先日There is構文の後ろにthe Aとか固有名詞が来るっていう説明をしたら、
勉強熱心な他校の先生方から何通かメールを頂戴しましてね。
そういうのはどこで調べるんですかというメールでした。
僕が調べる場合、いろんな辞書や文法書を調べるのですが、主として武器に
しているのがMichael SwanのPractical English Usageです。
アマゾンはこちら。
ちなみにこの前のThere is構文の箇所にthe Aや固有名詞が来る用法として、
もうひとつこのSwanの本に載ってありますので、紹介しておきますね。
物語の始めに、Long ago, there was a man in a place.とするところをですね、
Long ago, there was this man in a place.とすることがあると。
a manとするよりもimpressiveですよね。今から述べるその登場人物に対して
「この男」という言い方をしたわけです。訳す場合は「ある男」になるんですけど。
うちの学校のALTもこの本を愛用しておりまして、その影響もあり、結構多くの
先生方が使っておられるようです。
今の中1に採用するのを『ロイヤル英文法』にするか、この本にするか考え中
でしてね。まぁ、全部英語で説明が為されているので、一括採用は無理かなぁ。
無理なことないか。それまでに読めるようにしておいてやればいいだけのこと。
で、この本には日本語版もあるのですが、あまりお勧めではありません。
日本語版はこちらです。僕はこれも持っているのですがあまり良くない。
英文法の本が英語で書いてあるからいいのです。しかも英語版の説明ですが
かなり平易な英語で書かれてあって、非常に読みやすいです。
日本語で説明してあるものを買うなら、『ロイヤル英文法』でいいと思うけどな。
というわけで、SwanのPractical English Usage、英語を勉強されてる皆さんは
一度手にとって見られてはどうでしょうか。
僕は暇つぶしに読んでいることが多いのですが、新しい発見が結構あります。
生徒に説明するときにこうすればいいのか、という発見が多いですね。
というわけで、本のご紹介をさせていただきました。
英語の本の紹介、これからも宜しく!と思われる方は
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(追記)以前の回生には江川さんの本を一括採用したんですけどね。
ええ本なんやけど、調べにくいんよなぁ。