KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2009年10月30日

kimutatsu

いつまで経ってもまだまだこれから

Posted on: 2009年10月30日(金) 23:54

ダイエーの薬局

2年1組の学級閉鎖がやっと解けたと思ったら、今日から2年4組が閉鎖に。
まぁしょうがないな。11名も休んでいたら閉鎖にせざるを得ない。

せざるを得ないが、3日の公式戦、選手たちは間に合うのか???

4組でベンチ入りする選手たちには、今日の夕方に背番号を送りました。

2日まで閉鎖。3日から公式戦。練習すらできんがな・・・

どこも似たような状況とはいえ、最後は前日にフォーメーションプレーの練習
だけでもやっておきたかったなぁ。しょうがないか。前向きにいこう。

インフルエンザにかかった生徒たちは重くならないように気をつけてほしい。
そしてまた来週、元気な顔を見せてもらいたい。

加藤先生のデスク

最近はまたリスニングの勉強をしなおしているのですが、アルクのヒアリング
マラソンをやっていて、あれ?という箇所が出てくると悔しいもんですね。

毎日3時間という長い時間はできないにしても、原稿を書きながら、あるいは
何か作業をしながら、英語をできる限りインプットしようとしております。

この悔しさは長いこと忘れていたものだ。大事にせねばならぬ。

自分の知らないことを言われて怒る人は成長できないと、浪人時代に駿台予
備校京都校で表三郎先生が授業中に仰って、なるほどと思ったものです。

自分より上手くいっている人を見て、あいつは大したことないと批判する人は
要するにその人よりも自分のほうが下だと認めたのと同じだとも。

僕の場合は、自分で「僕は大したことない」と自己批判しているぐらいなので、
他の人を見て「あれは大したことない」なんて、絶対に言えないし、言わない。

時として「謙遜しすぎ」と批判されることもある。

でもそれはたぶん表先生の言葉がいまだに頭から抜けないからだと思う。

ヒアリングマラソンをやりながら、「やっぱり大したことないな」と思いつつも、
ちゃんとそういうふうに思える自分を嬉しく思ったりもします。

ちくさ正文館さん

明日は朝から東京に行きます。

日本中の様々な書店さんで「キムタツが選んだ英語問題集ベスト50」という
フェアをやってくださるんだそうです。

ありがたい。

学校の教員から見た「ベスト50」を発表してほしいと依頼を受けて・・・

ありがたいが、実は困ってる。

いや、去年も選んだ。選んだが、去年より今年はさらに増えてるでしょう?

問題集の数が。

僕は世間に出ているほとんど全ての英語の問題集を買って、ほとんど目を通
していると自負してるけど、「うまく作ってあるな」と思うものが多い。

自分の書いた本が小さく見えるものもあり、こりゃ素直に俺のを外してこの本
を選ぼう・・・なんて感じで選定しているんですが・・・

50冊は少なかろう?

単語集だけで、ぱっと手にとった「ベスト5」を書いてみると・・・

●ユメタン
●キクタン
●システム英単語(ただしCDを付けるという条件つき)
●ジーニアス2200 or ターゲット1900(同上)
●単語王(同上)

単語だけで6冊ということになると、50冊がいかに少ないかがわかると思う。
そこにきて、自分の本だけで20冊以上ある。

自分の本の紹介だけで終わるとなると、こりゃフェアが成立しないし、おそらく
読者のみんなもキムタツ本だけのフェアなんて面白くもなんともなかろ。

安河内先生の本も竹岡先生の本も中澤先生の本も大矢先生の本も入れて
使用時期や使用方法を解説すれば、かなり役に立つフェアになる。

でしょう?

明日は昼からアルクの本社に缶詰になって、数十冊の問題集と戦いますわ。

まだ発展途上の自分にこういうフェアを任せて頂ける幸せを噛み締めつつ、
先生方が魂を込めて書かれた本をじっくり拝読して参ります。

 

(追記)中学1年から高校3年までを意識して選ぼうと思っております。
     そうなるとこの本は外せんなぁ・・・とかさっきからやっとります。

 


kimutatsu

智貴免禍

Posted on: 2009年10月30日(金) 12:43

高山西高校の先生方と
(授業見学にいらっしゃった高山西高校の先生方と)

昨日は授業が4コマで終わりでした。というのも2人の先生が欠勤なさったので。
うちの学校は先生が休むと、自習にせず、時間割を組み替えるのです。

6時間授業で2名がお休みになったので、朝から時間割担当の先生が走り回り
中2の授業を各クラス4限にしてくれた。おかげで生徒も教師も半ドンでした。

とはいえ、教員のほうはやることが山積みですので、適当な時間までいました。
帰ってもいいんだけど、こういうときこそ仕事をしとかないと。

ユメタンの新しいバージョンが11月末日に全国の書店さんに並ぶそうです。

今回数百名の先生方にご意見を伺いました。アンケートにご協力くださいました
先生方には、厚くお礼申し上げます。

その中にこういう返事がありました。

東京のある公立高校の先生からのメールです。2年連続で採用くださった学校
の先生なのです。

******************************

木村先生、

こんばんは。アンケートの回答遅くなりましたが、よろしくお願いします。

昨日、生徒達に「ユメタン」を配りました。その際、職員室まで学習係に取りに
来させたのですが、その時にたまたま通りかかったユメタン2を使用している
3年生(●●先生の学年)の1人が1年生に、「ユメタン、すごくいいよー。頑張
りな。」と、声をかけていました。

使用している生徒が、こんなふうに下級生に話してくれるなんて、とても嬉しい
気持ちになりました!!ユメタン、評判が良いです!

*******************************

生徒が教員を信頼してこその教育効果だと思うんです。いくらいい授業をしても、
いい教材を使っても、教員に対する信頼がないと、絶対にうまくいかない。

これは家庭においても同じです。

この学校の先生方が、生徒たちに信頼されている証拠やなと思い、とても嬉しく
なりました。学校ってのはこうでないとダメですね。

とても心温まるエピソードを、山﨑先生、ありがとうございました。

この先生の生徒さんたちが『ユメタン』を頑張って、「単語には自信がある!」と胸
を張り、自分が志望する大学の志望する学部に進まれますことを祈念します。

僕も多少『ドラゴン桜』に関わっておりますが、確かに成績のよくない生徒を東大
などに進ませる指導ってのは、目立ちますし、ヒロイックで面白いと思います。

しかしそれが本当の智とは思えない。

成績のダメな生徒を立て直すよりも、生徒たちの成績が悪くならないように、毎日
ちょっとずつでも生徒たちに関わる先生方の指導こそが智なのです。

極めて地味ではありますが、そういう地道な努力のできる先生、派手なことをせ
ずとも、毎日の指導(部活動含む)を熱心に行う先生、そういう先生方こそが、
生徒たちからの信頼を得て、効果的な教育を行うことができるのだと信じています。

 

(追記)今年、名刺を頂戴した先生方の数が数百名にのぼりまして、
     とりあえず年賀状が500枚では足りなくなりました。
     嬉しい悲鳴です。

 
 


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