KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2007年11月

kimutatsu

中日アジア王者に!

Posted on: 2007年11月11日(日) 22:35

 ドラゴンズ

アジアのナンバーワンクラブチームを決める「KONAMI CUPアジアシリーズ2007」決勝戦で我がドラゴンズが勝利をおさめ、アジア王者に輝きました!

ヨッシャ! ♪o(^0^o)♪o(^-^)o♪(o^0^)o♪ ヨッシャ!

あ、忘れる前に・・・ドラゴン桜書きました。こちらからどうぞ!

しかし韓国のチーム強かったですね。

ドラゴンズ以外のチームだったらコテンパンにやられてたかもしれません。

僕が子供の頃に大リーグの選抜チームが日本に来て、ピート・ローズやフォスターといった凄い選手たちが、まるでピンポン玉のように打球をスタンドに放り込むのを目の当たりにしました。

そして野茂が大リーグで大活躍したのを皮切りに、イチローや松井といった一流選手たちが我も我もと大リーグにチャレンジし、そして多くの選手が成功を収めています。

僕が大リーガーをテレビで見た頃に、日本人選手たちがあのレベルに追いつきたいと頑張ったように、韓国の人たちも日本に絶対に勝ってやるという意気込みで頑張ってこられたんでしょうね。

WBCを見ても、今回のアジアカップを見ても、韓国チームの強さを感じます。

今のまま日本の選手が大リーグに流出してばかりいると、そのうち純粋な韓国プロ選抜と日本プロ選抜だったら負け続ける日が来るんやないかと思わざるを得ません。

敗れはしましたが、SKワイバーンズは非常に強いチームでした。

来年はどのチームがこのアジアカップに出場するのかわかりませんが、日本チームのV4をかけて、頑張ってもらいたいと思っています。

今年は中日ファンにとっては非常に複雑な年でした。

セリーグでは優勝できなかった。でも日本一で、アジア王者になりました。

来年こそセリーグ優勝して、そして日本一になってほしいと思いますね。

ちなみに福留はFAで他球団に移るそうです。個人的には読売には行ってほしくないけど(笑)まぁ彼の人生だから他人である僕がとやかく言うことではないわな。

とにかく落合監督はじめドラゴンズの選手の皆さん、コーチ、裏方さんたち、ありがとうございました。ゆっくり休んで、また来年もいい夢を観させて下さい。

中日ファンも、そうでない皆さんも愛のクリックをよろしく!
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(追記)うちの野球部にも岩瀬みたいなのがほしいと思う今日この頃・・・

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

東大模試が始まった!

Posted on: 2007年11月11日(日) 9:07

 東大1

昨日と今日は東大オープン模試(河合塾)です。受験する人は結果に一喜一憂するのでしょう。

しかしその結果が出るのは約1ヵ月後ですからね。何より帰るときにもらう解答解説集を熟読して、自分の考え方で間違えたところを復習しておくことです。

以前こういう記事を書いたことがあります。

東大受験者がほとんど受ける模試とはいっても、それでもやはり入試と模試とは違うわけでして、出てくる判定に関してもその試験に関するものであって、来年の2月25日に実施される問題に関してはどうなるかわからんのです。

復習を大事にしてほしい。弱点を潰すことを何より課題にしてほしい。社会や理科が追いついていないという人だっているはず。その人は焦らないで少しずつ進んでほしい。

特に社会や理科が追いついていないと英語や数学の勉強がなおざりになってしまうことが多々あります。そうなると黄信号が点滅することになります。

そういう人は焦る気持ちはわかるけど、受験は総合点で判断されることを思い出そう!

東大2

それから英語に関して一言。確かにかなり多くの文章を読んだり書いたりすることが要求されるので、京大に比べても英語の総合力が試されるのが東大英語です。

以前「リスニングは音響設備が悪いので捨てる」というコメントをもらったことがあるねんけど、その作戦は誰に聞いたのか知らないけど、合格した人に聞いたんじゃない?

捨てても合格するだけの数学や国語の力がある人かもしれないし、実はその人は捨てたと言いながら結構点数が取れていたかもしれない。だって問題別の得点は公表されてないねんから、わからんのです。

東大のリスニングって確かにそういう側面はある。でも大雑把に聞く問題と細かい英語を聞く問題があってね。後者はディクテーション問題やねんけどさ。

仮に後者が取れなくても前者で取れれば合格点はゲットできる。

東大の先生が言うてはったんやけど、「読めるだけの生徒は要らない」って。

だからあんなにたくさんのリーディング問題があるのにも関わらず、リスニングが約30点、ライティングも20~30点って言われてるわけやねんね。

120点中の30点を捨てて90点満点で勝負するなんて、僕には正気の沙汰とは思えません。教え子に聞いたけど、「確かに音響は悪いけど、取れる問題を取ろうとして聞けば20点は取れる」とのこと。

ライティングに関しては絶対に満点を目指そう。結果的に満点が取れなくても、姿勢として満点を目指すべき。自信のある英語を書くことと、作問者の意図を読み違えないことを第一に考えること。

添削していても、後者でミスしているケースもあるので、くれぐれも与えられたリード文や設問文をしっかり読むことです。作問者の意図を読み違えると、どんなに素晴らしい英語を書いても点数は低い。

リーディングは自分の自信のある問題だけは絶対にゲットすること。

たとえば大意要約問題が得意って人はそれは必ずゲットしにいこう。パラグラフ整序が苦手なら、それを最後に回して、それ以外の問題でできるだけ高得点を目指したらいい。

速く解かないとと思って焦るのが一番良くないので、今やってる問題にベストを尽くせばええねん。

東大3

来週の土日は駿台、その次は代ゼミがあるけど、風邪ひかんように気をつけて頑張ろう!

もちろん東大模試以外の模試を受験する人もいるやろうけれど、共通して言えることは「復習命!」ってことや。判定は気になるやろうけれども、模試の一番大事な点は復習やからね。

次に同じような問題が出題されたら絶対に解ける!

そういう状態を作るのが模試後の正しい姿勢なのです。勘違いしないよう。

まして判定が出て「やる気が失せた」なんて言うてるようでは最初から大してその大学に想いがあったわけじゃないのではないかと想わざるを得んわ。判定は気にするな。

大事なのは復習を大事にする姿勢と、そして気迫やな。

誰でもしんどい。A判定でもしんどいもんはしんどい。同じやねんね。

やることも同じ。AでもDでも結局勉強は継続してやることになる。違うのは気持ちだけやわ。それならDの人はDの人なりに、Aの人に負けない気迫が必要となるわな。

Dの人が「やる気が失せた」のであればAの人はますます有利になる。

そういうことなので、とりあえず模試は全力で頑張るとして、その後の勉強面と気持ち面の姿勢については他の人に負けずに頑張りましょうや。

来年の春に志望大学の桜の前で記念撮影をしてる自分をイメージしてやるこっちゃ。

ガンバレ!

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(追記)昨日の夜は久々にものすごい早く寝ました。気分いいです。

 


kimutatsu

多謝!増刷が決まりました!

Posted on: 2007年11月10日(土) 20:30

 ジュンク堂書店三宮店

今日は久々に野球部の試合がありました。六甲中学と2試合やって、勝ったのは勝ったのですけれども、本調子にはまだまだ遠いかなぁと(>_<)

投手が故障続きで、今日は1年生がマウンドでした。

ナイスピッチングをしてくれたのでひと安心。ただやはり成長過程の中学生に無茶をさせるとまた故障しかねませんので、これから寒くなる時期ですし、試合はほどほどにしておきます。

さて、今日はお礼を。

昨日アルクから連絡がありまして、東大英語三部作が増刷されることになりました!さらに6月に発売になった『国立大学英語リーディング(超難関大学編)』も好評につき、増刷されることに!

m(__)m m(__)m m(__)m

本当にありがとうございます!嬉しいです!まじで!

やっぱり自分の書いた本が多くの受験生に使ってもらえるのは本当に嬉しいもんですし、これからも頑張ろうって気持ちになります。

もちろん買うだけではダメなので、何回も何回も繰り返して潰してほしいなと。

センター試験まで70日ちょっと、二次試験まで100日ちょっとで、いよいよ直前期ですが、風邪をひかないよう万全の注意をして、勉強頑張って下さいね。

応援しております!(^O^)

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(追記)今月22日に発売になるAERA ENGLISHの単語特集に僕が載ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

写真撮影のウラ話

Posted on: 2007年11月9日(金) 10:42

 キムタツ1

こんな写真、誰が撮ったんや?って思うでしょ?アルクのお地蔵さんです(笑)

でも2年前は普通のお地蔵さんだった彼も今では編集長になり、社会的にはヒラの僕よりも上に行った気がするのであまり「お地蔵さん」と呼ぶのもどうかと思うが、まぁお地蔵さんのお地蔵さんたる所以であるお地蔵イズムは変化していないので、まぁいいかと思っている木村です。

僕の写真って旺文社の『蛍雪時代』の写真と『東大合格手帳』の写真以外は基本的に素人が撮ったものばかりです。あ、『センター試験英語リスニング合格の法則』の実践編の帯の写真もプロやな。

それ以外は誰かのデジカメで撮った写真ばかり  (o_ _)o ~~~

「今日、撮影をお願いします」って言われたら一応気を遣うやん?髪型とか服装とかさ。で、登場したのがお地蔵さん・・・ってどうよ?「え?キミが撮るの?」「えーっと・・・あ・・・はい」

ちなみに『センター試験英語リスニング合格の法則(基礎編)』の帯についてる、右手を挙げてハルク・ホーガンを明らかに意識した写真は、僕がいつもお世話になっているアルクの取締役のSさんが撮りました。

神戸の三宮駅の構内で! 

┐( ̄ヘ ̄)┌

「先生!ちょっとなんかポーズお願いしますよ!」って、三宮駅って神戸で一番大きい駅なのでものすごい人波。しかも夕方5時のラッシュアワーなので、普通以上に人がいるんですけど(泣)

「え?なんで?ここで?Sさんが?」

「いや、アルクが大学受験に参入する記念すべき一冊目の先生の近影は僕が撮影を!」

「それって微妙にコストを浮かそうとしてない?」

というわけで三宮駅で撮影したのが、あの基礎編の写真なわけでして、実はあの本に関しては「聞くも涙、語るも涙」の逸話がたくさんありましてね(笑)

まぁ写真をどう撮ろうとも被写体が良くないのは自分でもわかってるのでいいんですけど、また12月1日に出す『センター試験英語合格の法則(語彙・語法・文法・発音編)』の写真もお地蔵さんが撮影したものなのです(=^^=)

お地蔵さんの撮った写真を楽しみにしていて下さいね!
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(追記)今日は遠足でして、フリーな僕は職員室にいます。

  

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

講演のお知らせです

Posted on: 2007年11月8日(木) 13:50

モモ1

最近は冬布団を出したのですが、モモが完全に僕の布団を占領しております。羽毛布団で寝る犬・・・起こしたらめちゃ怒る犬・・・僕が端っこに詰めて寝ないとダメでしてね。

感じわるぅ \(-”-)/ マイッタ

今日は立冬でして、暦の上では冬になりました。中学生や高校生は寒くて朝起きられないという人もいると思うのですが、シャキっとしましょうや。

受験生は言うまでもないけど、生活のリズムこそ大事やからね。

来週の日曜日(18日)は東京のアルク本社で講演会があります。

詳細はこちらをクリック下さい。

学校の先生方が対象でして、一応(笑)定員は100人なのですが、現時点ですでに90人弱がお集まりということです。

僕はトップページに書いてありますとおり「私の英語教授法:中高6年間でこの教材をこう使う」というタイトルで話したいと思っております。ご参考になれば幸いです。

どういう学校のどういう先生方がお集まりなのかは知らないのですが、全国いろんな場所からお集まりということで、皆さんにお逢いするのを楽しみにしております。

それと12月には芦屋で一般の皆さん相手に講演をいたします。

詳細はこちらをクリックくださいね。

こちらもすでに40名弱が集まってくださっているようです。ありがとうございます。

僕は教員の皆さんの前で講演をする機会が多くて、一般の講演って英語の勉強会以外は今まで少なかったので、逆に楽しみにしております。

いろんな方々とお逢いするのが楽しみです。よろしくお願いいたします!

木村に逢って話をしたいなと思われる方は愛のクリックをお願いします!
  
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(追記)オフィスのほうにお手紙を多数いただき、感謝しておりますm(__)m

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

リーダー性を養うには

Posted on: 2007年11月8日(木) 10:15

モモ1

先日、神戸市の私学の教員ソフトボール大会があり、僕もキャッチャーとして参加してきました。
負けましたが、楽しかった(^-^)

僕はこう見えて?動く機会が多いので、筋肉痛はあまり出ないで済みました。
翌日は少し足が張ってましたけれども。

キャッチャーってのは激務なんですよね(^-^)

バットを持った人が近くに立って、場合によっては振り回すもんやから、怖いと思うでしょう?
でも慣れればそんなことありません。

むしろキャッチャーはフィールドの監督です。守備位置も全てキャッチャーが指示します。
なにかと声を出すのもキャッチャーなのです。

野手はキャッチャーの指示に従わねばなりません。だからキャッチャーは監督なのです。
試合に負けるとキャッチャーが悪いと言われます。

それでいいのです。だから面白い。

責任がかかってくると逃げの姿勢になる人がいます。逆に燃えるタイプの人もいます。

あなたはどちらでしょうか。

僕は小学校時代から級長になったりして、責任を負うのを楽しんでいたように思うのですが、もともと気が小さいので心臓はバクバクしていました。

ただ上に立つのは昔から好きやったみたいで、この性格はおふくろの血によるものではないかと思っているのですね。

モモ2

高校時代は成績が低迷していて、級長に選ばれようもなかったのですが、大学に入ると所属していたバンドなどをやるグループの会長になりました。

今から思えば自然な流れやったのかなという気がします。

上に立つ人ってのは責任感を押し付けられるのに慣れてきます。この「慣れ」ってのは、上に立ったことのない人には絶対にわからない感覚だと思うのですね。

大学時代に例えば部長を務めていたとか、グループの発起人になっていたとかいうと、就職のときに多少は評価されます。

これはなぜかというと、社会に出て仕事をするときってのは、やはり個人にかかってくる責任がとてつもなく大きいからです。慣れた人を採用したいのは当然です。

全員で1つの大きいプロジェクトをする際にリーダーになれる人となれない人がいます。あなたが会社の経営者ならどちらのタイプが多い会社を作りたいですか?

リーダーシップというのは社会にでると非常に大きい要素なのです。リーダー性を持っている人ってのは、協調性がありますし、もちろん責任感もありますし、公共性もあります。

なにしろ誰か他の人たちから見られることに慣れているわけです。場合によっては一挙手一投足にまで見られることだってあります。批判もされます。

もちろんプレッシャーだってありますが、それに弱い人はリーダーにはなれません。

プレッシャーに対する強さは必須条件。

以前僕が勤めていた学校で、廊下を走っていた生徒がガラス戸に突っ込んで大怪我をするという事故がありましてね。手を切って大変でした。

当時、生徒指導部で頑張っておられた先生が貼り紙をされました。

僕はその貼り紙に感動しましてね。

「廊下を走るな。怪我をするぞ!」と貼られたのです。が、ここまでは普通だと思うのですね。大きい手書きの字でしっかりと書かれた貼り紙でインパクトがありました。

他の貼り紙と違ったのは、「怪我をするぞ」のうしろにご自分の名前をお書きになっていたのです。

廊下を走るな!怪我をするぞ!●●

これ、できるようでできません。廊下を走って怪我をさせたらその責任は自分にあるのだという気持ちの表れです。

また当時のその学校には斜に構えた生徒も結構いましてね。

名前を出したりすると「あいつ、なんやねん、ウザイやつやな」なんて、生徒から思われる可能性だってあります。誰でも生徒から好かれたいという気持ちはあります。

その先生は生徒に変に妥協して好かれるより、ちゃんと仕事をしているほうが生徒たちには理解してもらえると常々思っておられる方でした。

それまでも廊下を走って怪我をする生徒がいまして、そのたびに教員は指導していたのですがあまり効果がありませんでした。

ところがその貼り紙が数枚廊下に貼られただけで、激減しましてね。

僕はクラスの生徒たちにいろいろ聞いたのですが、「あの最後の●●っていう名前に重みがある」というようなことを言っていたのを覚えています。

自分の名前で何かを行うことの凄さを思い知らされました。それに感動した僕は、以後はたとえば黒板に生徒たちに対する注意を書く場合でも最後に「木村」と書くようにしています。

どこまで効果があるのかはわかりませんが、俺が責任者やねんということをはっきりさせようと思っているのです。

責任を負いながらリーダーシップは養われます。なにもクラブの部長や主将にならなくてもいいのです。小さいところから練習すればいいのです。

するとだんだん大きい仕事が任されます。そうなるとあなたは社会的に非常に価値のある人間だということになるわけですね。

船頭多くして船山を登るという諺もありますが、それでも社会はリーダーを求めているのです。

前に立って発言できる人間になりましょう。

他の人についていく立場ばかりではダメです。前に立ってみましょう!

そのためには、やっかみを恐れてはなりません。つまらないやっかみや批判はまったく気にしなくていいのです。「目立ちよって」という批判をする人は、自分が前に出られないから悔しがっている人たちなのです。

前へ出てみることです。内気な人やリーダー未経験者は特に頑張りましょう。

日本社会のいろんな場面でリーダーやヒーローが少なくなったと
思われる方は、
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 (追記)お手紙を多数いただき、感謝しておりますm(__)m

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

自由英作文の勉強について

Posted on: 2007年11月7日(水) 12:44

3年3組

先日、ある学校の先生が生徒たち全員に『東大英語リスニング』を買わせて、授業で使っているというのを聞きましてね。それならお逢いしたいなと思ったのですが、その先生も毎日添削地獄でとても時間が取れないとのことでした。

センター試験前なら時間が取れますので(高3になると3学期は授業がない高校が多い)その時期にぜひ逢いましょう ということでした。僕も楽しみにしております。

僕のほうも毎日かなりの英作文をチェックしているので、時間があまりありません。去年は担任だったので当然ですが、今年は高3にはヘルプで週2回行っているだけなのに、生徒たちが持ってきてくれるのは嬉しいものです。

そりゃ添削の仕事がなければ身体は楽ですけどね。

でもほんまに信頼してもらってるんかなって気にはなりますわな(笑)

山のような答案を前にして、「よぉし、やるぞぉ!」と声を出し、自分を奮い立たせて彼らの書いた英語に向かいます。最近はかなりブラッシュアップされてきたので嬉しく思いますね。

英作文は数をこなさないとダメです。自由英作文も普通の英作文もそうですね。

そして何より大事なのは復習です。『ドラゴンイングリッシュ』のようなものを買って覚えても英作文はできるようになりません。あの手の例文集はあくまでも素材に過ぎません。

その素材を使ってどういう料理するかは、数をこなしながら身につけるのです。

コツはあります。でもそのコツを身につけるには、本来は英作文を教えるのが上手な教員について、手取り足取り指導してもらうのが一番いいと思います。なかなか問題集だけでは厳しいのではないかと。

でもそういうわけにはいかないので、個人指導的に添削をしてもらうことで、英作文のスキルをアップさせるわけです。だから添削は有効なのですね。

ネイティブに添削を指導してもらうのも有効ですが、ネイティブの場合だと「英語らしい英語」に生徒の答案を直してしまいがちになります。

生徒が知りたいのは、「自分の書いたこの答案でもいいのか。それとも減点されるのか」だと思うので、僕は最低限これはおかしいという箇所だけチェックすることにしています。

いろんな考え方の先生がいらっしゃると思うのですが、受験レベルの英作文に関してはそれでいいんやないかなと思っています。そのレベルの英語が書ければ、また大学でいろんな文献に当たることで、さらにスキルアップできます。

大学で英語力をアップさせる土台になるような英作文の力をつけ、英語を作る際のスキルというかストラテジーを身につけてほしいなと思っているのですね。

『東大英語ライティング&グラマー』では「生徒答案」が2つ、「合格答案」が1つ、そして「ネイティブ答案」が1つの合計4つの答案が書かれています。

まずは自分で解いてみましょう。その後に「生徒答案」を見て、どこがおかしいのかを考えて、「修正答案」を見てそれを確認し、最後に「合格答案」と「ネイティブ答案」とを読んで内容を理解した上で、何度もそれを音読します。

自分で作った答案は先生に添削をお願いし、戻ってきた赤ペンでチェックされた答案をまた何度も音読するのです。これがだいたい基本的な英作文の勉強法かなと思いますね。

気に入った表現や単語があれば、その都度覚えていきます。

こうして数をこなすことで、使える表現や単語が増えていきます。もちろん書き方というか構成の方法も同時に身についていくのですね。

どこの大学も自由英作文の問題は得点源です。しっかり勉強すれば確実に点数が取れます。「どうも苦手なんや」と言う前に、まずは上に書いたようなことを念頭に置いて、数をこなしていってください。

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(追記)昨日ソフトボールをしまして、今日は足がガクガクしとります。

 

 


kimutatsu

入試と模試とは全く違うぞ!

Posted on: 2007年11月6日(火) 9:13

東大入試1 

ホッと♪ホームルームのほうにも書きましたが、東大模試3連発が近づいてきましたね。

灘の高3生たちも、おそらくは浪人生たちも、準備に余念がありません。特に文系の人は社会を、理系の人は理科をここまでに間に合わせようとして頑張ってきたのですから、力を出してほしいなと思います。

まだ間に合わないとしても入試は2月25日ですから、そこまでに仕上げればいいのです。模試があると、どうもそれがゴールであるように勘違いする人が多い。親も子も。模試は模試です。業者が作ったものです。

入試と模試とはまったく異なります。

一番違う点は入試は返却しなくてもよいという点。

模試は復習がメインパーパスなので、答案を返却して生徒に復習することを促すわけです。そうなると採点基準はかなりしっかりしていないとダメですよね。

同じ模試を複数の人間が採点するわけですから、その採点にブレがあると大変です。

ところが入試の場合、たいてい同じ学部の受験者の答案は同じ人が採点します。全部を採点するというより、大問1はA先生、大問2はB先生という形で、特に記述部分はそんな感じになります。

京大なんかだと全てそんな感じになりますよね。全て記述なので。

そうなるとその先生の基準で採点が行われることになり、ブレがない以上、どんな基準であっても統一されているのですから別に構わないわけです。たとえば「こんな汚い字が読めるか」という理由で内容を読む前に×をつけたとしてもです。

なぜなら「読めない字は無理して読まない」という基準が統一されていれば問題ないはずですし、そもそも人に読んでもらうものである答案をそんな字で作成する受験生のほうが悪いのです。

ところが模試で同じことをやると大変です。その業者に苦情が来ます。

最も大事な採点でさえ入試と模試とは異なるわけですし、判定にも実は微妙な裏事情が働きます。

ですからあくまでも自分が2月25日に受験する入試と同じような層の人たちが、だいたい同じような基準で採点される、似たような問題の模試をやっているのだという感覚でいることです。

あまりにも模試をメインに考えすぎると、判定が出なかったときにショックを受けますし、良くありません。模試は入試までの一里塚なんだと考えて、気楽に臨めばいいと思うのです。

大事なのは復習です。自分ができなかった分野を抽出して、そこを入試までに徹底的に潰すことです。そのためには、答案や判定が返ってきてから復習するのでは遅すぎます!

必ず試験が終わった日曜日の夜にやること!絶対に!

点数なんてわからなくてもいいのです。だいたいどこが間違えたのかがわかれば復習はできるはずです。弱点を見つけて潰すためのものなのですから、模試に対する意識をとり違えている人はその意識を修正して、模試の問題を使ってどんどん弱点を補強していきましょう。

判定が出る頃に、D判定の人が「次に似たような問題が出れば自分は絶対にB以上取れる」という状態にしておけば、その判定も気になりません。復習の鬼になりましょう!

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(追記)ついに職員室で野球部用のグラウンドコートを着始めました。

 

 


kimutatsu

成績を上げる妙薬があります

Posted on: 2007年11月5日(月) 12:12

 キムタツ

今ね、英語の勉強法についての本を執筆しているところなのですが、昨日の夜にはたと気がついたことがありましてね。それは英語に特化したことではなく、そもそも成績を挙げるための条件をクリアしないとアカンやないかということです。

中学校からの英語の勉強法を第1章に、高校1年を第2章にという感じで書き始めているのですが、そんなわけで序章を作ろうと決め、それをまずは読んでもらおうと思います。もちろん計画についても書きますし、意識レベルについても書きます(というか、いずれもすでに書き上げました)。

成績をあげるためにはどうすればいいですか?

この質問には20年間ずっと付き合ってきました。そしてその生徒に応じて答えを使い分けてきました。だってこんな複雑な質問に一言で答えられるわけないですからね。

ただもっとも根源的な答えがあります。

逆に考えましょう。一生懸命に努力しても成績を上げないようにする妙薬があります。その妙薬を使えば、絶対に成績は上がらないし、努力も頓挫することになります。

その妙薬の名前は劣等感。

どんな成績であれ、「よし!これからホンマに頑張るぞ!」とポジティブに考えて努力し、そのプロセスにおいて優秀な指導者(もちろん親も含む)から自信を植え付けられた人は伸びます。これは生徒に限らない。大人だってそうです。

褒めることの重要性は確かにありますが、それだけではダメです。ちょっとした成功体験をさせないとダメです。自分で意識して、大きい成功をする前段階で、小さい成功体験を重ねることが大事です。

なぜ大事か。

自信がつくからです。劣等感を持ったままだといくら努力してもダメです。

親が子供の成績を見て「お前の人生なんかもう終わりやな」なんて恐ろしいことを言ってしまうと、それがいくら奮起させるための言葉であっても本当に終わりになってしまいます。

成績を上げる妙薬は自信です。自信をつけるためには小さい成功を重ねること。そしてそれを自分で実感することです。周囲は褒めればいい。自分でも自分を褒めれれば伸びます。

小さい成功を重ねるためには難しいことに手を出してはいけません。簡単なことからでいいのです。急ぐ必要はない。「ここまではできた!」とか、量的に「こんなにやった!」が自信になります。

そのうえでの「勉強法」なのです。勉強法の前の段階で失敗している人があまりにも多すぎるような気がしたので、ブログでも書いておこうと思いました。

いくらやっても伸びない・・・なんて肩を落としている人、ますます伸びませんよ。できることからでいいから、「できた!」という経験を何度も重ねるように意識しましょう。それがあなたのスタート地点です。

受験生でも同じ。壁にぶつかって苦しんでいる人は簡単な問題に戻りましょう。できたら素直に喜べばいい。そのノリノリの気持ちがないと、努力しても無駄に終わる可能性が高いのです。

人間は生き物ですから、単なる「方法論」だけではダメです。根底にあるのはハートなのです。

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(追記)今日は午後から雨が降るみたいですね。また寒くなるのかな。

 


kimutatsu

先生方との会に関して

Posted on: 2007年11月5日(月) 9:14

 キムタツ1

この画像は青森の八甲田山で撮影した写真です。非常に気持ちよくてね。ものすごく広くて、今年の夏休みの旅行の忘れられない風景のひとつです。東北地方、また行ってみたいなぁ。わんこそばも面白かったしなぁ。

以前、B社Y君と飲んでるときに、全国津々浦々を旅行がてら講演してまわるというのも面白いよねという話になりましてね。ものごっつい旅費と時間がかかるので、なかなか大変かもしれませんが。僕には授業だけでなく野球もありますし。

以前、札幌の先生方の勉強会に招待されたことがあります。それが北海道に行った初めての機会で、「北海道に行きたい」といいながら行けないまま亡くなったオフクロの形見を持っていったものです。

たぶん先生方の前でお話をしたのはそれが最初かな?

その後、高知や仙台、福岡、名古屋などに参りまして、「どうすれば生徒たちの成績を上げられるか」という勉強会で講演をさせていただいてきたのですね。非常に有意義な会でした。

こちらのページに今までの主なものについては書いてあります。

トップページのKIMUTATSU NEWSにありますが、1月は大分の勉強会で講演をさせていただくことになっております。これは大分の高校だけでなく、大学の先生や教員を目指す大学生なども来られるということです。

で、「どうしたら生徒たちの成績を上げられるか」という会というと、いかにもテクニック的な話が中心になるのではないかと思われるかもしれません。でもそうではありません。もちろんテクニックの話もしますが、それが全てではない。

教育ってのは一元的ではないので、僕も考え方や方法論も、言うまでもなくONE OF THEMなのです。

それでもいろんな先生方が学校やホールなどのそういった会に呼んでくださって話を熱心に聞いておられる姿を見ると、やはりみんなどうすればいいのか悩んでおられるし、できる限りBESTに近いメソッドを模索しておられるわけです。

灘の生徒たちは優秀なんだから、自分たちで何とかして合格していくんだと思っている人も多いかもしれません。しかしそういう生徒たちは上位のほんの一部なのですよ。やはりあれだけの人数を東大や京大や医学部に合格させようとすれば、英語だけでなく、いろんな方向からいろんなアプローチをしないとダメです。

生徒たちは自分の目標に向かって非常に真摯な姿勢で取り組んでいますので、教員が手を抜くことは許されないし、教員サイドも自分のスキルを上げることに切磋琢磨するわけですね。思うに、灘はそのバランスがいいのです。

授業は楽しい。でも怖い側面もある。めっちゃ鋭い質問だって飛んできます。

受験レベルの質問だと簡単ですが、たとえば以前ハーバード大学に行った北川などは授業の途中でも(それこそアメリカ式に)手を挙げて「先生それは違うと思いますが」などと質問を投げかけてきたものです。

そういうのにも対応できるだけの力をつけておかないとダメで、そこではティーチャーズ・マニュアルなんて何の役にも立たないのです。そういう意味で非常にいい緊張感がありますね。逆に言えば、生徒たちは教員に緊張させるぐらいでないとダメなのですが。

ドラゴン桜的なスキルやテクニックの話をすることも多々あるわけですが、実はそれだけじゃ合格できないのです。生徒がひとりで頑張っているというケースは別として、やはり学校という箱の中で教員と生徒とがひとつの方向に向かって進んでいこうという時にはテクニックだけではダメです。

教員が生徒に押し付けてばかりだと、その生徒はその先生のレベルを超えることができません。その先生の学力が東大レベルをはるかに凌駕している場合はそれでもいいけど、そうでない限りにおいては、場合によっては生徒が教員を見限りたい気持ちになることもある。

また教室の中には「できる」生徒ばかりではない。残念ながら成績が思うように伸びない生徒だっています。こういう生徒たちの指導をどうするのかを真面目に考えないと、全体の雰囲気が悪くなりますし、そうなると「できる」生徒たちも不合格になって帰ってきたりする。

僕が、自分より年上の先生方の前でテクニックだけでなく、生徒たちへの声かけや成績の悪い生徒たちへのフォローの仕方などを話すのはおこがましいのかもしれませんが、それでもそれがそういった生徒たちへの還元の一助となればと思って、お話をさせていただいているのですね。

単に英語の勉強法という形で講演をするのは楽しいです。参加してくださった方々が個人レベルで英語を勉強しようとして来られるのですからね。ほとんどの方が極めて前向きな皆さんなのです。

でも先生方相手に「僕の教授法」という形で、自分がどうやって生徒たちを教えているのか、どうやってヤル気を育てているのか、成績不振の生徒たちにどういう声のかけ方をしているのかを話す場合は、先生方の向こうに生徒たちがいるわけですから、本当に責任重大です。

学校によってまったく雰囲気が異なるわけで、僕の指導がそのまま当てはまるかどうかわからないですしね。それに灘は私学やし、根本的に違う部分もあります。校則も何もない学校ですし。

しかしそれでもいろんなところから「話を聞きたい」と連絡を下さるのは嬉しく思います。何より楽しいのは終わってからの反省会なのですが、そこでは先生方の本音の部分を聞きながら、僕の経験に基づいた僕なりの本音をぶつけることにしております。

来月は芦屋の一般講演以外は予定がありませんが、1月に大分の先生方にお逢いできるのを楽しみにしております。大分、行ったことないし。(笑)行ったことない都道府県に行くのは特に楽しみ。

これからいろんな方々とお逢いすることになると思うのですが、そういった出逢いの中から自分自身もスキルアップできればいいなと思っています。よろしくお願いいたします。

今日も愛のクリックをよろしくお願いいたします。
  
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(追記)娘が風邪を引いて欠席しました。皆さんもお気をつけください。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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