかとかじゃなく、やっぱり入ってみたいわ。

放任主義な僕でさえもついて行きたいなと思うぐらいなんやから、入学式に参列
する親を「過保護」の一言のもとに切り捨てるのは、ちょっと違うと思うんよね。

というわけで、じろーのままさん、「ついて行くべきでしょうか」という質問に関して
お答えするなら「ついて行くべき」という義務はまったくありません。

たぶんお子さんおひとりでも十分受験はできると思いますし、親ができることは
ほとんど何もありません。あるとすれば大学に行く際の不安が少し和らぐ程度。

それも前日に下見しておけば概ね大丈夫です。

なのでじろーのままさんがお書きの「負担」があるのであれば、ご無理なさらない
ほうがいいし、無理するとお子さんのほうが「負担」に感じるかもしれません。

むしろじろーのままさんが「行きたいな」と思われるのであれば、旅行気分で一緒
に行かれるとか、他の保護者の方と一緒に行かれるとかされてもいいかと。

子供さんが受験されている間は当地の観光を楽しむぐらいでいいと思います。

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(追記)学校が始まりました。生徒たち、元気です。明日は宿題考査。
     始業式の後に授業をしている学校もあるみたいですね。凄いなぁ。

  

 


kimutatsu

苦手な教科こそ基本に戻れ!

Posted on: 2009年1月7日(水) 12:49

お言葉

この言葉、深いですねぇ。いくら親や教師が勉強をやらせようとしても、本人にやる気が
なければ成績って伸びないし、成績ってのは自分が主体的にやった分だけ伸びる。

この真実に気がつかないまま、教員になってから10年ほどやってたなぁ。

とにかく勉強をやらせておけば伸びると信じてた。

でもその状態では最後の最後で確実に失速するんよね。その意味で、やはり親や教師は
サポート役なんやなぁ。うーん、上の画像の言葉は深い。奥深い。

わしゃ何度も口に出して読んだ。

お前らな・・・

昨日の続きやけど、例えば英語や地歴で点を取りやすいのであれば、そっちを伸ばすこと
を意識しないとあかんよっていう話を書いた。取れる点を全部取りにいく意識な。

では苦手な教科や科目はどうするねんってことになるわな。放っておくのか。

それが難儀なことに、放っておくと低いながらも点が取れていたのが全く取れなくなることも
あり得るわけで、そうなるとますます不合格に向けてダッシュすることにもなりかねんわな。

 

そこで一計。

 

苦手な教科でも比較的得意な分野はないのか?

数学でも「この分野なら取れる」っていう部分がないか考えてみよう。
あるならそこは徹底的にやっておくことやな。得意な分野をさらに得意にしとくねんなぁ。

それともう1点。

極めて基本的な問題の演習だけは繰り返しておくべし。

教科書の「問」レベルや例題レベルな。

苦手な人にとって過去問なんてやってもどうせ解けんのなら、せめて基本的な問題だけは
解けるというレベルまでは持っていっておく。それが力になるねん。

なんかさ、みんなどの問題集が良いか?っていう意識を持ちすぎやと思うな。

得意ならそれでもええねんけどね。苦手なら、もっと教科書に向かおうぜ。

基本ができてないから難問も解けないわけで、「今さら」と思わずに教科書に向かうことで、
できていなかった基本を構築できることになる。

基本ができれば難問も解ける可能性が出るわなぁ。英語で言うたら今こそセンターレベル
の単語を徹底的に覚える。そのレベルの文法を徹底的にやる。(苦手な人はやで)

僕の教え子で「本番で自己新記録を出した!」っていうのがたくさんおるが、それってのは
焦らないで基本的なことを繰り返してるうちに、知らんうちに応用力もついてた子なんや。

焦らず騒がず、気持ちを強く持って、苦手な教科こそ基本を大事にしようぜ。

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(追記)年賀状をありがとうございました。喪中につき、失礼させて頂きました。
     竹岡広信先生にも早々に頂きました。感謝申し上げます。

 

 

 

 


kimutatsu

取れるところでは確実に取ろうぜ!

Posted on: 2009年1月6日(火) 17:24

大垣書店豊中緑丘店さん
(大垣書店豊中緑丘店さんです)

先日、うちの生徒ではない、ある学校の受験生さんと喋っていたんですけどね。
直前の勉強法を間違えてる気がして、アドバイスしてたんですが。

彼女曰く、「苦手な数学を一生懸命やっているんですがなかなか伸びません」と。
さらに曰く、「得意やった英語の成績や地歴の点数も落ちてきました」と。

「どうすればいいでしょう?」・・・って、アンタそりゃ間違えてるよ。

確かに苦手な数学は気になるとは思うねん。でも今まで苦手やった数学を残りの
日数で伸ばすのは至難の業じゃないの?小1からやってきて12年やろう?

残りの日数で得意にするのは無理・・・な気がしない?と聞くと「ハイ」と返事。

気持ちはわかるけど、直前になったら苦手な教科や科目を一生懸命にやるより
比較的得意な教科や科目、あるいは苦手であっても比較的取れる分野を中心に
勉強して、そこでは絶対に落とさないという気持ちが大事なんや。

だって合否は総合点で決まるんやろう?

仮に数学が0点であっても英語や国語などで取れれば合格するんやからなぁ。

数学をやり過ぎて得意な教科や分野がダメになってきてるってのが、言うなれば
一番あかんパターンなんや。取れるところで確実に取るっていう勉強をしやな。

これは大学入試だけやのぉて、中学入試なんかでも言えることやけどな。

今までいろんな試験を採点してきて思うけど、1つあかんかったとしても、他のが
よかったら余裕で合格するもんや。2つあかんかったらそりゃまずい。

この時期に大事なことは1つ。「取れるところでは絶対に取る!」っていう姿勢や。
いつも念頭に置いて勉強すること。

じゃあ苦手な教科は放っておいていいのか?それは違う!

続きはまた夜にでも書きますわ。ノックが終わってヘロヘロになってます(>_<)

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(追記)補習が終わりました。みんなよく頑張りました!

 

 

 


kimutatsu

富士山を見たら落ちる!?

Posted on: 2009年1月3日(土) 20:43

Mt. Fuji

新幹線から撮影した富士山です。綺麗やねぇ。

関西や九州、名古屋の受験生が新幹線に乗って東京の大学を受験に
行く時に「富士山を見たら落ちる」という言い伝え?があるんや。

もちろん富士山を見たからって落ちるわけないんやけど、確かに僕も
浪人して慶應を受験に行く際に、友達と一緒に見た見事な富士山を、
実は今でも覚えてる。つまり富士山を見て、そして落ちたクチなんや。

だから多分「富士山を見たら落ちる」っていうのは、誰かがいい加減
に作ったジンクスみたいなもんやろうと思ってたんやけどね。

この前、ちょっとした用事で東京に行ったときのこと。

めっちゃええ天気やったので「今日は富士山が綺麗ぞ」と思いながら
名古屋を通過。その後に新幹線の中で原稿を書いてたんよね。

東大前

東京に向かって通路をはさんで左側のシートに座ってたので、上手く
いけば写真を撮ってやろうと思って、デジカメも用意してたんよ。

で、テーブルを出して、そこで原稿用紙にずっと書き込みながら時間
がどんどん過ぎていき・・・

気がつくと・・・

タタタタタン♪ タタタタタン♪ 間もなく新横浜、新横浜です。

というアナウンスが!

あれ?もう着くの?新横浜か。じゃあ次に降りるんやなと、出していた
本や原稿用紙やペンをしまい始めて気がついた。

あれ?富士山は?うわ、気ぃつかへんかった!

そこでハッと思い出したのが、先ほどの「富士山を見たら落ちる」。

これは東京に向かう受験生が一心不乱に勉強し、富士山を見過ごす
ぐらいの集中力がないとアカンということなんやないかと(笑)。

もちろん途中で「あ、富士山や」なんて気がついても不合格になるわけ
ではないので、「うわ!見てしもたがな!」と落ち込むのはバカげてる。

あくまでも「それぐらいの集中力がないとアカン」ということの比喩的な
表現なんやろうね。それが「富士山を見たら落ちる」なんやろう。

というわけで、集中力命!!!で頑張って下さい。応援してます。

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(追記)今日は大神神社に行って古いお札を納めて参りました。
     ちなみに・・・日本史選択者!
     大神神社の読み方は知ってるよね?

 

 


kimutatsu

英語を武器にしよう!

Posted on: 2008年12月26日(金) 19:09

リスニング合格の法則基礎編

了解を取っていないので学校名は伏せますが、東大に数十名、早大と慶大に
合計200名以上の合格者を出す東京の学校が僕の本を採用して下さった。

センター試験英語リスニング合格の法則(基礎編)』です。

採用してくださった学校および担当の先生方には心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。何か僕にできることがあれば仰って下さい。

またこの本は福岡のある私立高校でも採用をしてくださいました。

僕が初めて出した本ですので、やはり思い入れがあります。英語のプロたちが
認めてくださって、採用をくださったのはやはり嬉しく思っております。

初心を忘れないように、これからも頑張らないといかん。

紀伊國屋書店渋谷店さん
(紀伊國屋書店渋谷店さんのキムタツフェアの様子です)

テレビをつけると派遣切りのニュースが流れていて、何かと暗い世の中です。

仕事も住居も追われて、どうしようもない状態で年の瀬を迎えている人たちも
たくさんいらっしゃる。これからどうなるんだろうと思いながら、年を越す。

自分の子供たちにはこのような思いをさせたくないと思っておられる親御さん
もたくさんいらっしゃると思うんですね。もちろん人の親である僕も同じです。

ただ・・・

だからと言って安易に資格を取ろうとか、学歴を・・・とか考えるのはよくない。
第一、安易に取れる資格ほど役に立たないものはありません。

学歴をと考えるのは『ドラゴン桜』的に考えれば良さそうですし、確かに無名
の大学に行くよりは名の知れた大学に行くほうが、チャンスは大きいと思う。

しかし名の知れた大学に行っても、結局そこで何をしたのかと聞かれ、特に
何もしてこなかった人よりは、学歴が低くてもこれだけはという武器のある人
のほうが、社会に出ると重宝されるものです。

進学校に合格したからといって安心するのではなく、有名大学に合格したから
といって遊びに精を出すのではなく、常にNEXT STAGEへの1プロセスなのだ
という考えを持って、努力を継続することこそが、その人の財産になります。

そういう当たり前のことを大人は子供たちに教え続けないといかん。
仮に「わかってる、そんなことは」と言われようとも。うざがられようとも、です。

世の中が世知辛いからこそチャンスだと僕は思っています。
有名な大学に入るだけで満足していると、置いていかれる時代だと思ってる。

成績が悪くて、このままではまずいと思ってる人たち、特に高1や高2の人。

将来のことを見越して、英語だけはちゃんとできるようにしとこう!

卒業する時、「成績は悪かったが、英語だけは自信がある」という状態にして
おくだけでも、かなり戦力になる。英語ができると世界が職場になる。

何をしていいのかわからんという人は『ユメタン』の1000語を潰すところから
スタートすればいい。『ユメタン』が難しいなら、『キクタン』Entryをやろう。

英語が苦手っていう人の場合、単語からやることをお勧めします。
単語を覚えていくうちに読めるように、あるいは聞けるようになってきますよ。

それから小学生のお子さんをお持ちのお父さんとお母さん。

小学生のうちに英語をガンガンやらせなくても大丈夫。かなりやらせたつもり
であっても中学校に入ったら、あっと言う間に追いつかれてしまいます。

それに小学校で英語を下手にやらせると、苦手意識を植え付けることになる。

それより大事なことがあります。本を読ませておいてください。小説でいい。
誰でも知ってるような名作でいい。野球が好きなら野球関係の本でもいい。

文章や活字に親しめる状態にしておいてあげることが大事です。

僕も高校時代は大したことなくって、大学受験も失敗しましたが、それでもこう
してある程度できているのは英語のお陰です。皆さん、頑張ってください。

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(追記)AERA ENGLISH2月号に私の記事が載ります。
     よければどうぞお願いいたします。
     単語を覚えるということについてインタビューを受けました。

 

 


kimutatsu

主体的だからこそ伸びる!

Posted on: 2008年12月19日(金) 10:27

諫言

週末は岡山ですと書くとすぐに「私も行きたい!」という先生が必ずお一方は
おられる。なのでそのたびに主催者に「木村枠で1人追加できる?」と聞きます。

今回はその枠を利用して(笑)特別に参加される先生が3名おられる。

学校がやるような、つまり受動的になりがちな講習会とは違って、言うならば
自発的に主体的に参加する講習や勉強会ほど力がつくものはありませんわな。

僕のはほとんどが無料やけど、10万円や20万円の勉強会もいっぱいになる。
大人になって差がつくってのは、結局そういう姿勢なんやろうなと思うなぁ。

自分にいかにカネをかけて、自分を育てるかってことです。

学生時代はあんなに嫌だった勉強が今は楽しくてしょうがない。僕の同僚である
前川先生に聞いたところ、受験用の世界史資料集が飛ぶように売れるそうな。

僕も実は今回の期末考査で、息子の世界史のプリントを一緒に覚えたんやけど
これが実に面白い。僕は日本史選択だったので、世界史の知識はゼロ。

だから余計に面白い!

これって何なんやろと考えていたんやけど、結局ほら、人間が本質的に持ってる
知識欲が刺激されるんやね。知らないことを知りたいと思う欲が働く。

学生時代にその欲がガンガンに働く人ってのは、やはり幸せなんやろうなぁ。

自分から勉強したいと思い、ちゃんと動いている人は前に進みますね。
明日参加される先生方にお会いすることで、僕も刺激を頂き、また前進したい。

そう思いながらワクワクしております。先生方、よろしくお願いいたします(^-^)。

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(追記)誰かに勉強させられてる状態では伸びないよね。

 

 


kimutatsu

本番に強い人間になろう!

Posted on: 2008年12月16日(火) 12:15

サイン会
(少路小学校の講演後の様子です)

旺文社『蛍雪時代』でキムタツ成功塾というコラムを連載している木村ですが、
それを旺文社のパスナビというサイトで読むことができます。

1月号の「常勝気流に乗ってドキドキを吹っ飛ばせ!」がアップされました。

お読みになりたいという方はこちらからどうぞ(^-^)。

模試でいくらA判定やB判定を出していても、本番に弱いと合格できません。
逆にE判定であっても本番で自己新を出す受験生もたくさんいます。

是非とも本番に強い受験生であってほしいなと願っております。

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(追記)私は学生時代は緊張してばかりいる人間でしたが、最近はまったく
     緊張しなくなりました。講演前はワクワクしております。場数ですね。

  

 


kimutatsu

ある先生からのメール

Posted on: 2008年11月24日(月) 17:57

有隣堂書店本店さん
(有隣堂書店本店さんのレジ横です。)

昨日の記事(自分で選んで最後までやるのだ!)に対して、ある先生からメール
を頂戴いたしましたので紹介しますね。まさにそのとおり!な内容です。

****************************

どこかで「良いよ」と見たり聞いたりした問題集や参考書にすぐ飛びつく生徒に
限って、買って本棚のコレクションが増えていくだけで、どれも大抵は中途半端
にしかかじってないのに「やった」って満足しながらも、「やってはいるのに伸び
ないなぁ」なんて感じる傾向にあるような気がします。

それはやっぱり、先生が書いてはったように、自分で自分の課題を具体的に
考えながら一冊を選んでないからだと思うし、そうなっちゃうのは「近道」したい
からなんだろうなぁと思います。

でも、勉強に限らず何事も達成しようと思ったらコツコツ地道に積み上げていく
以外に「近道」なんて存在しないんですよね。

特に英語のような語学はそれが顕著で、「わかる!」とか「できる!」とかいう
言葉のついた本をよく目にしますが、それをちゃんとやり続けて終えてしまわない
限り、わかるようにもできるようにもならない。

でもだからこそ、近道したくなる人が多いんでしょうね。

この前「問題集を答えを覚えてしまうくらいやってるのに結果に反映されない」
生徒って、ポイントを自分で押さえながらとかパターンを意識しながらではなく、
ただある問題に対する答えとしてのみひたすら解きまくってしまってるから
伸びないんだなぁとあらためて感じました。

先生ご自身や先生のご本に出会ってから、暗唱の重要性を再認識するように
なり、暗唱しながら力をつけていける子と、ひたすら覚えるくらいやり続ける子
との違いがより明確になったんだと思います。

一言で「やった」って言っても、実は程度や方法で結果は全く違います。

それが非常に明確に示されていて、積み上げることの大切さを大前提に説いて
おられるからこそ、私は先生のご本を確信を持って生徒に買わせたり薦めたり
できるんだと思います。

********************************

長かったので少し削りましたが、言いたいことは昨日僕が書いたことと同じです。

何かの参考になりましたら幸いです。この先生、遠くから英語教師塾に参加を
されている先生なのですが、努力されている先生というのは素晴らしいですね。

ご本人の了承を得て、紹介させていただきました。

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(追記)甲陽学園との試合は負けました。親善大会でも負けると悔しいけど
     この悔しさを来年の春と夏の大会で晴らしてくれればいいかなと。

 

 


kimutatsu

自分で選んで最後までやるのだ!

Posted on: 2008年11月23日(日) 22:01

神戸

昨日のコメントで新聞社の写真を勝手に使うのはよろしくないという声があり、
まぁ確かにそうなのかなと思って、新聞社に連絡をして聞いてみた木村です。

営利目的でなく、個人のブログなどで使うのであれば・・・

という返事でした。が、まぁ特に使いたいわけではないので、今後は止めよう。
コメントをくださった方、ありがとうございましたm(__)m

ちなみにいろんな写真を使ってはいるが、ほとんどが人にもらったものであり、
特に酒井さんや山田クン、大島クンなどにもらったものが多い。

自分で撮ったものもあるんだけど、これがまた悲惨な・・・他校の先生の酩酊
した様子であるとか、酩酊をとっくの昔に通り越した様子であるとか・・・(笑)。

というわけで、多くの写真を送ってきてくれる3氏に感謝しつつ、しかしながら
使える写真が限定されている現状を憂いているのであります。

基礎力マスターVol.3

コメントは全て読んでいるものの返事が滞っていて、いろんな方々から「返事は
もう思いついたときだけでもいいんじゃないの?」と言われております。

まぁそう言うな。できる限り追いついてみせる。しかしできるだけ最近の記事に
対してコメントをするように心がけていただければ幸いであります。

特に入試が近づくと、ストレイシープな高校生諸君からの相談コメントが多い。
なのでそれを1つずつ取り上げてブログを書くのもいいなと思っています。

ちなみに今日は弓弦さんから嬉しいコメントが。

*******************************

本日、キムタツ先生の“東大英語基礎力マスターvol.3 基本文法篇”を

1回通り全範囲やり遂げました!!

単元によっては数回やったものもあります。

“比較”の単元は初回の正答率が14%と泣きそうになりました。

しかしそこから解説を読み、ノートにまとめ、学校でもらった文法参考書を読み、

解き直し、また解説や参考書を読み、とやっていき、

4回目でなんとか86%にまでこぎつけました。

今は他の単元の2回目をやっています。

自分で本屋に行って、自分の手で選んで、誰に言われるでもなく

自分でやると決めてやったものなので、喜びもひとしおです。

これからもっと頑張っていこうと思います。

最低3回!

目指せ全範囲100%!です(^-^)

********************************

うんうん、ガンバレよ。エライなぁ、その調子でガンバレ!

勉強ってのはそういうことなのだと改めて感じるのが「自分で本屋に行って、
自分の手で選んで、誰に言われるでもなく自分でやると決めてやった」という
くだりですね。勉強ってホントにそうですねぇ。

勉強法の本がバカみたいに売れています。本が売れないのに、勉強法の本と
自己啓発の本ばかりが売れています。

なのに、その勉強法に「この本を読め」とか自己啓発本に「年間に本を数百冊
読める!」とか書いてあっても、その肝心の本を買わないし読まない。

つまり勉強法の本を買うけど、実際には勉強しないという人が大多数なのです。

これは書店さんまわりをしてると本当によく感じることだし、書店さんからも同じ
ご意見をよく聞きます。勉強法と自己啓発本しか売れない・・・

あるいは参考書選びの本に書いてある本のみを買うとかね。自分では吟味を
しないで、他の成功者(大学生になれた人)の意見を鵜呑みにするケースです。

その本はたまたまその人に合っただけなのかも知れないじゃない?

僕の周囲ではFORESTより他のほうがいいよねといって、FORESTを敬遠
する先生や大学生が増えてるけど、ということは数年後は別の本が売れる?

もしかしたら自分ではいいなと思った本でも、参考書選びの本に書いてない!
という理由で棚に戻してしまうとかですね。

そういう思考停止した状態で、やる気が出るわけないよね。

これは大人の自己啓発本好きな人にも言えることやけど、自分が「よぉし!
これをやろう(読もう)!」と思った本を選び、それをやり遂げる(読み遂げる)。

それこそが勉強なのではないかと。

最後までやると決めたら最後までやる。そりゃ途中で揺れることもあるやろうが
そんなこと言うてたら、結局中途半端になってしまうよね。

そういう意味で弓弦さんはエライ。自分で選んだところがミソなのですぞ。

というわけで(って、まったく「というわけで」になってないが)、次は少し英作文の
勉強法及び教員サイドの授業方法について書こうかなと思っております。

参考になれば幸いです。

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(追記)明日は試合なんですが、どうも雨みたいですねぇ。

 


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