KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2007年12月6日

kimutatsu

親の愛と言葉について

Posted on: 2007年12月6日(木) 20:29

1位

ある受験生の方から連絡を頂戴しましたm(__)m

「センター試験 英語 合格の法則 語彙・語法・文法・発音編」を購入しました。続編の「会話・語句整序・読解編」の出版はいつになりますか?

という嬉しいメールやったのですが、おそらく来年の5月には出したいと思っていますが、今はとにかく学校のことで忙しいのです(>_<)

編集のD君からもせかされているのですが、バタバタしております。

こういう本の執筆はもちろんひいてはうちの生徒たちのためにもなるのですが、とりあえず目の前の生徒たちの期末考査や成績処理が最優先です。

ですので、連絡をくれたY君、もしかしたら今年の受験生だったら申し訳ないんだけど、おそらく今年度じゅうにはちょっと無理なのです。

というわけでよろしく(^O^)ノ

有隣堂書店

僕は本を書くというか、文章を書くのが好きで、その理由は中3の時に担任の先生に「キミの書く文章は躍動感がある」って褒めてもらったことに端を発するのです。

やはり自信を与えられるってのは大きいよね。

当時の僕は14歳ぐらいなんやけど、30年後になってもその言葉が自分を支えてるところがあるんやから、言葉の力ってのは大きい。

逆にマイナスの言葉を吐きつけられたこともたくさんある。

そういう言葉だって、やはりショッキングやったものは覚えてるもんでね。まぁ気にしないようにするのは自己防衛手段なんやろうけど、そりゃええ気はせんわな。

自分のことを知らない人に何を言われてもなんとも思わんわな。

でも僕のことを知っているであろう人に言われた言葉ってのはやはり重い。

でもね、そういう人ってのは大事にせんといかんと思ってるんです。その人をよく観察して、嫉妬ややっかみなどで言ってる場合は無視すればいい。

だけれど自分のことを本当によく見てくれている人で自分に苦言を呈してくれる人は大事にせにゃならん。大事にしてくれてるからこそ、言いにくいことを言ってくれるわけでね。

若いときってのはそこの判断が難しいので、とにかく自分に苦言を呈する人を「うざい」とか「なんやねん」とか言いながら跳ね返してしまいがちなんよね。

「あいつは味方やと思ってた」なんて言いながら。でもそれは違う。

逆に褒めてばっかりの人ってのは誰にでも主義としてそうしている場合もあり、必ずしも自分にとって完全にプラスになるわけではないと思うねんね。

特に若いうちは親がいろいろと口をはさむ。

自分の親やから余計に甘えが出るんやろうけど、本当にうざく感じられて、中には大切な親に対して「何言うとんじゃ!」なんて感じで声を荒げる人もいるらしい。

頑張ってるから悩むねん

まぁ思春期っては自我が芽ばえて、親の価値観にむやみやたらと反抗したくなるもんやし、反抗しない子供ってのは逆に20歳を過ぎてから大きな問題を抱えることも多いらしいな。

しかしそういう言葉を投げかけても親が許してくれるからって、ええ気になってちゃいかんわなぁ。そのくせカネの面では親に頼りっぱなしなくせに。

大人になればわかるけど、どうでもええ人には何も言わん。軋轢を生むだけやし、どうでもええ人には黙っていればいい。関係を極力持たないようにするねん。

大事に思ってるわけじゃない人にとやかくうるさく言ったりする人ってのは残念ながら子供でな。なんでお前にそんなこと言われにゃならんのだ?って喧嘩になってしまいます。

特に普通は(←最近はいろんな事件が起こるので、あえてこの副詞をつけてみたけど)親ってのは子供のことが何よりも大事なんや。母親の愛ってのは特に凄い。

自分の身体の中から出てきたんやからな。

どうしても子供のことが気になるし、それが成績が悪いとか素行が悪いとかいう場合にはものごっつい心配になるわけです。父親以上にそうなんやないかと思う。

ある時期が来るともちろん親は子離れせんといかんのやろうけど、しかしそれでも「放りっぱなしで」って言いながらもだいたいいつも見てるし、いつも心配してるもんや。

僕の弟の事業がなかなかうまくいってないと。そうするとオヤジが何かと心配して、僕のほうに連絡をくれたりするわけやな。「もうあいつも40なんやからほっといたり」と言うんやけど、かなり心配しとる。

そういう僕が親に対して本当に感謝し始めたのは自分の子供ができてからで、実際に自分が親にならんとわからんことってのはたっくさんあるねん。

でも一応頭でわかっておいてほしいのは、自分のことをいつも親は見てくれてるってことや。だからこそ「うざい」言葉を投げかけてくれるわけやねんね。

だから間違っても親を傷つけるような言葉を吐かないでほしい。

スネて見せたりするぐらいは逆に子供に許される特権かもしれんが、それでも親は「あんなこと言わねばよかった」なんて思ってることが多々あるもんや。

親だってできりゃ子供に気分良く生活してもらいたいし、サザエさん一家みたいな家庭が作れればいいなと思ってる。しかし残念ながらサザエさん家でもカツオ君が高校生になって進級がやばいなんてことになると、やはりいろいろな問題が出てくる。

そこを書かないのが漫画の漫画たる所以なのです。舟さんが「カツオが今日も帰ってこない」とか、サザエさんが「タラちゃん、数学が悪くて国立大学には行けそうもない」なんて暗くなってるシーンはあり得んわけですな。

もう一度書くけど、親は常に心配してる。いくらうざいと思っても、落ち着いてからでいいからその言葉を自分の胸にしまいこみ、自分の現状を振り返り、そして反省すべきところを反省してもらいたい。

そして時期が来てからでいいので、やはり何らかの折を見て、親に対して一度は「ありがとう」の言葉を、親の目を見て言える大人になってもらいたいなと思ってる。

親だっていろいろ悩んでる。子供にええ大人になってもらいたいからこそ悩んでるわけ。100%とは言わないが、少しでもそれをわかってくれればいいなと思って今日の記事を書きました。

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投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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