KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2009年3月

kimutatsu

気迫と信念を持って生きよう!

Posted on: 2009年3月15日(日) 21:33

東京大学

今日のようにものすごく忙しいのにグラウンドにいて、私学大会の世話をし、
帰ってからクタクタなのに採点しなければならないので仮眠も取れない・・・

という日には、若いときからこんだけ頑張ってたら全然違う人生やったかも
しれんなと思うことが多い、45歳の木村です。

まぁ、45歳だったら人生まだまだこれからやから、頑張ろうと思う。

まして18歳や19歳なんて人生始まったばかりや。自分の人生の方向は、
仮に間違ったなと思っても、いくらでもやり直しがきくのですぞ。

どうしてそんなことをのっけから書くかと申しますと、似たような2つのコメント
を頂戴したからなんです。皆さん、このご両名にどう回答されますか。

*****************************

こんばんは!はじめましてキムタツ先生!ブログ毎日楽しみにしています!
僕は先日、地元の国公立大学を受験しました。結果は不合格でした。
後期も受験します!頑張りたいです!

後期も失敗したら、親はセンター利用で受かった県内の私大に行けと
言っています。でも僕は浪人して、来年挑戦したいんです!

親を説得しているのですが、浪人は絶対ダメと言います。
親は僕が浪人することが恥ずかしいことだと思っているそうです。

近所の人に噂されるのが、嫌みたいです。僕はその私大に行きたくない
です。今年、行かないなら来年はお金出さないからなとも言っています。

後期がもう少しで始まるのに悩んで勉強に集中できません。
本当に困ってます。キムタツ先生に何かアドバイスいただきたいです。

*******************************

キムタツ先生、こんにちは。先生のブログは毎日拝見しており、先生の
言葉には度々励まされました。

キムタツ先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

私は現役時は私大志望で、浪人してから、東大志望に変えたのですが、
結果はMARCHには合格したものの、東大早慶は全滅でした。

しかし私はどうしても東大に行きたいと思っているので、二浪する覚悟
でいるんですが、両親は「あなたには才能がないんだから諦めなさい。
それに女の子なのに二浪なんて、就職の際も不利になるし。

とにかく絶対だめだ。」…と言います。

両親の意見も理解出来ないわけではないのですが、私は東大でどうし
ても学びたいものを見つけたので、もう一年だけ頑張りたいんです。

なので、東大を目指す場合、仮面浪人をして独学で目指す事になるの
ですが、先生はどう思いますか?
もし時間があれば先生の意見を聞かせて下さい。お願いします。

イマキチ先生のデスク

こういう質問が多い。最初のは男の子で、2つ目が女の子なのですが、およそ
似たような境遇にあるお二人なので、合わせて僕なりの回答をします。

両親とも死去して思うことは、もっと親孝行しとけばよかったなということです。

それと、親父ともっと男について、人生について、そして倒産したときのことに
ついて、話しておけばよかったなということです。

諸君には親孝行してもらいたいなと思うし、将来親が君たちのことを人さまに
誇れるような、そういう息子や娘に成長してもらいたいと願っています。

が・・・

だからと言って、親が望むとおりの人生を歩く必要はない。

親が望むとおりの人生を歩むことと親孝行することとは、全く別次元の話や。

君たちが生きているその人生は親の人生とはまったく違う、君たち自身の
人生に他ならない。相談するのはもちろんとしても、服従する必要はない。

親は親で頑張って生きて、自分の人生を充実させようと思ってる。

君たちからすれば、自分の親の人生を見て、もっとこうすればいいのにと思う
こともあるかもしれん。が、しかし親は親で一生懸命に生きてるのだ。

いろんな人生の場面で悩み苦しみながら生きているのである。そりゃ君らが
大人になればわかるが、大人には大人にしか、親には親にしかわからない
悩みや苦しみがある。それと闘いながら、自分の人生を生きているんだ。

君たちはまだ人生始まって、たかが18年や19年しか経ってない。
ほとんどの経験が初体験だから、親や先生に相談することもあるやろうな。

しかしその親や先生だって、自分の人生1回しか経験がない!
つまり僕を例に出すと、この45歳という人生のステージは初体験なんやな。

だから自分の息子や娘にこうあってほしいという親の願いだって、もしかしたら
何か間違っていることもあるかもしれん。そりゃわからんのだよ、君。

一様に親は自分の子供に幸せになってもらいたいと願ってる。
しかし自分の子供がどうなれば幸せになるか、自分にだってわからんのだ。

だからなんとなく幸せになりそうな「いい学校に行く」とか「いい会社に入る」
とか、そういう「幸せになる可能性が高そうな選択肢」を選んでほしいのだ。

でも実際、東大に入ったけど、一人暮らしに馴染めずに退学した人もいる。
大企業に入ったが、仕事がきつくてMental Diseasesにかかる人だっている。

人生どうなるかわからんのだ。

諫言

だから大学や学部を選択する段階にせよ、後に愛する人ができて、その人と
結婚する段階にせよ、君たちに考えておいてほしいことを1つ書きます。

それは・・・

自分が死ぬ時になって、「あのときに親の言うことに従って、自分のやりたい
ことを放棄したけど、まぁそれはそれでよかったな」と思えるならば、別に悩む
必要はまったくないと思う。親の言うことを聞いて、喜ばせてあげればいい。

しかし今際の際に「親の言うことに従ったが、やはり東大に行きたかったな」
とか「親に反対されたから、あの夢を放棄したが、やっぱりやりたかったなぁ」
なんて思う可能性があるのであれば、それはこだわるべきだとしか言えん。

だって今生きている人生は、他の誰のものでもない、君自身の人生であって
親の人生でも教員の人生でもない。親や教員はアドバイザーに過ぎないのだ。

それに他のコメントにもあったが、「お前は才能がない」とか「浪人しても東大
なんて無理だ」なんて言われてメゲテいる人がいたが、とんでもない話だ。

その程度のことを人に言われてメゲテるようじゃ、君の夢は絶対叶わない。

誰に何を言われても、信念を持って生きることが大事なんだ。

今はまだ成功してないから、その程度ですんでるが、しかしその後がんばって
成功したら成功したでやっかまれる。嫉妬されて叩かれる。そんなことばかり。

それでも笑いながら「まだまだこれからですわ」と前を向いて生きるから、また
その人は成功に向かうんだ。人生ってのはそういうふうになっとるんだ。

その途中で神様が試練を与える。必ず。

でもまた笑いながら歩く。その繰り返しこそが人生なんや。

世間体なんてどうでもいい。誰に何を言われてもいい。カネがないと言われる
なら、親から借りといて、入学してからバイトして全額返せばいいじゃないか。

人生ってのはな、自分が生きたいと願うんだったら、強く強く願うんだったら、
気迫と信念を持って生きればいいのだ。それが全てなのだ。

相談してくれたご両名に聞きたいのは、君たちが望んでいることってのが、
心の底から望んでいることなのか、「できれば」程度なのかってことだ。

本当に望んでいることなのであれば、親を説得して、自分の人生を生きれば
いいし、親も君たちが本当に望んでいることを叶えてやりたいと思うはずだ。

最後にもう一度書くが、いまわれわれが生きている人生は他の誰のものでも
ない。誰に遠慮することのない自分自身の人生を、精一杯生きろ!

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(追記)ただし他人に迷惑をかける生き方はあかんけどな。
     「自分の人生」と「社会」との折り合いをつけながら
     生きることも、これまた大事なのだ。

 
    


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

ジュンク堂書店新宿さん
(ジュンク堂書店新宿店さん)

昨夜遅くに東京横浜ツアーから戻って参りました。本当は、全ての書店さんに
ご挨拶してまわりたいぐらいですが、時間の関係上、4店に参りました。

上の画像はジュンク堂書店新宿店さんです。キムタツフェアをやってくださり
ありがとうございます。キムタツフェアと言っても、僕が選んだ英語の問題集
50点を展示してくださっているので、僕の本だけではありません。

いいものはいい!ということで。

紀伊國屋書店新宿南店さん
(紀伊國屋書店新宿南店さん)

こちらは紀伊國屋書店新宿南店さんです。エンド1面を使って下さっていまして
こんな感じでやってくださっています。

有隣堂本店さん
(有隣堂本店さん)

こちらは有隣堂本店さんです。いつも本当にお世話になっている書店さんで、
僕のサイン色紙が何枚も展示されていました。感謝申し上げます。

しかもこちらの書店さんで、担当O平さんに「面白い本があったので・・・」と!
なんと本をプレゼントしていただきました。英語の本ですが、また紹介します。

ありがとうございましたm(_ _)m

あ、そういえば・・・

先日、『ジーニアス英和和英辞典』を出している大修館の営業の方が本校まで
ご挨拶に来られ、『ジーニアス英単語2200』が関西で売れ出したとのこと。

聞いてみると、キムタツフェアをやっている書店さんで少し売れてるということ。
それで、僕がその本をお勧め50冊に選んだお礼にいらっしゃったのですね。

そういうことって大事ですねぇ。大修館さん、頑張って下さい!(^-^)

有隣堂横浜西口店さん
(有隣堂横浜西口店さん)

最後に有隣堂横浜西口店さんにお邪魔しました。正直、感動いたしました。
上のポップもそうなのですが・・・こちらをご覧下さい!

横浜西口店さん
(有隣堂横浜西口店さん)

わかります?これ、出版社の方が「売ろう」と思って作ったんじゃないんですよ。
書店さんが手作りで作ってくださってるんです!あり得ない!凄い!

横浜西口店さん2

「キムタツ堂書店」と書かれた木のように見える看板もそうですし、その下にある
人形も全て手作りなのです。「店長」という名札やハタキもそうです。

横浜西口店さん3

横浜西口店さん4
(有隣堂横浜西口店さん)

こうしていろんな書店さんに応援いただいているのが嬉しくて、帰りは新横浜から
新幹線に乗ったのですが、ビールを飲みながらひとりでウルウルしておりました。

本当にありがたいです。

これに甘えることなく、頑張っていこうと思っております。いろんな方々と協力しな
がら、いい本をたくさん作っていこう!そう心に決めて戻って参りました。

帰りの新幹線で『ユメタン』①が埼玉栄東高でご採用頂いたニュースを聞き
帰ってから茨城高でも『ユメタン』①を採用!と担当の先生から頂戴しました。

これからも頑張っていきます。お世話になった皆さん、本当に感謝いたします。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします!

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(追記)うちの高3生・浪人生も頑張ってくれまして、
     東大に現時点で98名が合格ということです。
     東大以外の受験生もよく頑張ってくれました。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

「らしさ」がなくなって

Posted on: 2009年3月13日(金) 9:21

ユメタン1&2

歌舞伎町のホテルで更新中です。最近は東京ドームホテルではなくって、
かなり安い歌舞伎町のホテルに泊まることにしていましてね。 

場所が場所なので、夜は歌舞伎町近辺を散歩することにしております。

が・・・

環境的には最高ですね(笑)

大好きなお寿司屋さんがあるのですが、ガラが悪い悪い(笑)

ガラが悪いから馴染む馴染む(笑)

奈良県で生まれ育った僕が、今は神戸にいて、かなりオシャレな街なのです
けれども、たまに故郷の明日香村に戻るとリズムが合いますねぇ。

女の人(若い女性はあまりいない)が「われ、何しとんど、よぉ?」なんて言う
てるし、うちの母が嫁いだ時にかなり戸惑ったのもわかる気がする(笑)

いい人たちなんですけどね。口だけは悪い悪い。

でも歌舞伎町って外国人が減ったねぇ。以前は多かったけど。石原さんの
改革が成功したのかなぁ・・・と思っていたら、寿司屋の大将いわく・・・

いや、外国人が減って風紀が良くなった分、景気は悪くなったよ。
あれはこの街にとっては必要悪だったんだと思うな。

歌舞伎町から歌舞伎町「らしさ」がなくなって、お客さんが減ったんですって。
もちろんそれだけが理由なのではないだろうけど。

「らしさ」ってのは面白いもんですね。

男らしさ、女らしさ、受験生らしさ、教師らしさ等等。

考えると不毛な議論になりそうですが、せめて「自分らしさ」ぐらいは考えて
みてもいいかもしれませんね。

さて、今日はいくつかの書店さんに挨拶まわりをします。色んな方々とお会い
するのを楽しみにしております。東京→横浜をまわります。

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(追記)しかし歌舞伎町、朝でも酔っ払ってフラフラしたホストが
     うろうろしてるのが凄いですねぇ。大阪ミナミに似てる。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

お疲れ様でした!

Posted on: 2009年3月12日(木) 23:43

小川の風景 

私大でまだ募集をするところが少しありますが、2009年度の大学入試は
終わりました。受験生の皆さんはお疲れさんでした(^-^)

力を出し切って第1志望に合格した人、そうじゃない大学に合格した人、
そして合格できなかった人・・・いろいろいますが、とにかく闘った。

おつかれさん( ^^) _旦~~

『蛍雪時代』にも書いたけど、第1志望の人が現時点ではハピエストなのは
間違いないんやけどね。でも長い人生ではどうなるかわからんよ。

あのときに浪人したから今の自分がある!

そう言えるように頑張れば、どこにも合格できなかった人でも、この不合格
は決して失敗なんかやないねん。そんな人、いっぱいおるんやで。

逆にあのときあまり勉強せんかったのに第1志望に合格してしもたもんや
から、結果的にはあまり良くない人生を送った、なんて人もおるわなぁ。

落ちた人は落ちたなりに後悔し、それを次へのパワー源にすりゃええわ。

とにかくすべての受験生諸君、お疲れ様でした!よかったらたまにはこの
ブログを見てもらえたら嬉しいなぁ(^◇^)

来年の受験生諸君はいよいよスタートやな。今年1年、がんばるんやで!

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(追記)僕も19歳のときに浪人してよかったなと思っています。
     あれがなかったら、人生なめてたかもしれん。

 


kimutatsu

狼煙を上げよ!

Posted on: 2009年3月11日(水) 15:55

ジュンク堂書店大阪本店さん1 
(ジュンク堂書店大阪本店さんのキムタツフェアの様子ですが
なんと棚2枚使っての展開は凄いですね。ありがたい話です。)

昨日はジュンク堂書店大阪本店さんに赴き、福嶋店長とN社酒井さんと一緒に
晩御飯を食べて参りました。とっても楽しい話で盛り上がりました。

福嶋店長は2年ほど前までジュンク堂書店池袋店にいらっしゃったので、そこで
何度かお会いしていたのですが、ゆっくりお話しするのは初めてでした。

ご自身でも数冊の本を出版されているし、以前は劇団に入っていらっしゃったり
とにかく面白い方で、お話にどんどん引き込まれていきました。

僕らは子供の頃から書物があり、途中でネットが入ってきたのですが、中には
今の子供たちは先ずネットがあって、途中から書物が入ってきた子もいる。

その中で、これからの書店はどうあるべきかとか、出版社はどうあるべきか等、
あるいは活字のあり方について、かなり盛り上がりました。

今から数十年経って、全ての本がネットで読めるようになったとしても、紙の本
は残していけるシステムを作らないとあきませんねという話になりました。

既存のメディア以外のメディアがこれからもおそらく出てきます。

しかし紙だからこそできる何かを考えて、残していきたいよねという話になった。
単に紙の本に対する郷愁だけではなくて。

皆さんはいかが思われますか。即物的に考えると、もしかしたら紙の本は不要
だと仰る方もいらっしゃるかもしれません。紙の辞書などもそうですね。

いろいろと考えながら帰って参りました。

ジュンク堂書店大阪本店さん2

非常に多くの合格報告ありがとう!合格した人は4月から新しい環境で頑張る
ことです。新しい環境で、新しい友達と、新しい気持ちでまた生きていこう。

不合格になった人たちで、すでに浪人が決定した人たちは、ウダウダ言うてて
もしょうがないんだから、気持ちを切り替えて今から頑張らないとあかん。

1年後の入試に向けて、4月からではなく、今から頑張ることです。

さて、後期日程が残っている人に対して今日は記事を書きます。後期日程って
定員が少ないし、更に言えば落ちた直後だし、弱気になりがちだと思うんです。

でも条件はみんな一緒ですからね。

センター試験であまり取れなかった人なんかだと、特に弱気になるやろうけど、
しかし後期に関してはほとんど条件は一緒やと思うなぁ。

大学によってはセンターと二次の比率が公表されているものの、実際のところ
後期に関してはまったくセンターの点数を加味しないのではないか?という噂
がある大学だってある。

福嶋店長と
(ジュンク堂大阪本店の福嶋店長と)

一番ダメなのは、これはずっと言い続けてきていることやけど、何かをする前に
アカンのちゃうかなと思ってしまうことやね。そういう気持ちが起こると失敗する。

明日受験する人たちに言いたいのは、失敗したらどうしようなんて考える暇が
あるのなら、逆転勝利のガッツポーズを決めてる自分をイメージしとかないと。

今日のブログのタイトルを「狼煙を上げよ!」にしたのはそういう意味。

狼煙ってのは、非常時の緊急連絡のために合図をしたり、比ゆ的に重大事を
起こすきっかけとなるような行動を起こし、周囲の気勢を上げたりすることです。

前期で失敗した諸君にとって、現在は非常事態だと思うんです。

でも「絶対に合格してやる」と気勢を上げるために、自分の気持ちの中に狼煙
を上げることが大事なんじゃないかなと思っているのです。

弱気になっている人。それじゃあ無理やな。

やったるで!と強気になっている人は今のまま、ただしミスのないように気を
つけて、試験に臨もう。逆転合格したぞ!という報告を待っております!

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(追記)週末は灘のグラウンドで私学大会が行われます。灘・甲陽・六甲・
     甲南・報徳・仁川・関学・雲雀丘による八私学大会なのです。

 


kimutatsu

相手変われど主変わらず

Posted on: 2009年3月10日(火) 9:38

cherry blossoms

だいたい今日で前期試験の合格発表が出揃いますね。報告待ってますね。
今日は東大や京大の発表がありますね。楽しみにしておりますよ。

本校も現浪合わせて百数十人が東大に、70名強が京大に出願しているよう
ですけれども、さて、何人ぐらいが合格報告をしてくれるか楽しみです。

合格した人はおめでとう!

不合格になった人もめげてないで次を目指して頑張ることやわ。

合格と不合格ってのは両極端なので、まったく別物と思われがちですけれども
長い人生を長い目で見ることができれば、実は合格と不合格って全くの別物
というわけではありません。どちらかといえば紙一重ぐらいなのです。

浪人が確定した人は今年一年遊ばないで、親に感謝しつつ頑張ればよろし。
浪人させてもらえないという人は、社会に出たら金を返す契約を結べばよい。

僕もそうした。というより、僕はもっと悲惨やったけど。まぁそれはまた書く。

このブログ、例えば昨日のアクセス数が13000アクセスぐらいなんですけど、
前期試験の発表が終わるとドーンとその数字が一時的に落ちるんです。

4月なんて3000とか4000とかしかない。

つまり僕のブログから合格した人たちが引退していくんですね。一種の卒業
みたいなもんかなぁと毎年思ってるんです。どんどん旅立っていきます。

nature

僕のほうは「相手変われど主変わらず」でして、また新しい高3生や受験への
意識を高く持ってる高1高2生に対して、メッセージを発信し続けることになる。

われわれ教員の仕事ってのは、だいたいこのブログみたいなものだ。

生徒たちが卒業していき、また中1や高1の担任をし、また6年前や3年前と
同じようなことを言いながら、生徒たちと一緒に成長していくのです。

たぶんこれを読んでくれてる先生方なら頷いてくれると思います。ですよね?

合格した人はどんどんこのブログから卒業していってください。寂しい気もしま
すけれども、しかしいつまでも受験にぶら下がっているのは良くない。

大学では受験とは関係のない、新しいことをしましょう!

それと保護者の方々はよければ卒業後もお付き合い下さい(笑)。

行く大学が決まってこのブログ卒業していく人はおめでとう。新しいステージで
頑張って下さい。浪人が決まっちゃった人は、あと1年だけお付き合い下さい。

卒業していく人もたまには顔を見せて下さいね。コメントをくださった人のことは
覚えています。大学でも頑張ってるよというコメントを下さいね(-^〇^-)。

合格おめでとう!

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(追記)誤解があったみたいですみません。今日の18時ぐらいに
     ジュンク堂書店大阪店に参りますが、今日がイベントではありません。
     今日は店長とその打ち合わせをするだけです。すみません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

もちつもたれつ

Posted on: 2009年3月9日(月) 17:14

ありがとうin Hida

たくさんの受験生から「合格しました!!」という報告が入ってきております。
合格おめでとう!人生これからやね。大学でもしっかり頑張ろう!

それと大学名も胸を張って書き込もうよ。これから自分が通う大学なんや。
仮に第1志望でない大学であっても、縁のあった大学なんやからな。

ちゃんとそこで勉強するぞという宣言をしよう。

合格しましたというコメントを見てるとモチベーションが上がるね。ちょっと
呆け気味やなと思ってるときでも、人の成功したのを見てると嬉しくなる。

よし、俺もがんばらなな!と思える。

このブログには助けられたと書いてくれる受験生もいて、それは嬉しいが、
逆に「合格しました」というコメントに、僕が救われることも多々ある。

もちつもたれつ・・・やなぁ。

明日は東大や京大の合格発表がある。これも楽しみにしてる。

僕の本を使ってくれた受験生や、このブログを見ていてくれてる受験生が、
こうして合格していくのは、自分の教え子が巣立っていくのと同様に嬉しい。

そしてその「合格した!」が、来年の受験生たちのモチベーションを上げる
ツールとしても役立つことになる。

不合格になった人は後期で頑張るしかない。全部終わったわけじゃない。
まだ諦めるのは早すぎる。人生、何が起こるかわからへんよ。

というわけで、報告待ってます。よろしく!

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(追記)明日の夕方、ジュンク堂書店大阪本店に参ります。
     なにかイベントやろうかという話になっております。

 

 


kimutatsu

センター試験について思う

Posted on: 2009年3月8日(日) 20:50

東大安田講堂

ソノダバンドってご存知でしょうか?東大生だけのインストバンドなんですけど、
灘の57回生の園田や59回生の橋本など、僕の教え子が頑張ってるのです。

今日、園田からメールが来て、16日になんと神戸の老舗ライブハウスである
チキンジョージでライブをするということ!いいなぁ、羨ましいなぁ!(^O^)

というわけで、関西にお住みの方で興味のある方は行かれてはどうでしょう。

ちなみにT-SQUAREのドラマー坂東慧もゲストで出演!ということです。

いや、教え子が頑張っているのは嬉しいものです。僕もガンバロ。

ちなみに橋本はベネッセのCMで縄跳びしてた(笑)。園田は野球部時代に
チャンスに滅法強い、恐怖の5番バッターでした。ファーストを守ってた。

僕のほうは、教え子がチキンジョージに出演と聞いて、嬉しくてたまらなくて、
ところがその日は野球部の顧問会議があるので行けない(>_<)。

というわけで、せめてと思ってブログで紹介させていただきます。

ユメタン1&2

今日は九州大学などで合格発表がありましたね。九州の皆さんはどうだった
のでしょうか。よかったら報告を待っておりますので、よろしくお願いします。

以前、お世話になっている有隣堂本店のOさんからのメールに、センター試験
の対策本はあまり売れていないと書かれてありました。

たぶん学校で対策を綿密にすることが多いから、自分ではやらないのかも
しれませんね。学校の先生方のセンター試験に対する意識が高いということ
なんでしょう。僕はそれは非常にいいことやと思っています。

生徒たちの国公立大学の合格率を上げようと思ったら、とにかくセンター試験
では失敗させないように、基礎力をがっちり固めてしまうことです。

で、その姿勢が二次試験のような難しい問題を解く能力につながるわけでして
その意味でセンターに対する意識が高くなったのはいいことやと思います。

が・・・

しかしセンター試験で高得点が取れれば、ほとんど合格できるという大学も、
実はかなり増えてきております。センターでほとんど合否が決まる。

ところが一方、大学に入学してくる生徒たちの学力が何年か前に比べますと
落ちてきているというニュースも耳にします。

僕はいつも学校の先生方対象の講演会では言うてることですが、東大への
合格者を増やす為に、僕は英語の指導をしているわけではありません。

東大であれ、京大であれ、何大であれ、生徒たちがどういう方向に進もうとも
それに対応できる、海外でも生きていける英語力を培うためなのです。

ところがセンター試験で高得点が取れさえすれば(それはそれで非常に素晴
らしい学力が身に付いたことにはなるが)合格できる国公立大が増えている
というのは、ちょっとどうなのかなぁと思わざるを得ないのですね。

そもそも共通一次試験が始まったときの目的って、僕は明確には知らないが
全教科全科目をちゃんと勉強させようということだったのではないのかなぁと
思うんです。当時は全受験生に英数国理2社2が課されていました。

1000点満点だったのです。

そういった基礎力が全般的に身に付いたうえで、個別に見たい教科について
二次試験で、マーク式ではない試験で、力を試そうということだったのではない
かなと思うんです。違ったらごめんなさい。

ところが二次試験の力が多少なくっても、センター試験さえ取れれば合格が
ゲットできる大学が増えているというのは、少子化という現状で1人でも多くの
学生を入学させたい意図があるのは承知としても、どうなのかなぁと。

私大に至ってはセンター方式という形で、センター試験の点数だけで合格を
出すところもたくさんあります。これも経営戦略の1つではあるのですが。

さらに受験生のほうもセンターだけで合格がもらえるんだから楽ですよね。

私大の場合ですと、入試を作る手間やコストがかからないセンター試験だけで
学生がゲットできるわけですから、これからもさらに増えてくると思うなぁ。

ユメタン2

これからの日本を立て直すためには、やはり優秀な若い人たちがどんどん
出てきて、いろんな場面や場所で活躍してくれることが必須だと思うんです。

だけど一番頭の柔らかい時期に、別にセンター試験が悪いとは言わないが、
ちゃんと自分の意見を論述する必要のない、4択で選ぶだけの試験に集中し
それで難関をクリアできた若者が増えてくるのはどうなんでしょうね。

19歳以後の人生って、選択肢がない問題ばかりじゃないですか。

場合によっては、正解のない問題だっていっぱいあるじゃない?

僕はやはり取り手(大学)も受け手(受験生)もシンドイことになるかもしれんが
ちゃんと自分の意見をしっかりと書く試験で合否を決定するシステムがないと
ダメなんじゃないかなぁと思っているのです。

例えばセンター試験を単なる資格試験にしてしまうとかね。

英語250、数学200、国語200、理科100、社会100の850点のうちで、
まぁ600点ぐらいも取れれば「大学を受験できる資格」をゲットできると。

あるいは各教科60%以上取れれば、その資格をゲットできることにすると。
そうすればどの教科も勉強しなければならないということになります。

そしてそのセンター試験の点数は二次試験には加算されないとする。

そうして二次試験の点数だけで合格者を選ぶ!

というふうにしたら、センターで足切られたから、英語も数学も得意なのに将来
有望な人材が行きたい大学に進めない・・・なんてことは激減するよね。

そんなことになったらセンター試験対策の僕の本も売れなくなるやろうけれど
でもそのほうが結果的には優秀な人材が育ちそうな気がするんですけどね。

将来の日本にとっては、そのほうがいいように思うんやけどな。

皆さんはどう思われますか?

現状のセンター試験の使われ方を考えると、僕はセンター反対論者でして、
二次試験を重視するシステムにすべきなんじゃないかなと考えているのです。

各教科や科目の基本的な力を見るのであれば、もっともっとセンター試験を
簡単にして、その代わりに資格試験にするというのが僕の考えなんです。

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(追記)週末は東京に行って、書店さんに挨拶をしてまわります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

合格おめでとう!

Posted on: 2009年3月7日(土) 9:47

桜咲く!

昨日あたりから国公立大学の発表が始まりました。合格の報告をくれた方々、
おめでとうございます。いよいよ始まりますね。本当におめでとうございます。

今日は試合があるので、今から出かけますが、報告を待っていますね。

下宿探しとかいろいろとやらないといかんこともあり、合格の後もバタバタする
かもしれませんが、どちらかといえば嬉しいバタバタですよね(-^〇^-)。

というわけで、合格した人は次のステージに向けて、また歩き出して下さいね。
本当に合格おめでとう!受験勉強、お疲れさまでした。

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(追記)『ユメタン②国公立大2次・難関私立大レベル』にご協力くださった
     先生方からメールがどんどん届いております。
     こちらこそありがとうございましたm(_ _)m

 


kimutatsu

『ユメタン』に関するメール

Posted on: 2009年3月6日(金) 12:07

KATO先生の本棚 

『ユメタン②国公立大2次・難関私立大レベル』ですが、おかげさまで好評いただ
いております。本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

でも買うだけではダメなので、使用法に従って何度も反復し、このレベルの単語を
完全に覚えてほしいと思います。CDもちゃんと使って下さい。

全国の先生方からいろんなメールを頂戴しております。いくつか紹介します。

*******************************

こんにちは、●●学園高校の○○です。

(中略)さて。
ユメタン②の完成および発行、おめでとうございます!
今日手に入りました。
職員室の机上の目立つところに置いてアピール?しています。
来年度は1年生の特別選抜クラスを担当することが決まりましたので、
なんとか①から使わせたいと思い、教科主任を説得中です。
*******************************

ありがたいですねぇ。ホントにありがとうございますm(_ _)m

次は実際に『ユメタン①』を使ってくださっている学校の先生からのメールです。

*******************************

こんにちは。
●●高校の◎◎です。
冬休みから『ユメタン①』を使い始め、ちょうど今週で1周しました。

最初は一週間に100は無理だ…という声もあるにはあったのですが、
やがてはそんなものかと多くの生徒も思ってくれたようです。
あらかじめ配った予定表に沿って、授業時間を使ってテストしました。
不合格の生徒は改めてやり直しさせました。

「確かに語彙力がついた実感がある」
「それでも忘れるけど覚えやすい」
「おかげで前より長文が読めるようになった」

という声が聞こえてきています。
CDを使うことの大切さを熱く語れたことなどはとてもよかったと思います。

(中略)

予定としては『ユメタン①』をもう1周したいと思いますが、
希望する生徒も多数いるようなので、
『ユメタン②』も購入し、春休み前に持たせようと思います。

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他にもいろんな先生方からありがたい声を頂戴しております。感謝感激です。
きっとアルクの編集担当もえちゃんも感動していることと思います。

次の『ユメタン③超難関大学レベル』は5月に出します。

さらに良い本を作っていこうと思っております。そのためにも先生方の声を謙虚に
受けとめて、それを吸収していこうと思っております。

『ユメタン』を手にとって下さった生徒たち、あるいは社会人の方々が、「英単語に
関しては自信がある!」と胸を張って下さることを願っております。

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(追記)『ユメジュク』も作ってくれという声を頂戴しておりますが、
     頑張って年内には作ります。夏休みに頑張る予定です。

   


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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