KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2008年7月2日

kimutatsu

学校は生徒が主役

Posted on: 2008年7月2日(水) 23:52

共愛

群馬の共愛学園で撮ってきたこの写真にかなり癒されてる変な木村です。
こういう貼り紙って普通は学校の先生が書いて貼るものです。

生徒会の子らが自分で書いて貼ってるところがいいよね。

以前何期生やったかな、灘に来てから高3の教室を覗いたら教室の前に
貼り紙がしてありましてね。ちょうどセンター試験前やったと思います。

高3の教室なので「東大○人!」とか「センター試験まであと何日!」とか
そういう受験の類かと思いますでしょう?

 

風邪ひかないようにするために、教室に最初に来た人は寒いけど窓を
開けて、換気をよくしてください。みんながんばろう!

 

と、生徒の字で書かれてありましてね。僕は当時、新人だったのですが、
教師ではなく生徒たちが自主的にそういうのをしてることに驚いたものです。

最近は各学校が凄く受験に対して熱心になり、ややもすれば過保護では?
と思えるほど、サービス過剰に陥ることも多いように聞きます。

勉強に関して、教員が前に立って引っ張ることは大事だとは思いますが、
しかしやはり生徒たちが自主的に何かする部分は残しておくことですね。

僕は灘が好きですが、それは灘校新聞の発行も、体育祭や文化祭等の
運営なんかも、全てが生徒主体で行われているということです。

教員たちはむしろサブで、全く関わらない先生もいらっしゃる。

そりゃ失敗すれば大変ですが、それも灘らしくていいやんという部分が
大好きなのです。失敗から学べることだってたくさんありますからね。

学校の主役は生徒たちです。生徒たちが主体性を持って、学校運営に
もっと関われる学校が出てくればいいなと願っています。

それを暖かく見守る教師集団の存在は不可欠です。
しかし、しゃしゃり出るのではなく、あくまでも見守る存在であるべきかと。

僕は学校って勉強にしても部活動にしても、そういう生徒主体の学校が
理想的じゃないかなぁと、現時点では考えております。

その意味で先生が生徒たちを押さえつけるのはちょっと・・・ですね。

先生は先生で自分の夢を追いかけて、生徒たちが「あんな人間になりたい」
と思えるような大人のモデルになることが大事なのです。

言うまでもなく受験のテクニックその他を教えることも大事なんですけど、
それだけではあまりにも薄い教育の場だということになってしまいます。

うちの校長先生は何かにつけて「学校の主役は生徒たち」と言い続けて
いらっしゃるのですが、本当にそう思いますね。

逆に言えば・・・

生徒たち諸君は若いパワーを結集して、変に小さい殻に閉じこもるのでは
なくて、自分たちこそ主役なんだという意識を持って学校を作ることです。

変な権利意識を持つのではないですよ。そういう意味ではない。

「~してもいいですか」と教師に聞くのではなく「~したいので学校、何とか
協力してくれないか」なんてポジティブに前進できる生徒であってほしい。

そういうエネルギーこそが、各学校に求められているんじゃないかなぁと
思っている木村なのです。他の学校の先生方はどう思われますか?

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(追記)親が子どもを育てるときも同じですね。暖かく見守ることです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

発想力と行動力で決まるなぁ

Posted on: 2008年7月2日(水) 18:30

旭屋書店さん
(天王寺MIOにある旭屋書店さんです)

先般ほら、ダイヤモンド経営者倶楽部でいろんな経営者の方々の前で
講演させていただいたって書いたでしょう?大阪のホテルで。

あのうちのお1人が「一緒にいろいろやりたい」と言うてくれはりましてね。
先日その方と(かなり美人の奥様も一緒に)ご飯を食べてきました。

 

発想が面白い!

 

自分では考えもつかないような企画をいくつか・・・ではなく、いくつも!
提案されまして、僕は最初から最後まで圧倒されておりました。

ご自分で会社を設立され、数年後には上場されるとのこと。

ものすごいフットワークの軽さで、今日もその僕との企画を提示しに
東京の出版社まで行っておられます。

先ほどメールが来て「○○社が大変興味を示しました」とのこと。

先日アルクのSさんとも話をしていたのですが、どういうふうに売るか?
ではなく、どういう想いを持って臨むかのほうが大事なんですよね。

おカネを考えると絶対に面白いものはできません。なんだか作為的な
臭いというか、胡散臭さというか、そういうものが見え隠れします。

いろんな人たちにこういう本を読んでほしいとか、こういう方法で勉強して
もらいたいとか、こういう企画で力をつけてほしいとか・・・

そういうメッセージが大事なんだと思うんです。

更に「オモロイ!」という気持ちを前に出して、自分たちが面白がりながら
本を書いたり企画をしたりしていけば、周囲の人たちも面白がる。

自分が作っていて、あるいは書いていて、面白くない教材や本なんてのは
お客さんである読者の方々だって絶対に面白くないですから。

模試にしても何にしてもそうです。編集者や作者のため息が聞こえてくる
ようなものは、よくありません。面白みに欠けます。

僕より年下のその社長さんが思いつかれた企画、聞いた瞬間にもう笑って
しまって(笑)、それはめちゃくちゃ面白いですね!ということになりました。

そのうち発表できると思います。楽しみにしておいてくださいね(^-^)

その社長さん、東大を出てるわけでもないし、学歴が高いわけでもない。
でも何より大切な、「熱くて白けないハート」を持っておられるのです。

やっぱ、そうでないとアカンわなぁ!

きっとその社長さんの会社、上場した後も発展し続ける会社になるだろうと
思いつつ、これからどんなふうに関わっていけるか楽しみにしています。

やっぱり発想力と行動力で決まるなぁ。ほんま、最近そう思いますわ。

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(追記)白けてる人や格好だけつけてる人が成功するわけないわな。
     泥臭くてええねん。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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