KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

カテゴリー別アーカイブ: ユメタン

kimutatsu

嬉しいメール三昧

Posted on: 2010年6月18日(金) 9:03

 

 

 

 

 

 

  
『ユメタン』を使って毎週テストをやっているのですが、相変わらず絶好調でして
他校さんはどうかなと気になっていたら、昨日メールを頂戴しました。

チームキムタツのMLです。東山中・高の西山先生から。

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おはようございます。いつもお世話になり、ありがとうございます。
本日はユメタンゼロの近況報告をさせてください。

本年度は高校1年生を担当しておりまして、4クラス中、2クラスがスポーツ
クラスです。ほとんどの生徒が運動部に加入しており、全国大会に出場する
部も多く、強化指定を受けているクラブの生徒たちは、帰宅時間が9時や10
時になる生徒もいるようです。

英語に対する苦手意識も相当なものですので、ユメタンゼロに関しましては
足立学園の加藤先生メソッドに倣い、「楽々コース」を導入しました。

しかし、楽々コースとはいえ、中学時代に英単語をきちんと覚えてこなかった
生徒たちですので、当初は不合格者続出で、困り果てました。

そこで、「授業内で英語力をつけさせる!」という原点に立ち返り、特進クラス
よりもユメタンにかける時間を増やし、授業中に自信をつけさせました。
すると、前回の小テストあたりから効果が表れ始め、今日の小テストでは何と
合格者が全体の9割まできました。毎回一桁点数だったラグビー部の生徒は
採点中ずっと私の横に立ち、合格を確認すると飛び上がって喜び、握手を求め
てきました。

「来週からは少しずつ名詞や副詞が難しくなるで!」と言うと、サッカー部の生
徒が「もう大丈夫ですよ!」と言ってくれました。

ああ、本当にユメタンを導入してよかった。

今では、日焼けして精悍な顔をした体格のいい運動部員たちが、休み時間か
ら黄色いユメタンを手にしてくれています。彼らの将来のために、また明日から
ユメタン片手に頑張ります。

あまりにも嬉しかったので、メールいたしました。長文お許しください。

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うーむ、頑張ってるなぁと思ったら、立て続けに嬉しいメールが。上記、加藤先生
と引き続いて西山先生からレスが。

 

 

 

 

 

 

 

 
こんばんは、足立学園の加藤です。

西山先生、頑張っておられるようですね。
苦しんで苦しんでようやく合格できたときの喜び、
私も何度も生徒たちと分かち合って来ました。

生徒たちが一度そういう思いをすると、あとは楽になると思いますよ。
いい思いは何度だってしたいですからね、誰だって。

ところで。
昨日の授業でのことですが、教科書の本文中にthink of A as Bが
出てきました。
「AをBと見なす」という意味を確認した後で、
「これと同じ意味で別の表現は?」と1人の生徒を指名しました。

彼がすぐ答えられず困惑していたところ、
別の生徒が「ユメタンに出てきたじゃん!『バナナをおやつと見なす』だろ!」。
他の生徒も「そう、そう」とうなずいていました。

私が「じゃあ『バナナをおやつと見なす』、みんなでせーの!」
 
「 ‘regard a banana as a snack’!!」

…ユメタン、恐るべし、です。

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木村先生、加藤先生

メッセージありがとうございました。実はこの話には続きがあります。

昨日の5時間目は空き時間でした。興奮して昨日の近況メールを送信しようと
していると、同僚から「西山先生、生徒たちが待ってますよ」と言われました。

・・・。すっかり時間割変更を見落としていました!

5分ほど遅れて、理系の特進クラスの前に行くと、全員がユメタンを開いて、
全員で声を出していました。

一瞬、何が起こっているのかよく分かりませんでした・・・。

窓ガラス越しに、目を凝らして見てみると、ひとりの生徒が日本語を読み上げ、
残りが英語を口に出し、僕のいない間にユメタンのUnit.7を1周半終わらせて
いました!自分たちで考えて、行動してくれていました。

時間割変更を見落としていた私は本当に情けないのですが、ユメタンとともに
成長している生徒たちに感動し、涙が出そうになりました。

というわけで、昨日はユメタンと生徒たちに感動体験を2つもさせてもらいました!

ユメタンは今や僕が自信を持って、周囲に紹介できる自慢の教材です!

木村先生、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

  
もちろん僕のメーリングリストは「木村の本を買おう!」という政治的な意図で作
ったのではありません。学校教育、英語教育を高めるために作ったのです。

今では650名を超える全国の学校の先生方が加入されています。

時としては勉強会の報告が為されたり、音読の方法について議論になることも
あります。相手をバカにしたり中傷したりする発言は一切ありません。

『ユメタン』をはじめとした問題集や教科書などの使用事例がこうして語られるこ
とも多々あります。『ユメタン』の場合、僕にとってはたまらない快感です。

普段はどうやって使っていただいているかわからないですから。

僕も頑張ろうという気持ちになりますね。本当に元気が出ます。

西山先生、加藤先生、ありがとうございました。それと東山高と足立学園高の
生徒諸君は引き続いて頑張っていってください。応援しております。

 

(追記)昨日「石黒先生のがあったな」と書いたら、筑陽学園の生徒たちがそれ
     を見つけて喜んでくれたそうです。では石黒さんの本を採用しよう。

(追記)長崎の荒木先生、高1の娘さんの「『ユメタン』凄い!覚えられる!」とい
     うお言葉もかなり嬉しかったです。よろしくお伝えください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

こちらこそありがとう!

Posted on: 2010年6月3日(木) 23:21

 

 

 

 

 

 

  
帯広三条高等学校で『ユメタン』を使ってくださっているのですが、担当の香川
先生から送られてきた画像です。香川先生、生徒諸君、ありがとうございます。

「教室に色紙を置きたいので」と連絡を頂戴し、色紙が8枚送られてきました。

何か言葉を添えてとありましたので、「基本を徹底反復し、夢を叶えよう!」と
書きました。僕も自分の生徒たちにいつも言っている言葉なのです。

部活動にしても勉強にしても、もっと言えば仕事や恋愛にいたるまで、結局は
この「基本」がダメな人はダメです。基本がしっかりしてる人は強い。

人間関係ではたとえばその1つが大きい声での挨拶であったりします。

当たり前のことが当たり前にできるというのは強いことです。

香川先生によれば僕が書いた色紙を各教室の黒板の上のところに掲示して、
さらにその言葉に関して、進路通信というプリントで取り上げてくださったと。

いろいろな学校の先生方から、手紙や色紙をお願いしますとお願いされ、僕の
言葉が励みになるならと思って順番に書いております。

と言っても僕にも生徒がいるし、彼らの学校生活が実り多きものになるようにと
頑張っているので、あまり速くはできません。

少しずつ書いておりますので、しばしお待ち下さい。

手紙や色紙を書いた学校の先生からこうして写真が送られてきたり、生徒から
の返事の手紙が送られてきたりすると、僕自身、とっても嬉しくなります。

僕のやる気、モチベーションがグンとアップします。

お互い助け合いですね。感謝しております。

香川先生、帯広三条高校の生徒さんたち、ありがとうございました。『ユメタン』
を手放さず、「基本を徹底反復し、夢を叶え」てくださいね。頑張りましょう!

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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『ユメジュク』発売御礼

Posted on: 2010年6月2日(水) 3:10

 

 

 

 

 

 

  
おかげさまで『ユメジュク』を出すことができました。ありがとうございます。
ご協力いただきました全ての皆さんに感謝申し上げます。

ありがとうございます。

『ユメタン』同様にCDで聞きながら音で覚えられ、確認テストが自分ででき、
センテンスごと丸呑みできる熟語集を創ってほしいというメールやコメントを
頂戴してからアルクの田島君たちとしょっちゅう話し合いました。

まず熟語ってなぁに?というところから入りました。

例えばこの本のUNIT1にget at A「Aを意図する」が出てきます。

どうもget at Aは熟語なようにも思えます。

では文法の授業で教わるno more thanやFrankly speakingなんかは
どうなんでしょうね。熟語というよりは慣用表現というか、慣用的にしょっち
ゅう使われる頻出表現というような気がします。

あるいは受験でよく出てくる表現というか。

でもno more thanを載せるのであればno taller thanやno bigger than
なども載せないといかんのじゃないのかということになりかねません。

ふむ(´・ω・`)

というわけで、熟語集という概念をまずは壊しました。

単語だけではどうも英作文や英文法を勉強するのには足りないわけで、
やはり熟語は大事だと思うし、外せない要素です。

さらに熟語だからこそ文単位で覚える必要があります。したがって文例は
「英語を使う」場面を想定したものでなければなりません。

上に書いたget at Aを「Aを意図する」と覚えてもあまり意味がありません。

What are you getting at ?(お前なにが言いたいねん?)で覚えたい。

というわけでまずは熟語ありきではなく、文ありきにしました。

だから文ごと覚えてください。CDも文の意味(日本語)→英語という形で
収録してもらいました。だから英作文に役立つはずです。

それと熟語は挙げ出すときりがないので、出現率を調べ、超頻出800個
の熟語+慣用表現に絞りました。

ただしそこにin terms ofのような「多義熟語」と、put on airsのような、
習いはするけどあまり出てこない「ちょい難熟語」を加えました。

合計1000個の熟語+慣用表現。

これだけ覚えて、文例ごと丸呑みしてもらえれば、英作文で困ることは
ないんじゃないかと思うし、慣用表現が多数あるので文法の復習としても
使ってもらえるんじゃないかなと思っています。

それから今回も語彙学習法のコラムを多くの先生方にお願いしました。

茨城中・高の中井川正男先生
桃山学院中・高の藤見昌宏先生
徳島県立徳島北高の和泉太輔先生
近大附属中・高の前田知子先生
星稜中・高の井口三季先生
足立学園中・高の加藤仁恵先生
北海道大麻高の金山泰幸先生
近大附属和歌山中・高の三原伸剛先生
日大中・高の水口俊介先生
宮崎第一中・高の石井誉典先生

以上の先生方、お忙しい中をありがとうございました。感謝しております。

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熟語集なんてどれでもおんなじだと思われている人も多いのではないかと
思いますが、この『ユメジュク』はCDを使いながら耳で聞いて、目で見て、
そして自分で文を口に出して話しながら覚えていってください。

1冊終わる頃にはかなりの英作文力と英語を話す力が備わっているはず。
単に受験だけじゃなくって、「英語を使う」という部分を意識して作りました。

良かったら是非使ってやってください。よろしくお願いいたします。自分で
言うのもナンですが、『ユメタン』同様、結構な自信作なのです。

使ってくださる人は絶対にCDを使って下さいね。でないと効果は他の本
と同じになってしまいます。音声と文ごと丸呑みしてください。

よろしくお願いいたします。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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『ユメタン』を使って

Posted on: 2010年5月17日(月) 14:13

 

 

 

 

 

 

 
目﨑先生が西大寺高校の生徒たちの写真を送ってくださいました。
先生、ありがとうございました。凄く綺麗。

高校生活最後の球技大会。生徒たちはそれぞれのクラスでテープや
フェルトを利用して、体操服にデコレーションを施すのが伝統なんだそ
うです。楽しそうですね。

先生のクラスの生徒はなんとユメタンの挿絵を描いている花くまさんの
イラストをチョイス。(先生がそう言ったわけではなく自発的に。)

球技大会終了後はますますユメタンに打ち込む決意をしました、という
メールが届いております。

嬉しいなぁ。上の写真はその様子です。

最後の球技大会で他にもいろいろ選択肢があったでしょうし、いろんな
意見が出たと思うのですが、生徒たちが『ユメタン』のイラストを使って
体操服にデコレートしたそうです。

本校の中3の修学旅行(野外活動)のしおりも『ユメタン』の表紙を使い、
『ヤカタン』という名で、私の顔のイラストを使ったりして作ってくれました。

教員が主導すると変な空気になりますが、生徒たちが主体的にそういう
ふうにやっていくのは素晴らしいことです。

『ユメタン』がその一助となっているのが嬉しくて紹介させて頂きました。

 

(追記)名城大付属高等学校の坂先生、杉山先生、澤田先生、授業を
     見せてくださってありがとうございました。生徒たちにもよろしく
     お伝えくだされば幸いです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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香川先生からの嬉しいメール

Posted on: 2010年4月29日(木) 13:20

石川クンと北川クン

昨日は生徒たちにシャドーイングを説明し、一緒にやりました。これも英語Ⅰの検
定教科書を使った取り組みのひとつなのです。

最初はなかなか上手くいきませんでしたが、音読や暗唱などを繰り返しているうち
に、だんだん上手くできるようになってきました。

英語Ⅰと英語Ⅱの教科書をこのペースで勉強したら、それらが終わる頃には、と
てつもない力が付いてることになるなぁと思いながら授業をしておりました。 

よかよか。

『ユメタン』ゼロは2周目に入りましたが、これも2学期には終わって、いよいよ!
『ユメタン』①に入ります。これを完全に潰せばセンターレベルは満点近く取れる。

焦らずじっくりと繰り返します。

池袋リブロさん

最近は『ユメタン』ユーザーの先生方からよくメールを頂戴します。ありがたいもの
でして、生徒たちの様子が書かれているので手に取るようにわかります。 

生徒たちからのメッセージが同封された手紙を送ってくださる先生もおられます。

「『ユメタン』を使ってるうちに単語力が付いてるのがわかる」と書いてくれている生
徒たちのメッセージを読むにつれ、本当に嬉しくなります。

中に「前に使っていた単語集でもちゃんとCDを使えばよかった」と書いている生
徒もいたりして、うんうんと頷いております。ホント、そのとおりです。

ちょっと嬉しいので、その中から1つご紹介しますね。北海道帯広三条高等学校
の香川先生から頂戴したメールです。ご本人の了解を得て書いております。

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北海道帯広三条高等学校の香川喜義です。
ご無沙汰しております。

本校では遅ればせながら、高3でユメタン①を採用させていただきました。
早速4月12日からの授業でまだ2~3回しか使っていないのですが、本校
にとって驚くべきことがいくつか起こりました。
 
その内一つ目は、本校は単位制の高校で地歴Bを3年次から始めるため、
暗記するものが多くて負担になるのではないかと思い、ユメタン楽々コースの
週50個にしています。

ところが、偏差値45ぐらいで1・2年の時には教科書の英単語を全然覚えて
おらず、ユメタン①の1~50の単語もほとんど知らなかった生徒が、たった
2~3回の授業で50個の内48個も覚えてしまいました。

当の本人も驚いていました。ちなみにその生徒は野球部で朝から晩まで授業
以外は部活動をしてきた生徒です。
 
二つ目は、本日(4月14日)は1校時から3校時まで身体測定だったのですが、
ほとんどの生徒が2校時までに測定を終えてしまい、4校時からの授業を待って
いる状態でした。

いつもの彼らなら勉強もせずにただ友達と話をしているだけだったのですが、
今日の彼らは違いました。ユメタンの単語テストもないのに3校時にユメタンを
見て音読しているではないですか。

その光景を見たHRルール担任は、自分の目を疑ってしまったそうです。
やはり、覚えやすく、すぐに頭に入ってくるユメタン効果なのでしょうか。
 
そのような訳で本校の生徒はユメタンのお陰で3年次が始まって1週間もしない
内に、受験モードに入ることができました。

今までの帯広三条高校の生徒であれば(中略)エンジンがかかるまでしばらく
かかるのですが、ユメタンのお陰でもうすでにエンジンがかかった状態となって
しまいました。

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こういう声を頂戴すると本当に嬉しく思います。香川先生、ありがとうございます!
生徒たちへの声をクラスごとの8枚の色紙に書いて送ってほしいということでした
ので、GW明けには届くように送り返します。本当にありがとうございます。

他にもたくさんあるのですが、また了解を得てご紹介したいと思っています。

『ユメタン』を使った生徒たちが、英語力を身につけて、どんどん世界に飛び出し
ていってくれればいいなと願っております。

 
  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

佐賀にいってきました

Posted on: 2010年3月28日(日) 21:41

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そういえば佐賀に行ってきたのを書いてませんでした。九州の先生方、それから
お一人だけ東京から参加された石崎先生、本当にありがとうございました。

先のブログでも書きましたが、熱心な先生方が多数ご参加されました。

今回は誰に呼ばれていったわけでもなく、旅行が趣味と言いながら旅行してない
なぁと思った僕が選んだ春休みの旅行先は、やはり九州でした。

せっかく木村が来るなら飲み会だけじゃなくって、プチセミナーもやってもらおうや
ないかということで、佐賀の先生方が企画されました。

一次会では「単語をいかに定着させるか」、二次会では「英語Ⅰの教科書の使い
方について」というセミナーを行いました。

初めてお会いする先生方もいらっしゃいましたが、大いに盛り上がりました。

飲み会にて

単語に関しては、やっと自分の中で自信めいたものが生まれてきた気がします。
僕が授業で指導してる方法について、何も割愛することなく、何も隠すことなしに
語らせていただきました。

詳細は『ユメ勉』に書きましたので、ここでは書きません。

『ユメ勉』に書いたとおりに単語の勉強をしていただければ、絶対に定着度は上が
りますし、なかなか覚えた単語を忘れなくなります。

ただやはり『ユメ勉』に書いたのを読んでいただくのと、実際の僕の模擬授業を体
験していただくのでは、まったく違うはずです。

今回は簡単な説明の後に、先生方に生徒役をしていただき、僕の授業を受けて
いただきました。声を出していただき、CDに合わせて発音していただきました。

どうやって授業でCDを使うのか、宿題はどういう指示を出すのかという部分まで
詳細に説明させていただいたつもりでおります。

今回は九州でしたが、6月に東京で、7月に札幌で、8月に広島で、それぞれ単語
や文法の指導方法について講演させていただく機会がすでに設定されています。

勉強しにやってこられた先生方が各学校に戻られて、僕が説明した方法をそれぞ
れの学校なりにアレンジして実践され、効果を上げられることを期待しています。

『ユメタン』が物凄い勢いで採用されています。ありがたいことです。CDをつかって
体のいろんな機能を使って覚えたほうが効果が上がるに決まっています。

できれば生徒任せにせず、先生方が『ユメタン』を、授業の開始2分半から5分使
っていただければ、もっともっともーっと効果が上がります。

できるだけ多くの先生方にそのメソッドを知って頂きたいなと願っております。

とにかく佐賀に集まってくださった先生方、ありがとうございました。またいい会に
なりました。心から感謝いたしますとともに、今後も末永くお付き合い下さい。

 


kimutatsu

佐賀にいってきます

Posted on: 2010年3月24日(水) 12:19

画像

2回戦は負けました。0-2。強いというイメージはなかったのですが、チャンスに
あと1本が出ず。これで今週末からの敗者復活代表決定戦にまわります。

昨日は生徒たちも雨中の練習を行いました。0点に抑えられたものの、打撃は上
向きだと思うので、そろそろ・・・かなと思っています。

ところで佐賀に行ってきます。

福岡から鹿児島まで、いろんな学校の先生方が集まってくださるそうで、楽しみに
しています。飲み会の前にセミナーを行いますが、単語の指導法について、少し
話をしようかなと思っています。それと英語Ⅰの教科書の使い方についてです。

画像2(ウルトラマン)

英語Ⅰや英語Ⅱの教科書を2年もかけて勉強するのに、単に長文演習までの繋
ぎ的な役割しか果たせないのでは、時間的にもったいないですよね。 

それなら単語と文法をブワーっとやって、基本的な情報を頭に入れたらどんどん
読解問題を解いていけばいいということになってしまいます。

実際、そうやっている先生もいらっしゃるそうです。

でも英語ⅠやⅡの教科書にも効果的な使い方があります。教科書を出しておら
れる出版社にお聞きしても教えてもらえません。教員が自分で工夫するのです。

僕も以前は左側にコピーを貼りつけ、右側に和訳を書かせ、それをチェックして
いくという方法に終始していました。要するに予習を必要としました。

事前に予習ノートを回収して予習をやってきているかどうかをチェックし、復習時
には全訳を配布することなく、生徒たちに単語や熟語のチェックテストを課しては
それが正しい、あるいは唯一の教科書の使い方であるように思っていました。

去年の夏ぐらいからそれにどうも違和感を覚え始めましてね。

この佐賀への旅行で先生方といろいろ語り合えればいいなと思っているのです。
また僕とは違う方法を考えておられる先生もいらっしゃるかもしれません。

今回の佐賀旅行は誰に頼まれたものでもなく、九州の先生方と話がしたいなぁと
思って、自分で旅行するものです。今しか旅行するときがありませんので。

『ユメタン』をご採用頂いている学校が九州には多いものですが、なかなか東京
のセミナーには参加できない先生方に、押しかけ無料セミナーをしてきます。

昨日も一昨日も『ユメタン』をご採用いただいたというニュースが届きました。

実は我が家でも『ユメタン』ゼロを使って勉強している「生徒たち」がいるのですが
父親の作った本を初めて見て半信半疑だった子供らが「忘れへん」と言いながら
CDを使って勉強しています。

日本のひとりでも多くの生徒たちが、『ユメタン』のCDをipodに入れ、電車の中で
勉強部屋で、歩きながら、確認テストを繰り返してくれればいいなと思っています。

せっかくCDが付いている本でもCDを使わないで勉強している生徒が多いという
悲しくなるようなデータがありますが、『ユメタン』を持っている生徒たちは、絶対に
CDを使って、何度も確認テストをしてください。

1~100の単語を聞き終わるのに約5~6分。これを1日に何度繰り返せるかで
単語の定着度が決まります。

毎日100語を5回繰り返しても30分。1週間に毎日この30分を作れるかどうか
なのです。1日たった30分で。これで1000語を2ヶ月半で覚えられるのです。

特に単語力がないという生徒諸君、是非ともCDを使って単語の勉強を始めまし
ょう!『ユメタン』を使ってるという人は、絶対にCDを使って勉強して下さい。

頑張りましょう!1日30分です!ただし毎日です!

CDを使うことで単語力が付くだけでなく、発音やアクセントにも強くなるし、リスニ
ングや英作文にも強くなります。単語の勉強を通じて、複合的に英語力を上げる
のです。まずはCDを使い始めましょう!

というわけで、明日の佐賀の夜は楽しみです。

 

(追記)しかし熱心な先生がおられるもので、東京から佐賀の飲み会に
    ご参加なさる先生もいらっしゃるそうです。やりますなぁ。

  

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

kimutatsu

『ユメタン』を使ってみて

Posted on: 2010年3月6日(土) 10:29

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期末考査の採点してます。文法の部分は『NextStage』からの出題が多くって、
難しいかなと思われましたが、その部分は良くできていました。

それから『ユメタンゼロ』からの出題もありましたが、驚くほど定着していました。
自分で言うのも変ですが、やはりめっちゃ覚えられますね。

CDをちゃんと使ってる人が多いのと、授業中にCDを使って指導していることも
大きいのかなとは思いますが、『ユメタン』部分の学年正答率が94%でした。

22年間、教員をやってきて、この数字は驚異的です。

生徒たちが頑張っているのですが、やっぱり単語指導に音声を取り入れたのは
良かったなと興奮しております。凄いです。本当に凄いです。

単語がわかれば、長文でも苦労する確率がグンと減ります。

速読もリスニングも得意になりますから、この調子で『ユメタン』を潰させることを
決心しました。それとともに自信にもなりました。

ご採用いただいた他校の先生方から「めっちゃ覚えられる」と言うて頂いていて、
でも自分で使うまでは実は不安でしたが、大丈夫そうです。これで鍛えます。

 

画像2

先日、愛知県の半田高校の先生から「『ユメタン』を使っているのだが、生徒たち
へのメッセージを書いてもらえないか」というご連絡を頂戴しました。

便箋に書いておくったところ、なんと!生徒諸君からの直筆メッセージを頂戴して、
木村、いたく感激しております。

なかにこういうメッセージがありましたので、ご紹介しておきます。

**********************

僕は単語に関しては授業で習ったものも、すぐに忘れてしまうということが
多いです。しかし『ユメタン』を一生懸命やっていて、日常生活での会話の
中で『ユメタン』単語を聞くと、反射的にそれを頭の中で英単語に直してしまう
ということが、一日の中で何度もあります。

僕は『ユメタン』を次のように勉強しています。

1. 知らない単語をチェック。
2. 1の単語を発音しながら3度書く。このときに連続して同じ単語を書くのでは
   なく、一度最後まで書き、また最初に戻る。これを見開き1ページごとに行う。
3. UNITの最後についている単語のチェックページで覚えたかどうか確認する。
4. CDで日本語を言われた後に、CDより早くその英語を言う。
5. 例文で単語の使われ方を確認する。

以上が僕の勉強法です。単語を覚えるときには必ず発音しながら書きます。

現在、学校の授業では『ユメタン』の小テストが2周目に入っています。そして
そのために勉強する前に、すでにほどんどが(つまり1周目で覚えたものが)
頭に入っているということに驚かされます。

これからも『ユメタン』を頑張って、単語マスターになろうと思います。

**********************

これ以外にも手紙を頂戴しているので、順次ご紹介していければいいなと思って
います。生徒諸君、頑張ってくださいね。

こんな感じで『ユメタン』ユーザーがどんどん単語を覚えていってくれていることに
喜びと誇りを感じております。本当に作ってよかったと思っています。

皆さん、ありがとう。これからも英語を愛していってください。そしてそのためにも
単語や文法といった土台をしっかりと構築していってくださいね。

 

(追記)4月11日に大阪で一般の方向けに「英語の勉強法」について
     講演を行うことになりました。もしよければお越し下さいね。
     詳細はこちらまでお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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次期ユメタンへの要望について

Posted on: 2010年1月30日(土) 23:09

画像1

『ユメタン』への要望を書いたブログを読んで、確かにそうやなと思っています。
なかなか鋭いですねぇ。それに書き方に『ユメタン』への愛が感じられます。

お読みになりたい方はこちらへどうぞ。

批評ってのはこうでないとあきません。

内田樹先生は本の批評をする際には、常にその本をお褒めになるそうですね。
内田先生のブログにあったお言葉を引用させていただきます。

*********************

世の批評家たちのなかには絶賛しないどころか、書評でひとの本の欠点を

論う人がいるが、あれはどうかと思う。

書評というのは、いわば「本」の付属品である。

鰻屋の前に立って、道行く人に向かって「ここの鰻は美味しいですよ」というのは

赤の他人の所業でもつきづきしいが、「ここの鰻はまずいぞ」と言い立てるのは

やっぱりお店に対して失礼である。

つかのまとはいえ、先方の軒先を借りてるんだから。

そういうことは自分の家に帰って、同好の士を集めて、「あそこはタレが甘いね」

とか「ご飯が硬いんだよ」とかぼそぼそ言えばよろしいのではないかと思う。

*********************

よく「毒舌」を売りにしている書評家やセンセイがいらっしゃるが、人のふんどしで
相撲をとっておきながら、そのふんどしの悪口を言うのはいかがなものか。

なので僕も生徒が本を持ってきて「これはどう思いますか」というぐらいであれば
この本を使うなら、こっちのほうがいいのではないか?と言うこともあります。

でもブログや雑誌の取材などで、他の先生の本の悪口を言うことはあり得ない。

ブログはともかく雑誌の取材だといくらか頂戴できるのです。他人の悪口で金を
いただくなんて、考えただけでも背中でオカンが走りよる。\( ̄_ ̄)/

仮にその本を買うのをやめて他の本を買う読者がいた場合、その「他の本」が
僕の本だとしても、否、それが僕の本であれば尚更、実に嫌な気分になろう。

てなわけで、前田先生のブログにあった「次期ユメタンへの要望」ですけれども、
(すでに何度か増刷がかかってるけど)次の増刷までにベターユメタンにこぎつけ
たいと考えております。

前田先生、ありがとうございました。それと『ユメタン』を使ってくださって、本当に
ありがとうございます。また気づいた点があれば、お知らせください。

 

(追記)新春プレゼントへの応募、ありがとうございました。アルクの石川君から
     送ってもらった葉書きを1枚ずつ読んでおります。メッセージ、ありがとう。
     かなり多いので、ゆっくり読ませていただき、その後で抽選します。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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単語集の選択について思うこと

Posted on: 2010年1月22日(金) 13:34

ジュンク堂新宿店さん

『ユメタン』という単語集は、僕は現時点では最強の単語集だと思っているのです。
それは自分で作ったからという意味ではありません。

今まで英語を教える仕事を20年以上やってきて、どの単語集を見ても足りないな
という思いでいっぱいでした。どれもがいいんだけど、帯に短し襷に長しです。

たとえば何らかの要素が足りない。CDが付いていないと、それだけでダメです。

逆に派生語などの指示が多すぎたりする。情報が多すぎる単語集もダメです。

僕にとっては、です。灘の生徒たちにとっては、ということです。

だってそれでなくても単語を覚えないのに、派生語は必要最小限にしといてもらい
たい。必要なものだけでいい。多すぎると全部覚えようとして、結局忘れてしまう。

例えば『システム英単語』ですが、これはすごくいい単語集だと思うんです。だから
『ユメ勉』の最後の「お勧め50冊」にも含めました。

でも学校で採用するにはちょっときつい。CDが高いんです。本だけだと手頃やし、
内容的には(フレーズをもうちょっと工夫したいが)悪くないんです。

CDを使わないと単語の定着率が落ちるのは、英語のプロなら誰でもわかることで
ところが様々な理由で、本にCDがつけられないことがあるんです。

だいたいの理由はコストとプライスのバランスです。コストをかけすぎるとプライス
が高くなります。まぁ、当然のことですね。

『システム英単語』の著者の先生だって、本にCDを付けたかったと思うんですよ。
でも付けると値段が上がる。だから無理だって言われたんじゃないかと。

CDを別売にすると、怖ろしく高くなります。だから読者がお金に余裕のある時に
書店さんで買うぶんにはいいのです。お年玉でCDを買おう!はOKですよね。

でも学校一括ではなかなか採用しづらい。別売のCDまで採用できないのです。
 

Yumetan 1

だから『ユメタン』を作ったんです。数百人のプロのご意見を吸収して。CDを付けて
派生語は必要最小限にして、チェックテストを語順をバラバラにして作り、CD自体
を確認テストにしました。これで自学自習ができる単語集の完成です。

昨日もハーバード大に行きたいという生徒が、『ユメタン』3までを早いうちにやって
次の段階に進みたいが何をすればいいかと聞きにきてくれた。

当然のことだと思います。『ユメタン』3までやれば、アメリカの放送だって聞ける。
嘘だと思ったらやってみればわかります。そういう作り方にしたから。

今回のセンター試験には『ユメタン』1の単語が非常に高い確率で出題されていた
と、調べてくださった東京の先生が数字まで示して教えてくださいました。

これもそういう作り方にしたから、当たり前といえば当たり前なのです。『ユメタン』
に掲載する単語や語順については、ものすごく精査して考えたので。

今までの単語集とはちょっと違う並びになっているものもあるとは思いますけれど、
でもちゃんと調べればこうなるのではないか?という並びにしてあるのです。

コーパスはアルクさんのコーパスを使って、外国の方に何度もチェックして頂いて、
できるだけ親しみやすく、覚えやすいフレーズを作りました。

CDの「日本語→英語」は、通訳学校で教わった方式です。

「日本語から英語に直す方式で、瞬時に単語が出てこないようでは、『単語力があ
る』なんて言ってはならない」と言われました。だから『ユメタン』もそうしました。

1週間に100語がきついという人は、たぶんやってない人です。やればわかる。

だって僕、西大和時代に偏差値40台の生徒たちにもやっていて、当時の彼らが
どんどん阪大や神大、早慶や関関同立に合格したのが、1週間100語です。

そういうプロセスまでわかってるからこその「最強の単語集」なのです。

YUMETANS

でもどの単語集もいい単語集ですので、自分の学校で採用されている単語集を、
大事に大事に使って、最後まで完璧に覚えてほしいと願っているのです。

それぞれの本に、それぞれの著者の想いが、そして買われた先生方の想いが、
大きく込められています。もちろん僕の本にも。

『ユメタン』なんて良くないよ!こっちのほうがいい単語集なんだ!という人はまだ
まだガキです。そんなことを言うてる人は全く大したことありません。

「何を使ってるんだ!『ユメタン』のほうがいいに決まってる!」という人もダメです。
推薦するのはいいけど、他の本をけなしているようではダメです。

どの単語集も素晴らしいのです。ちゃんと使ってあげてください。それぞれの本を
尊重するところから入らないと、勉強する資格すらない人間ということになる。

僕にとってのベストは『ユメタン』です。灘の生徒たち、僕の生徒たちにとってのベス
トは『ユメタン』です。僕が作った本なので、使い方を誤ることは絶対にないから。

でもだからと言って、僕がそれ以外の単語集を使っている人たちを見て、「絶対に
『ユメタン』のほうがいいのに」と言うことはありません。当たり前のことです。

それぞれの用途、ニーズに合った単語集を選べばいいのです。

たくさんの単語集があります。だから選ぶのは大変だと思います。でも選んだ1冊
はあなたと何らかの縁があるのです。それは本だけではないけど。

服だって車だって家だって、そして家族だって友達だって縁があるのです。

せっかく自分で良いと思って選んだ単語集なのですから、途中で投げ出すのでは
なく、最後まで頑張ってみましょう。

大事なのは「使い方を誤らない」ということと、「覚えるなら気合いを入れて覚える」
ということです。どちらが抜けてもダメです。

 

(追記)田島君から『ユメジュク』を作ろうと。わかったけど、熟語って何なんだ?
     no more thanは熟語じゃないよね。これを載せるなら、no taller than
     とかno fewer thanまで載せないと。「熟語&慣用表現集」にするか。

 


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