KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2008年3月25日

kimutatsu

たくさん本を読もう!

Posted on: 2008年3月25日(火) 22:12

山田先生の本

ようやく職員室の引っ越しも終わりました。昨年4月からずっとフリーで、
どの学年にも属していなかった僕としてはやっと本拠地ができました。

隣には仲の良い、同じ野球部の前川先生。彼はとっても前向きでして
僕と非常に気が合います。

うちの学年の主任は、上の画像の本をお書きになった山田先生です。
医学部を目指す人にはぜひとも読んでほしい1冊なのです。

本の好きな先生方が多い学年ですから、新中1生徒にはたっくさんの
本を読んでもらおうと思って、いろいろと画策しております。

単に点数を取るだけの教育ではなく、本当の意味での知識人たちを
育てたいなと、我々は考えております。

無論そのためには我々サイドがちゃんと本を読んで、自分のマインドに
肥やしを与え続ける必要があるなと考えているのですね。

東大に何人入れた!というのを喜ぶだけの学年であってはならないし、
そのために何が必要なのかなと日頃から議論を続けております。

気負わず、しかし精力的に、頑張っていこうと思っています。

東大前

他の中学に進む中学生たちにもぜひとも本をたくさん読んでほしいな。
そして自分の可能性をできる限り伸ばしてほしいな。

周囲の大人の皆さんには、塾や予備校ばかりを勧めるのではなくって
「自分が若い時にこういう本を読んだ」という話をしてあげてほしい。

今の若い人たちはなかなか古典を読まないと言われています。
もちろんどのレベルを古典と呼ぶのかはわからないんですけどね。

教科書で『走れメロス』や『友情』や『三四郎』を読んだことがあっても、
書店で文庫本を買って読む人はかなり少なくなっているそうです。

だからおおよそのプロットは知っていても、全体を知らない人が多い。
『友情』の主人公の名前を知らない人も非常に多い。

だから何?と言われればそれまでなんですけどね・・・

本を読んでいろんな人々の考えを知ってほしいし、それを自分のそれと
比べながら、いい方向に成長していってほしいなと思いますね。

読書癖のない人は、最初は好きなジャンルだけでもいいと思うんです。
そのうち興味がわけば、他のジャンルも手を出せばいいのです。

僕の卒論は『ガリバー旅行記』ですが、『ガリバー旅行記』の第3部に
空に浮かぶ「ラピュタ」という国のことが書かれています。

そう!宮崎さんがアニメにした『天空の城ラピュタ』のもとになったのは
『ガリバー旅行記』なんですよね。

そういう話をしたら「じゃあ一度『ガリバー旅行記』を読んでみよう!」と
言って、本当に読んでくれた教え子がいました。

本ってのはそんなふうにして手を出していけばいいのです。

良い本もあれば悪い本もあるかと思います。でも悪い本を読むことも
成長につながります。第一、A君にとって良い本がBさんの良い本とは
限らないわけですから、アマゾンの書評だってアテになりませんよね。

若い間にたくさんの本を読んでほしいし、多くの読書を通じて培われる
知性を大事にしてほしい。そしてそれを次の世代にも伝えてほしい。

・・・と、活字好きの僕は思っているのです。たくさん本を読みましょう!

僕同様に活字を追ってると落ち着くんよね・・・という方は
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(追記)新しい眼鏡を作ったのですが、全く似合っておりません。

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

中学英語ってホント大事よな!

Posted on: 2008年3月25日(火) 14:30

東大駒場

以前も書きましたが、東大文Ⅰに合格したY君が僕に本を返しに来ました。
Y君?誰?という方はこちらをお読みになってくださいね。

個人的に高2から高3に向けてやるべき本を紹介したり、本を貸したりして
さらに本当にやってるかどうかをチェックしたりしていました。

その貸していた本を返しに学校に来てくれたのですが、いよいよ29日に
東京に出発するとのことでした。東京でも頑張ってほしいなと思っています。

彼だけでなくいろんな教え子たちが、3月末から4月上旬にかけて東京へ
いくようです。初めてのひとり暮らしを楽しみにしているようですね。

僕も大学時代はひとり暮らしでしたが、餓死しそうになったこともありました。
4日間をリンゴ1個でしのいだこともありました。懐かしい思い出です。

人間ってのはそういう苦労があって初めて親や周囲の人々に感謝するという
側面もありますからね。それに苦労して初めて知ることもたくさんあります。

彼らの大学生活が順風満帆でないことを(笑)祈っています。

苦労した若い人たちの中から、本当に苦労している国民のために
働いてくれる人が出てくることを願っているのです。

同様にそう思われる方はこちらをよろしく!(愛クリ)

若いうちの苦労は・・・という諺もありますが、不必要なほど苦労しておけば
顔つきも変わってきますしね。のんべんだらりと生きるよりずっといい。

その意味でひとりで海外に行きたいと言っている若い人たちが多くなったのは
僕はいいことじゃないかなと思っております。

桜咲く

中学1年の授業準備をしているのですが、最近の教科書ってなかなか・・・
正直申し上げて教えにくいですなぁ・・・

実生活で使える英語?とかいうものを意識しすぎなんじゃないでしょうか。

4月からONE WORLDという教科書で教えるんですけど、Lesson1の
一番最初のページにあるのがこいつです。

********************

Hello.  I am Akiko.

Please call me Aki.

Nice to meet you.

********************

いきなり命令文と第5文型か・・・でも中1にそんなもんを教える気に
ならないので、とりあえず「覚えよう」と言うしかないな┐( -”-)┌

ちなみに2ページ目の英語は次のとおり。

********************

Hi.  You are Kenta, right?

Yes.

Nice to meet you, Kenta.

Nice to meet you, too, Ms. King.

********************

会話をNaturalにしようとして、逆にUnnaturalにしとるなぁ(>_<)

一緒に文理という会社の『実力練成問題集』ってのを注文しましたので
それで文法を固めながら、教科書を暗唱させようと思っています。

学校の場合は新中問やシリウス、練成問題集など、学校一括採用の
文法問題集がたくさんありますが、個人や塾が書店で買うものがない。

だから学校で2~3冊買って与えることになるのですが、そうなりますと
「与えられた」という感が強く、自分でやってる意識が希薄になります。

逆に与えられないと何もしないというのでは困ったことになりますよね。
勉強ってのは自分から進んでするものですから。

自分で前向きにやった勉強こそが骨肉になるのです。

新しい中学1年生にはそういう話を最初の時間にして、全員が英語を
得意教科にしてもらえるよう、僕も彼らに粘り強く付き合うつもりです。

今は書くべき本がたくさんあるので無理ですが、中1から使える英語の
本をいろいろと考えて、書いていこうと思っています。

中学1年生のみんなへ

難しいことをやる必要は全くありません。中学英語をまずは最初の2年で
徹底的に身につけることを意識することから始めましょう!

そうすれば高校に入ってから楽になります。最初から楽しようと思うべからず。
今やっておいて、後から楽しましょう。そのほうが楽しいですよ(^-^)

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(追記)いや、しかし中学1年生の英語って本当に大事ですね。
     どうやって楽しませるか、いろいろ考えております。

 

 


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